チシャトウを翡翠のように輝かせるにはしっかりとした下処理が大切!!
どもども板前ちっぴぃです。
チシャトウの旬は冬で11月頃~2月中旬頃まで
以前は、おせちなどでよく使われていましたが、最近あまり目にする機会が減ってしまいました。
そもそもチシャトウ(漢字で書くと萵苣薹)って?
他に茎レタスなんて呼ばれたりします。
チシャトウを割いて乾燥させたものが山くらげ。
最近あまり目にする機会が、減ってしまったチシャトウですが
しっかりとした下処理をすることで、翡翠のような輝きを放つ西京漬けや、粕漬けを作れるんです。
透明感のある輝きを放つ醤油漬けなんかもう最高です。
そこで今回!
※左奥醤油漬け、右奥が西京漬け、手前粕漬け
チシャトウ/下処理/下ごしらえ
1 チシャトウをしっかりと洗い、太い茎以外の葉などを取り除く。
2 太い茎の部分を4~5cm(用途に合った好み長さ)ほどの長さに切る。
3 皮付近が硬いので、白い筋のようなものが、剥き終えたチシャトウに残らないように、厚めに皮を剥く。
コツ!ポイント!
※白い筋のようなものが残ってしまうと、食べたとき歯に残ったり、食感や仕上がりが悪くなってしまうので、綺麗に剥き取る。
※一度に剥ききれなくても、あとから剥けばよい。全体を薄く桂剥きしなくても、仕上がりの形が盛り付けた際に、影響しなければ白い部分のみ取り除く。
4 鍋に水と塩少々入れ火にかけ、沸いたらチシャトウを入れ3~5分(太さや好みなど色々な状況があると思いますので好みに合わせて調整してください)程度火にかける。
コツ!ポイント!
※その他のやり方として、チシャトウを火にかけず、立て塩に漬けてその後漬けるやり方もあるが、
食感、漬かり具合もそうですが、翡翠のような綺麗な仕上がりにするには経験上、一度茹で色を出した方が、良いと考えているので、一度火にかけることをオススメ致します。
どちらが間違っているという訳ではないので、好みに合わせてお試しください。
5 茹でて鮮やかな、透明感のある緑色になったチシャトウを盆ザルなどに乗せ、軽く塩をふりしっかりと冷ます。
コツ!ポイント!
※その他のやり方として、氷水に一度落とし冷ますやり方もありますが経験上、盆ザルに乗せ軽く塩をふることで、色も出て余分な水気も切れるので、盆ザルに乗せ冷ます方法をオススメ致します。
風を当て早く冷ます方法もありますので、好みに合わせてお試しください。
※盆ザルに乗せ冷ます方法の良い点は他にもあり、冷ましていると
取りきったと思っていた白い筋のような部分が、ハッキリと目視出来るようになるので残っているようなら丁寧に取り除く。
下処理/下ごしらえの完成
チシャトウ(茎レタス)は皮が硬く、下処理に少し手間がかかってしまいますが、
仕上がり良く綺麗で美味しいチシャトウを楽しむには、しっかりとした下処理が大切なので是非一度お試しください。
山くらげ/下処理/下ごしらえ/戻し方
チシャトウ/西京漬け/作り方
チシャトウ/粕漬け/作り方
チシャトウ/醤油漬け/作り方
様々な野菜や魚介/肉/各種ホルモンなどの下処理/下ごしらえ/レシピ/食べ方
それでは皆様お付き合いありがとうございました!
また宜しくお願い致しますぅ。