ホヤが臭い?臭みを取り除く方法!刺身や酢の物の作り方など徹底解説!!
ホヤ/海鞘/について
ホヤ 漢字 読み方
海鞘 ほや
ホヤ とは
魚、貝、海藻、というようなはっきりとした区別が分かっていない
見た目から海のパイナップルと呼ばれることも!?
ホヤ 旬
夏 5~8月
ホヤ 主な 産地
宮城県 北海道 岩手県 青森
ホヤについての説明はこれくらいにして
なんだ!?この見た目は...
とても口に入れる勇気は...
以前、食べたけど...臭い
なんて方いるのではないでしょうか?
ちょっと待った!!
確かにホヤ特有の臭い、クセはありますが
鮮度の良いホヤをしっかりとした下処理することでとても美味しく食べられます!
とはいえ好き嫌いがハッキリ分かれるのも事実です。
ホヤ 味 は?
どんな味かと聞かれたらなんて言ったら良いか...
ナマコ?コノワタ?のような風味や味わいに近いような?
身の見た目は赤貝のようで食感はプリプリ?プルプル?シャキシャキ?
なんとも言い難く他に例えようがない。
ホヤはホヤというのが一番正しい気が...
個人的にどう思うか聞かれたら迷わず一言!!
旨い!!実に旨い!!
一度ハマるとまた食べたくなること間違いなし!
そこで今回!
ホヤの下処理/さばき方/刺身(酢の物)/食べ方などまとめて解説していこうと思います。
慣れてしまえば簡単に処理が終わりすぐ食べることが出来るホヤ!
ホヤ特有の見た目を活かしたインパクト大!これぞホヤ!!と感じる盛り付け方も合わせて解説していきます。
ホヤ(海鞘) /下処理/下ごしらえ/さばき方/
1 身を切らないように、根のような硬い部分を真っ直ぐに切る。
コツ!ポイント!
※盛り付けの際に殻を立てて使うため真っ直ぐに切ること。
ホヤ(海鞘)/ホヤ水/出し方/取り方
2 ホヤの先端に二つある、突起(入水口、出水口)を切り落とす。
この作業をせずに、ホヤを切るとかなりの水が吹き出し、周りに飛び散ってしまうので先に突起を切り、水を抜く。
コツ!ポイント!
※今回、ホヤが初めての方や慣れない方でも食べ易くを意識して記事を書いているため二つの突起を切り
ホヤの中にある(ホヤ水)を出すやり方で解説しています。
※ホヤを好んで食べる方、正しい表現か分かりませんが、通な方など。
ホヤに慣れ親しみのあるような場合、ホヤの中にある、ホヤ水を取っておき、ホヤ水を使う食べ方もある。
※参考までにホヤ水の取り方ですが、まず入水口(突起の先端部分が十字になっている方)を切り、ホヤを握りボールなどに、ホヤ水絞り出し取っておく。
次にもう一つの突起(出水口)を切る。
こちらはお尻のようなもので、絞ると排泄物も混ざって出てくるため、ボールなどに絞り出し廃棄する。
※突起を切り絞るとかなり水が出ます。
ホヤ(海鞘)/身/取り出し方
3 身を切らないように、左右根元付近まで、逆さ包丁で浅く殻のみを切る。
コツ!ポイント!
※盛り付けで殻を使うため、根元は切らないように、逆さ包丁でぐるりと殻のみを切るようにする。
包丁で切りずらい場合は、キッチンバサミを使うとやり易い。
4 身を傷つけないよう、根元付近以外の殻に浅く、ぐるりと切り目を入れる。
切り目を入れ終えたら、殻をパカッと開くようにして身を取り出す。
※身は手で簡単に取り出せる。
ホヤ(海鞘)/内臓の処理
5 半分に切っても良いが画像のように半分に切らずに身を開いても良い。
コツ!ポイント!
※開いた身についている黒い部分や、内臓など臭いの元になるので、
包丁で、切り落としても良いが、手でも簡単に取れるので、ホヤの扱いに慣れない場合など、流水を使い、取り除きながら余分な物をしっかりと洗い流す。
※身についた余分な部分を取り、流水でしっかりと洗い流す。
ホヤ(海鞘)/切り方
6 掃除が終わったホヤの水気をしっかりと拭き取り、大きめでざっくりと切る。
または、好みに合わせて、細目に切る。
コツ!ポイント!
※赤貝を切るように、身の表側(画像は中側)に浅く包丁を入れ、鹿の子(格子状)に飾り包丁するなど好みの切り方をお試しください。
ホヤ(海鞘)/刺身/酢の物/盛り付け方
7 ホヤの殻を開き器に殻を立て、その上に大葉、好みの大きさに切ったホヤを見栄え良く盛り付ける。
コツ!ポイント!
※ポン酢など好みに合わせてお試しください。
一度ホヤを食べてみて旨い!独特の香りやクセが最高!なんて感じた方は、
先ほど解説していた、ホヤ水をポン酢などの代わりにお試しください。
また一味違った味わいをお楽しみ頂けます。
初めての方でも、当ブログを見て、本格的な料理を楽しんで頂けるよう、
自分が大切と感じる、コツやポイントを細かく解説にしているため
一見、工程が多く難しそうに感じてしまうかもしれませんが、いざ作ってみると、
ん!?え!?凄く簡単!!と思うこと間違いなし!?
お酒が好きな方はもちろん!
見たことはあるけど、食べたことない。
なんて方も、この機会に是非お試しください。
それでは皆様お付き合いありがとうございました!
また宜しくお願いいたしますぅ。