しっかりとした下処理/下ごしらえを済ませたアンコウはあれこれせずにシンプルな味つけで食べるべしっ!
前回解説したアンコウを使ってシンプルだからこそ激旨なアンコウを使った鍋の食べ方/作り方を解説していこうと思います。
アンコウ鍋と言ってもあん肝を叩いて味噌と炒めて味噌仕立てにしたりあん肝を裏漉して溶くなど様々。
ですが、まずは醤油仕立てのアンコウ鍋をお召し上がり頂きたい!
軽く味つけをしてポン酢をつけて食べる場合の味つけ、しっかりと味をつけてそのまま食べる場合の作り方
鍋にする前に臭みやアクを落とす方法などまとめて解説していきますのでこの機会に是非お試しください。
あんこう/あんこう鍋/作り方
あんこう/下処理/下ごしらえ/切り方
1 下処理を済ませた胃袋やその他部位も好みは大きさに切る。
※身はあまり細かく切らず大きめにざっくりと切り分ける。
※あまり小さく切るのではなく、せっかく作るなら贅沢に大きめに切ることをオススメ致します。
好みに合わせてお試しください。
2 湯を沸かし全てまとめてではなく回数を分けサッと湯通しして、アクや臭いの原因になる臭みを落とし氷水に入れしっかりと冷ます。
※前回、捌いたアンコウを全て湯通しを終えた様子。このようにかなりのアクや臭みを取り除くことが出来る。逆に湯通しをしないとこの分のアクや臭みが鍋に入ることになってしまう。
3 出汁、薄口醤油、ミリン、酒少々を合わせた地を用意する。
あっさりとした薄味の鍋地(そのままでも美味しいがポン酢を使っても美味しい割)
あんこう鍋/だし割合/目安/作り方
出汁12、薄口醤油1、ミリン1、酒少々
しっかりとした味つけでそのまま食べる鍋地割合
出汁8~9、薄口醤油1、ミリン1、酒少々
シンプルに昆布出汁を使いポン酢で食べる場合の鍋地
水に塩気を感じる程度の塩、昆布一枚
昆布出汁を使う鍋の場合、地を温め後から食材を入れるようにする。
※ポン酢の作り方はこちらをご覧ください。
コツ!ポイント!
※やり方として鍋地は一度沸かしてから冷まして使うなど様々。これらに関してはそれぞれの考えがあってのことなので仕事などの場合、前いた調理場はこうだったからと先走らず何事も確認してから用意すること。
様々なやり方を知って損はないので好みに合わせたやり方をお試しください。
4 今回使用した野菜は白菜、長ネギ、しめじ、えのき。
鍋にまず野菜を奥に形よく盛り手前にメインになる食材を盛り付ける。
鍋に食材を盛り付けたら先ほど用意した鍋地を入れ火にかける。
コツ!ポイント!
※鍋を盛り付けるコツとして白菜などを奥に盛り脇にネギやキノコ類、豆腐などを盛り付け中央付近に青味(水菜などの色)を盛るようにする。
目立つよう手前にメインとなる食材を盛り付ける。
※無理に食材を用意せず冷蔵庫にある野菜を気軽に使えるのも鍋の良いところ。
椎茸や人参、水菜など好みの野菜をお使いください。
どうでしょうか?
締めの雑炊なんて最高です♪
どの食べ方が一番!というのは皆、好みが違うのでハッキリは言えません。
ですが、せっかくならシンプルな味付けの鍋であん肝を崩したりせずアンコウの旨さを存分に感じて頂ければと思い今回の解説をさせて頂きました♪
機会があれば違った仕立ての鍋も解説をしようと考えています。
この機会に是非お試しください。
アンコウのさばき方/おろし方
様々な野菜や魚介の下処理/下ごしらえ/食べ方/レシピなど
それでは皆様お付き合いありがとうございました!
また宜しくお願い致しますぅ。