クセや臭みを徹底的に取り除く!こだわりの下処理/下ごしらえ/切り方/食べ方/などまとめて徹底解説!
豚テールについて
豚テールとは/部位
豚の尻尾/尾
豚テール/味わい/食感
しっかりとした、下処理/下ごしらえを済ませないと、クセや臭みがあり、脂っこい。
しっかりとした処理を済ませると、クセや臭みが一切、気にならなくなる。
コラーゲンも豊富で、ゼラチン質な食感をしている。
煮込むことで、プルンとした食感から、とろっと、とろけるような、食感になる。
豚テールの説明はこれくらいにして。
豚テール。いやぁ。見た目で無理。
クセや臭みがキツそう。
そもそも、美味しいの?
なんて方が、いるとかいないとか。
ちょっと待った!
確かに、処理を済ませないと、クセや臭み、脂っこいですが、しっかりとした下処理や下ごしらえを済ませることで、驚くほど!
全くと言っていいほど、クセや臭み、脂っぽさを取り除くことが出来るんです!
そこで、今回!
豚テールならではの、クセや臭みを徹底的に取り除く方法。
更に、好みに合わせた食感に合わせた、茹で時間の目安など、
豚テールの下処理/下ごしらえ/食べ方について、まとめて解説していこうと思います。
豚テール/下処理/下ごしらえ
豚テール/切り方
1 豚テールを好みの大きさに切る。
参考画像左/関節部分を切った、豚テール。
参考画像右/骨の部分を切った、豚テール。
※切った豚テールの断面/参考画像
※豚テールが近くに売っていない方など、参考までにこちらをご覧ください。
コツ!ポイント!
※魚の骨と同じように、関節部分は簡単に切ることが出来る。
※関節以外の部分(骨)は硬く、菜切り包丁などで、無理に切ろうとすると、刃こぼれやケガをしてしまう恐れがある。
※豚テールは、表面を見ても関節部分がどこか、分かりずらい。
出刃包丁など硬い物を切っても、刃こぼれしない包丁を使い、
無理に包丁を叩きつけるように切るのではなく、
豚テールに包丁を当て、画像のように、包丁の背を手で叩くようにして切る。
手が痛いと感じるなら、タオルや布巾などを包丁の背に乗せて、その上から叩くようにする。
※関節以外の部分を切り落とした様子。
豚テール/クセや臭み/取り方/洗い方
2 切り終えた、豚テールをボールなどに、入れる。
3 酒をまわし入れ、塩をさっと振りかける。
4 豚テールに酒と塩がしっかりと絡むように、揉む(揉み洗い)。
※豚テールに酒と塩を絡ませるように、揉むことで表面の汚れやヌメリが落ち、
塩を使い揉むことで、臭みやクセの原因となる、余分な水気を抜くことが出来る。
5 しっかりと揉み洗いしたら、10分程度浸けておく。
6 浸け終えたら、ザルなどを使い豚テールの水気を切る。
豚テール/アクや臭み/脂の落とし方
7 鍋に水、豚テールを入れ、火にかけ一煮立ちさせる。
※沸く途中、アクが浮いてきたら、しっかりとすくい取る。
※かなりの量のアクが浮いてくる。
8 一煮立ちさせたら、湯を切る(茹でこぼす)。
これを2回~3回繰り返す。
※再度、水をかえ茹でている様子。
※2回、3回と茹でこぼすことで、画像のように、アクが出なくなってくる。
9 茹でこぼしを終えたら、豚テールの水気を切る。
豚テール/アクや臭み/消し方/好みに合わせた食感にする方法
10 ネギの青い部分、生姜スライス(皮つき可)、たっぷりの水、水に対して1/10の酒を入れ火にかけ沸かす。
沸いたら火力を落とし、ブクブク/グラグラではなく、沸いた状態を維持する程度の火力に調整し、コトコトと炊く。
豚テール/茹で時間/硬さ/食感/目安
30分程度茹でた場合
豚テール特有のゼラチン質(ゴムのような)の、しっかりとした食感。
60分程度茹でた場合
柔らかくはなっているが、まだゼラチン質な食感が残っている。
120分程度~
かなりとろっとした食感になり、一部の豚テールの身が、骨からほぐれたような状態になり始める。
※目安に関しては、人それぞれ状況や環境、好みや表現が異なる。
参考程度に考え、好みに合わせて調整、お願いいたします。
※茹でている様子。アクが浮いてきたら丁寧にすくい取る。
11 好みの硬さになったら、豚テールを取り出し、盆ザルなどに乗せ冷ます。
コツ!ポイント!
そのまま冷ますと、表面が乾き変色してしまう。
サラシなどを濡らし絞る。
豚テールの上にかぶせて冷ますことで、表面が乾き、変色することを防ぐことが出来る。
豚テール/食べ方
好みの硬さに調整することで、とろっと食感の焼き物(焼き肉)はもちろん。
茹でた、豚テールに酢味噌やタレをつけて食べる。
豚テールの煮込みなど、様々な料理をお楽しみ頂けます。
豚テール/煮込み/作り方
脂を抜くことで、あっさりとした味わい!
しっかりとした下処理を済ませた、豚テールはクセや臭みが全く気にならない!
更に、茹で具合を調整することで、好みに合わせて様々な食感を楽しめる!
見た目なんて、気にならないほどの旨さに驚くこと間違いなし!?
この機会に是非お試しください。
様々な野菜や魚介/肉/各種ホルモンなどの下処理/下ごしらえ/レシピ/食べ方
それでは皆様、お付き合いありがとうございました!
また、宜しくお願いいたしますぅ。