冬瓜といえば色鮮やかに仕上げた翡翠煮!炊き方/色鮮やかに仕上げる方法/レシピなどまとめて徹底解説!
下処理の段階では綺麗だったのに、いざ食べようとしたら、色が飛んでいる。
そもそも下処理の段階で、色が飛ぶ。
なんて方が、いるとかいないとか。
ちょっと待った!
ただ茹でて、ただ炊いただけでは、色が飛んでしまうのが冬瓜。
が、しかし!
しっかりとした下処理/下ごしらえ、炊き方や冷まし方をすることで、色鮮やかに仕上げることが出来るんです。
そこで今回!
前回、解説した下処理/下ごしらえを済ませた冬瓜を使って、色鮮やかな冬瓜の翡翠煮の作り方を解説していこうと、思います。
冬瓜/翡翠煮/作り方
1 冬瓜の下処理/下ごしらえを済ませる。
※冬瓜を色鮮やかに仕上げる下処理/下ごしらえ/色出し/色止め/茹で方などについて詳しくは、こちらをご覧ください。
冬瓜/下処理/下ごしらえ
冬瓜/出汁/煮汁割合/目安
2 鍋に出汁を入れ火にかける。
塩で味を整える。
好みで、砂糖やミリンなどを少量(隠し味)加える。
※冬瓜に色をつけたくない場合、塩で味を整え、好みで、隠し味程度の甘味を足し、仕上げにサッと薄口醤油少量をまわし入れ、香りづけする。
その他の味つけとして、先に煮汁を合わせて炊く場合は下記の割合をご覧ください。
出汁/煮汁割合/目安
出汁10、薄口醤油1、ミリン1
※こちらの割合は、味つけとして、醤油を使っているため、冬瓜に醤油の色がついてしまう。
コツ!ポイント!
※個人的に翡翠煮を作る場合、煮汁には極力、色をつけないように、炊く。
割合を先に決めることは、悪いことではないが、好みや状況により、人それぞれ正解が異なる。
味つけの調整が、難しいのではと感じる方も、いるかとは思うが、
先に煮汁を沸かしてから、冬瓜を入れ炊くので、好みに合わせて、塩で味つけを調整する余裕がある。
甘味について
人それぞれ考え方があり否定する訳ではないが、
何でもかんでもミリンを使うことで、上品な甘味をなどと目にするが、個人的には疑問に感じる。
ミリンにはミリンの良さがあり、砂糖には砂糖の良さがある。
今回の翡翠煮には、砂糖のコクを足すイメージで、少量の砂糖(隠し味)を使っている。
冬瓜/翡翠煮/炊き方
3 出汁/煮汁が沸いたら、冬瓜を鍋に入れる。
4 再度、出汁/煮汁が沸いたら火を止める。
※炊き終えた冬瓜の皮側の様子。
冬瓜/翡翠煮/冷まし方/色止め
5 冬瓜と煮汁をボールなどに移しかえる。
6 下に氷水を入れたボール当て、一気に冷ます。
コツ!ポイント!
※氷水を使い一気に冷ますことで、冬瓜を色鮮やかに、色止めすることが出来る。
冬瓜/翡翠煮/味の含ませ方
7 しっかりと冷ましたら、タッパーなどに移しかえる。冷蔵庫に入れる。
一晩程度置き、しっかりと味を含ませる。
コツ!ポイント!
※煮炊き物は炊いているときよりも、冷ます段階の方が、味が食材に入る。
基本的に、自然にじっくりと冷まし味を含ませる。
翡翠煮など、色を鮮やかに仕上げる場合、じっくりと自然に冷ますと、色が飛んでしまう。
色鮮やかに仕上げる場合、氷水などを下に当て、一気に冷ますことで、色鮮やかに冬瓜を色止めすることが出来る。
冬瓜/翡翠煮/盛り付け/食べ方
8 器に、冬瓜の翡翠煮を見栄えよく盛り付け、煮汁を適量、注ぎ入れる。
コツ!ポイント!
※冷やした冬瓜の翡翠煮はもちろん。
温めても美味しくお召し上がり頂けます。
好みに合わせて、お召し上がりください。
くぅ~!
色鮮やかに仕上げた、冬瓜の翡翠煮は正に芸術!
この機会に是非、お試しください。
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それでは皆様、お付き合いありがとうございました!
また、宜しくお願いいたしますぅ。