【板前レシピ】鮪(まぐろ)/白子/食べ方

鮪(まぐろ)の白子が旨すぎる!【下処理/下ごしらえ】はもちろん!【白子ポン酢/鍋/レシピ/作り方】などまとめて徹底解説!

鮪の白子に、馴染みがない方も多いかと思いますが、この【鮪の白子】!!

馴染みある、鱈の白子(雲子)とはまた違った食感でとにかく旨い!

そこで今回!

臭みの原因になる、

ヌメリの取り方/血抜き/やり方/方法、

白子ポン酢を作ったとき、水っぽさを感じない冷まし方、適度な塩気や旨みを足す!

こだわりの下処理/下ごしらえはもちろん!

好みや、鮪の白子の状態に合わせて、

鮮度のよい鮪の白子をサッと湯通しして、外はプリッと!中はぷにとろ!

とした、冷たい鮪の白子ポン酢の作り方!

加熱用の鮪の白子なら、完全に火を通し、プリッとした弾力のある、温かい鮪の白子ポン酢(鍋)の作り方!など、まとめて解説していこうと思います。

※サッと湯に通した、鮪の白子ポン酢/参考画像

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鮪の白子/下処理/下ごしらえ(二通り)

鮪の白子/旨みや適度に塩気を足す/下処理/下ごしらえ/血抜き/ヌメリ/臭み/取り方

1 ボールにたっぷりの水、水に対して3%量の塩(塩分濃度3%)、酒(水10に対して酒1)を合わせ入れ、しっかりと塩を溶かす。

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2 鮪の白子の表面についた、血や汚れをサッと洗い流し水気を切る。

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3 白子の側面(片側)に血合いがついている。

血合いの上に薄い膜がついている。

白子を傷つけないように、イメージとしては、薄い膜に穴を開ける感じで、鉄串などで、血合いに沿って数ヶ所、穴を開ける。

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※画像のように、穴を開けるだけで、血が出てくる。

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4 白子は加熱すると、キュッと締まり縮む。

表面に火を通し、サッと湯通しする場合は、キュッと表面が締まる程度で、大きく縮むことはないが、

加熱用や、しっかりと火を通した白子が好みの場合、かなり縮む。

仕上がりをイメージして、大きめに切るなど調整する。

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鮪の白子/浸け時間/目安

 

 

5 酒を加えた塩水(立て塩)に、白子を浸ける。

浸け時間/目安

30分程度

コツ!ポイント!

※酒を加えた塩水に浸けることで、ヌメリや臭みを取ることが出来る、同時に血生臭さの原因と血抜きや、適度な塩気や酒の旨みを足すことが出来る。

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6 30分程度浸けたら、軽く白子を摘まむ。

血が滲み出てくるようなら、白子が潰れないように、注意しながら優しく、血を絞り出す。

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7 血合い部分を確認し、血が残っているようなら、血合い部分を指でなぞるようにして、血を抜く。

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8 血抜きを終えたら、水気を切る。

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※血抜きを終えた、白子の様子。

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9 血抜きを終えた、白子の水気をキッチンペーパーなどで、しっかりと取り除く。

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10 水気をしっかりと取り除いたら、バットなどにキッチンペーパーなどを敷き、白子を並べる。

その上にキッチンペーパーなどをかぶせ、ラップをして、冷蔵庫に入れる。

下処理/下ごしらえの完成。

コツ!ポイント!

※下処理/下ごしらえを済ませた鮪の白子は、クセや臭みがなく、天ぷら、ソテー、煮付け、など様々な料理をお楽しみ頂けます。

好みに合わせて、色々とお試しください。

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鮪の白子/一般的な下処理/下ごしらえ/塩もみ

1 表面についたヌメリや血、汚れなどをサッと洗い、水気を切った白子を好みに合わせた、大きさに切る。

切った白子をボールに入れ、塩を振りかける。

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2 しっかりと塩もみする。

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※少しすると、画像のように、ヌメリが出てくる。

このヌメリはかなり臭いが強い。

しっかりと塩もみをする。

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3 塩もみを終えたら、ボールに流水を入れながら、

塩とヌメリをしっかりと洗い落とす。

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4 洗い終えた白子の水気を切る。

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5 キッチンペーパーなどでしっかりと水気を取り除き、上記下処理/下ごしらえと同様に、冷蔵庫に入れ、下処理/下ごしらえの完成する

コツ!ポイント!

※ヌメリを取り除くなどの下処理として、塩もみは一般的な方法だが、旨みやクセや臭みの抜け具合などの仕上がりを考えると、

個人的には、疑問に感じる部分があり、あまりオススメの方法とは、思えない。

人それぞれ、好みや考え方は異なるので、どちらが正解という訳ではないので、

好みに合わせた方法をお試しください。

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鮪の白子/サッと湯通し中まで完全に火を通していない/白子ポン酢/作り方

鮪の白子/水っぽくなるのを防ぐ方法

 

 

1 ボールに水、酒少々(水に10に対して酒1)、氷を入れ、キンキンに冷やしておく。

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2 鍋に水を入れ火にかけて湯を沸かす。

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3 湯を沸かしたら、湯が沸いた状態を維持する程度になるよう、火力を落とし調整する。

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4 白子を一つ、一つ、サッと湯通しする。

白子の表面がまんべんなく白っぽくなり、キュッと締まったら、用意しておいた酒を入れた冷水に白子を入れ、一気に冷ます。

コツ!ポイント!

※完全に火を通さない、鮪の白子の白子ポン酢を作る場合、鮮度の良い白子を使うこと。

(鮮度の悪い白子や、初めての方や判断に迷った場合など、完全に火を通さなくても大丈夫なのか購入の際、しっかりと確認すること)

※冷水に酒少々を加えることで、白子を冷水に入れ冷ましても、水っぽさを感じなくなる。

※一気に冷ますことで、余熱が通ることを防ぎ、

表面はプリッと、中はとろっとした白子に仕上げることが出来る。

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※サッと湯に通し終えた、鮪の白子の様子。

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※画像のように、表面はプリッと、中はとろっとした白子に仕上げることが出来る。

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5 しっかりと白子を冷ましたら、水気を切る。

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6 キッチンペーパーなどで、しっかりと水気を取り除く。

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鮪の白子/白子ポン酢/盛り付け/食べ方

7 器に白子を見栄えよく盛り付ける。

天に紅葉おろし、刻んだネギを乗せ完成。

コツ!ポイント!

※ポン酢に関しては、盛り付けの際にかける。

ポン酢を別の器に入れ、つけながら食べるなど、好みに合わせてお試しください。

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鮪の白子/中まで完全に火を通す/鍋/白子ポン酢/作り方

 

 

1 鍋に水、酒少々、出汁昆布一片を入れ、火にかける。

コツ!ポイント!

※個人的には、鍋にする場合、シンプルに鮪の白子のみ。または、豆腐、ネギを入れ、ポン酢をつけながら食べる。ことをオススメ致します。

白菜やエノキなど、好みに合わせて色々とお試しください。

※昆布出汁の取り方などに関しては、一晩浸けておき、沸く寸前に昆布を取り出すなど、様々なやり方がある。

個人的に、今回のような場合や鍋などにする場合、盛り付けで使用する。

昆布も食べることなどを考えると、沸く直前に昆布を取り出す、必要はないと考える。

事前に昆布を浸けておくか、どうかに関しては、

昆布も食べられるように、一緒に炊くので、出汁も充分取れるため、浸けておく意味もあまり感じない。

昆布からヌメリやエグミが出るから、何でもかんでも、沸く手前で取り出すなんて方もいるが、

鍋などにする場合の例として、おでんの具としての昆布は?

良い出汁も出て美味しく昆布を食べることが出来ると、思いませんか?と、疑問に感じる。

※その他の料理に、昆布出汁として使う場合などは除く。

人それぞれ、好みや考え方は異なるので、何が正解という訳ではないので、好みに合わせてお試しください。

※好みに合わせて、火にかける前に、昆布を浸けておくなど、色々とお試しください。

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※途中、アクが浮いてきたら、丁寧にすくい取る。

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※コトコトと炊いていく。

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2 白子に火が通ると、縮んでプリッとした状態になる。

コツ!ポイント!

※鱈の白子(雲子)に、とろっとしたような食感ではなく、鮪の白子はプリッとした、弾力のある食感になる。

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鮪の白子/完全に火を通した/白子ポン酢/盛り付け/食べ方

1 器に合わせて、昆布を切る。

昆布を敷き、出汁を適量いれ、その上に鮪の白子を盛り付ける。

好みに合わせて、天に白髪ネギなどを乗せる。

別の器にポン酢を入れ完成。

コツ!ポイント!

※ポン酢をつけながらはもちろん。

好みに合わせて、ポン酢をかける。

紅葉おろし、刻んだネギを薬味に使うなど、

色々とお試しください。

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くぅ~。旨い!

とにかく旨い!鮪の白子!

この機会に是非、お試しください。

様々な野菜や魚介/肉/各種ホルモンなどの下処理/下ごしらえ/レシピ/食べ方

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それでは皆様、お付き合いありがとうございました!

また、宜しくお願いいたしますぅ。