頭から尻尾までキンキを食べ尽くす!絶品キンキ唐揚げに一手間加えアレンジしたら!これまた絶品でございます。【キンキ/あんかけ/レシピ/作り方/食べ方】などまとめて徹底解説!
前回解説した、頭から尻尾まで丸ごと食べられる、キンキの唐揚げが絶品!
それは間違いない!?
絶品!キンキの唐揚げに、様々な野菜を合わせて盛り付ける。
で、あんをかける。
キンキの唐揚げに、ちょっとしたアレンジを加え、盛り付け方も工夫することで、
あら。不思議!?
更に絶品!激うま!キンキの餡掛けに!!
そこで、今回!
前回、解説した下処理や下ごしらえを済ませた、キンキを使って、
頭から尻尾まで丸ごと食べられる揚げ方はもちろん!
絶品!キンキあんかけ/レシピ/作り方/食べ方など、まとめて解説していこうと思います。
キンキ/から揚げ/餡掛け(あんかけ)/作り方
1 キンキを捌き、中骨を取り除く。
※キンキの下処理/下ごしらえ/さばき方/おろし方などについて詳しくは、こちらをご覧ください。
キンキ/さばき方/唐揚げ/作り方
キンキ/餡掛け/野菜/準備
今回使用した野菜
長ネギ、人参、茄子、ししとう、南瓜(かぼちゃ)、舞茸
2 各野菜を盛り付けのイメージに合わせて、好みの大きさに切る。
コツ!ポイント!
※これら用意した野菜は、全て素揚げにする。
長ネギはそのまま揚げると、中が抜けるなどして、見栄えを損なってしまう恐れがある。
爪楊枝などを刺し固定する。
人参をどう切るかなど、決まりはないが、今回盛り付けのイメージに合わせて、厚めに桂剥きして、形を切り揃えている。
茄子はあまり薄く切ると、ベタっとしてしまい盛り付けのイメージに合わないと判断し、厚めに切っている。
ししとうは、ヘタを取り除き、軽く切り目を入れている。
南瓜は、全体の火の通りや盛り付けなどを考慮し、あまり厚くならないように、切っている。
舞茸は、適度な大きさにちぎる。又は、切る。
野菜に関しては、必ずしも同じものを使う必要はない。好みに合わせてお試しください。
キンキ/餡(地)/割合/目安/準備
3 鍋に出汁8、濃口醤油1、ミリン1、好みに合わせて砂糖を適量、合わせておく。
コツ!ポイント!
※餡の地に関しては、このタイミングで用意する必要はないが、キンキなど揚げあがってから、用意すると時間がかかってしまい、せっかくの料理が冷めてしまう。
予め用意しておくと、効率よく料理を提供することが出来る。
キンキ/頭から尻/中骨まで食べる唐揚げ(から揚げ)/作り方
キンキ/唐揚げ/粉のつけ方
4 キンキ全体(各ヒレや尾も含む)にしっかりと片栗粉をつける(まぶす)。
コツ!ポイント!
※人それぞれ好みや考え方が異なり、キンキなどの魚の頭や尾、中骨まで食べるような唐揚げを作るとき、小麦粉を使う方やハケなどを使い、薄く粉をつける、落とす方などがいる。
それらのやり方を否定する訳ではないが、個人的にキンキの唐揚げを作る場合、片栗粉を使うことを好む。
粉のつけ方に関しては、仕上がりや食感などを考慮すると、しっかりとまぶして揚げた物をよしとする。
好みに合わせてお試しください。
※胸ビレの裏側なども、しっかりと片栗粉をつける(まぶす)。
5 キンキ全体にしっかりと片栗粉をまぶしたら、1分~2分程度そのまま置き、馴染ませる。
片栗粉を馴染ませたら、余分な片栗粉を軽く落とす。
※中骨も同様に粉をつける(まぶす)。
キンキ/唐揚げ/二度揚げ(一回目)/揚げ方
6 鍋に油を入れ火にかけ、160℃程度まで温度を上げる。
キンキを入れ10分~15分程度じっくりと低温の油で揚げていく。
※揚げ時間に関しては、大きさなどが異なるため、ハッキリと何分とは言えないが、12cm~13cm程度の小きん(ショウキン)なら、10分~15分程度、それよりも大きいようなら、20分程度じっくりと揚げるなど、調整すること。
コツ!ポイント!
※ご家庭で作る場合など、少量のキンキを使って唐揚げを作ろうとした場合、普段使っている、大きめの天ぷら鍋などを使ってしまうと、油の量(深さ)が必要になってしまう。
キンキの唐揚げなど、粉を多く使うような場合、油が悪くなるのが早い。
油を節約する意味で、小さめなサイズで深さがある片手鍋などを使用すると、少量の油で効率よく、キンキの唐揚げを作ることが出来る。
※最初から180℃などの高温で揚げてしまうと、頭なども食べられる状態になる前に焦げてしまう。
他には、身などに火が通りきらず、半生のような状態になってしまう恐れがある。
※最初は勢いよく泡が立つ。
※じっくりと揚げていくと、次第に泡の立ち方が小さく(おとなしく)なってくる。
途中、裏返すなどして、しっかりと全体を揚げていく。
7 じっくりと揚げ(目安の時間程度)、泡の立ち方が落ちつくのを確認したら、油からキンキを取り出し、キンキの油を切り、そのまま自然に冷ます。
コツ!ポイント!
※一度、油からキンキを取り出し、自然に冷ますことで、余熱で中までしっかりと火を通すことが出来る。
キンキ/唐揚げ/二度揚げ(二回目)/揚げ方
8 油の温度を170℃程度に上げ、キンキを揚げていく。
このとき、粉をまぶしておいた中骨も一緒に揚げる。
コツ!ポイント!
※中骨はしっかりと干すなどと、言う方もいるようだが、今回のような唐揚げを作り、一緒に中骨を食べる場合など、必ずしも干す必要はないと考える。
理由として、すぐに唐揚げを作る必要がある。すぐに食べたい場合など、骨が乾くのを待たなければ作れない?食べられないの?と、疑問に感じる。
わざわざ骨が乾くの待たなくても、しっかりと揚げることで、問題なく食べることが出来る。
※必ずしも干さないという意味ではなく、骨煎餅を作る場合などは干すなど、料理に合わせるという意味。
人それぞれ好みや考えがあるので、何を正解とするかは難しい。
好みに合わせてお試しください。
9 途中、裏返すなどして両面をしっかりと揚げる。画像をご覧頂ければ分かるように、中骨からは泡がほとんど立っていない。中骨はしっかりと揚がっている。
キンキ/唐揚げ/揚げあがり/確認方法
10 よく泡が立たなくなるまで揚げるなど、目に耳にするが、個人的には疑問に思う。
中骨の揚げあがりの、表現としては、まだ理解出来るが、頭や胴体などの唐揚げの仕上がり(揚げあがり)の表現としては、違和感を感じる。
個人的な揚げあがりの目安として、泡の立ち方や、油の中のキンキの状態などで判断する。
※泡の立ち方/勢いが揚げ始めと比べて、明らかなほど弱まったか/油の中のキンキの状態。
これらの判断については、多少の経験や慣れなどが必要になる。
キンキ/唐揚げ/分かりやすい確認方法
分かりやすい方法として、箸などでキンキを一度、持ち上げると分かりやすい。
しっかりと揚がっていると、キンキがかなり軽くなり、スッと持ち上げることが出来る。
言葉で感覚を伝えるのは、非常に難しい。
機会があれば、一度試してみることをオススメ致します。
しっかりと揚がっているのを確認したら、仕上げに油の温度を180℃程度まで上げる。
その後、キンキを油から取り出し油を切る。
コツ!ポイント!
※仕上げに油の温度を上げることで、油の切れがよくなる。
そうすることで、油っぽくなるのを防ぎ、軽い感じの唐揚げに、仕上げることが出来る。
それ以外には、焦がすという意味ではなく、カリッとした食感や、香ばしさを足すことが出来る。
11 背開きにして、中骨を取ったキンキを唐揚げにしている。
背側の部分が開いたような仕上がりになるので、その部分に油がたまること(残ること)を防ぐため、背を下に向けて置き、油を切る。
キンキ/餡掛け/野菜/揚げ方
12 用意しておいた野菜を170℃程度の油で、サッと素揚げにする。
コツ!ポイント!
※全体的に、揚げるのに時間がかからないような、大きさや厚みに切っているが、火の通りに時間のかかる物から順に入れ、揚げていくと効率がよい。
※揚げたら、油を切る。
キンキ/餡掛け/餡/作り方/ダマになりにくい/とろみのつけ方
13 用意しておいた地を火にかけ、水で溶いた片栗粉を入れ、とろみをつける。
コツ!ポイント!
※葛を使って、とろみをつける場合、ダマになりにくいが、片栗粉で、とろみのつける場合、多少の慣れが必要になる。
感覚を掴むまで、片栗粉を使ってとろみをつける場合、ダマになりにくい方法として、地が沸いたら鍋を火から外し、水溶き片栗粉を入れ混ぜる。
再度、火にかけて、とろみを調整していく(水溶き片栗粉を足す)。
※とろみをつけるのに、片栗粉を使う場合も、葛を使う場合も、しっかりと沸かして火を通すこと!
中途半端に仕上げると、粉っぽさを感じたり、濁ったような餡になってしまう。
※オタマなどで、餡をすくい垂らして、とろみ具合を確認する。
キンキ/餡掛け/盛り付け/食べ方
14 器にキンキ唐揚げを盛り付け、背に各種野菜の素揚げを盛り付ける。
中骨の唐揚げ(骨煎餅)を添える。
餡を適量はり(注ぎ入れ)、完成
コツ!ポイント!
※今回、前回のように、キンキの形を固定して揚げなかったのは、背に野菜を盛り付けることを想定していたため。
盛り付け方に関しては、決まりがある訳ではないので、好みの盛り付け方をお試しください。
餡に関しては、盛り付けのイメージや絡めるように、食べることを想定していたので、唐揚げや野菜の上からかけていません。
食べ方に関しても、上から餡をかけて食べるなど、好みに合わせて色々とお試しください。
くぅ~!実に旨い!
カリッと軽く!香ばしく仕上げて、
頭から尻尾!中骨まで、キンキを丸ごと食べられる唐揚げも旨い!
更に、揚げた野菜を添えて餡をかけた、
キンキの餡掛け(あんかけ)!
文句なし!絶品でございます。
この機会に是非、お試しください。
様々な野菜や魚介/肉/各種ホルモンなどの下処理/下ごしらえ/レシピ/食べ方
それでは皆様、お付き合いありがとうございました!
また、宜しくお願い致しますぅ。