【板前レシピ】あおさ/下処理/下ごしらえ/食べ方

アオサが旨い!洗い方/茹で方などの下処理/下ごしらえはもちろん!レシピ/食べ方などまとめて徹底解説!

アオサについて

アオサ/旬

1月~5月頃まで採取される。

旬は2月~4月

アオサ/主な産地

三重県

その他には、福島県、高知県、鹿児島など日本各地に自生している。

アオサについての説明はこれくらいにして。

アオサって乾燥の?

生のアオサ?食べたことない。

見たことあるけど、買ったことないなぁ。

なんて方が、居るとか居ないとか。

ちょっと待った!

このアオサ!生も乾燥も超旨いんです。

どちらかと言うと、乾燥アオサの方が馴染みがあるかと思うのですが、

生のアオサ!これが、また旨い!

そこで、今回!

生アオサの洗い方などの、下処理/下ごしらえ、

茹で方や食べ方。

乾燥アオサの戻し方など、まとめて解説していこうと思います。

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あおさ(生あおさ)/下処理/下ごしらえ/洗い方

1 水をボールなどに入れる。

または、ボールなどに流水を当てる。

コツ!ポイント!

※水を入れたボール中に、直接アオサを入れ洗っても間違いではないが、個人的にオススメいたしません。

理由として、せっかくアオサを洗い、砂や石、小さな貝や甲殻類、汚れなどを落としても、

再度、アオサについてしまったり、手間がかかってしまう恐れがある。

※それらを防ぐ洗い方は、下記参照。

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あおさ(生あおさ)/再度、汚れなどがアオサにつくことを防ぐ洗い方

2 水を入れたボールにザルを重ねる。

または、流水を当てたボールにザルを重ねる。

コツ!ポイント!

※ザルを重ねることで、アオサに混ざった砂や貝、甲殻類などをザルの下に落とすことが出来る。

ザルの目に関しては、あまり細かな物でなく、アオサが落ちない程度の目のザルを使用する。

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3 アオサを入れる。

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4 手でアオサを揉むように、しっかりと丁寧に洗う。

ある程度、揉み洗いしたら、再度、綺麗な水に交換する。

2回~3回程度、繰り返す。

※回数は、目安。水が濁る、砂などが残って汚いるようなら、再度、水を交換するなど調整すること。

コツ!ポイント!

※根元という表現が、正しいかは難しいが、アオサは岩などに張り付くように生息している。

そのため、アオサを岩などから剥がした際に、石や砂、貝などが、くっついていることがある。

アオサを洗っている際に、それらもしっかりと取り除く。

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※アオサを洗っている様子。

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※アオサを入れたザルを取り出した、汚れた水の様子。

画像では、確認しずらいが、水が濁り、ボールの底に砂などが沈んでいる。

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※綺麗な水に交換し再度、アオサを入れたザルをボールに重ねた様子。

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※再度、アオサを洗っている様子。

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あおさ(生あおさ)/生の状態で下処理/下ごしらえを終了する場合

 

 

5 洗い終えたら、アオサを入れたザルを取り出し、アオサの水気を切る。

※味噌汁など、料理の際にアオサに火を通す場合、この時点で、下処理/下ごしらえを終了としてもよい。

※この時点で、下処理を終了するのであれば、しっかりと水気を切る。

アオサが大きいようなら、好みの大きさに切る。

バットなどに、キッチンペーパーなどを敷き、その上にアオサを乗せ、ラップをして冷蔵庫に入れる。

コツ!ポイント!

※人それぞれ好みや考え方があり、どこまでを下処理/下ごしらえとするかは、難しい。

味噌汁など、その後、アオサを加熱する場合、ここまでを下処理/下ごしらえとする方も居るが、

個人的には、サッと茹でるまでを下処理/下ごしらえとする。

生の状態で、味噌汁などにする方が香りが良いと感じるなら、この時点で下処理を終了する。

臭みを感じると思うのであれば、サッと茹でる。

など、好みに合わせてお試しください。

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あおさ(生あおさ)/茹で方/茹でるまでを下処理/下ごしらえとする場合

6 鍋に水を入れ、火にかけて湯を沸かす。

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7 沸かした湯の中に、アオサを入れる。

アオサに均等に火が通るよう、菜箸などで混ぜ、

サッと茹でる。

あおさ(生あおさ)/茹で時間/目安

 

 

15秒~20秒

※茹で時間に関しては、アオサの量や湯の量、状況でなどでも前後するため、目安としてお考えください。

コツ!ポイント!

※茹で過ぎは、風味や食感を損なう原因になってしまうので、注意すること。

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8 茹で終えたら、手早く湯を切る。

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あおさ(生あおさ)/色止め/冷まし方

9 用意しておいた氷水の中に、湯を切ったアオサを手早く入れ、しっかりと冷ます。

コツ!ポイント!

※余熱が入ることで、色味や食感などを損なう原因になる。

手早く、冷ますこと。

キンキンに冷やした、氷水を使用することで、茹でたてのアオサを入れても、水温が上がるのを防ぎ、一気に冷ますことが出来る。

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10 アオサをしっかりと冷ましたら、水気を切る。

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※軽く絞るように、水気を取り除いている様子。

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11 バットなどに、キッチンペーパーを敷き、その上にアオサを乗せ、ラップをかぶせ、冷蔵庫に入れる。

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あおさ(生あおさ)/茹でたアオサ/生のアオサ/参考画像

 

 

下画像左/茹でたアオサ

鮮やかな緑色をしている。

シャキッとした見た目をしている。

下画像右/生のアオサ

くすんだような緑色をしている。

ベタッとした見た目をしている。

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あおさ(生あおさ)/食べ方/盛り付け

1 器に茹でて冷ましたアオサを盛り付ける。

コツ!ポイント!

※好みに合わせて、生姜醤油や土佐酢、ポン酢、ドレッシングなどをかける。

その他の食べ方としては、アオサを味噌汁に入れる、佃煮、天ぷら(かき揚げ)にするなど、好みに合わせてお試しください。

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※参考までに、茹でまでの下処理/下ごしらえを済ませたアオサに、土佐酢やポン酢などをかけても美味しく食べることが出来ますが、

おろし生姜や針生姜を使っても、また違った味わいをお楽しみ頂けます。

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あおさ(乾燥あおさ)/下処理/下ごしらえ/戻し方

 

 

1 生のアオサ同様の手順で、ボールに水を入れザルを重ねる。

※水の量については、乾燥アオサが、しっかりと水に浸かる程度量

2 乾燥アオサを広げるように入れ(水に浸ける)、戻す。

3 乾燥アオサ以外の物が、浮いていたら、丁寧にしっかりと取り除く。

4 乾燥アオサが戻ったら、生アオサと同様の手順で、しっかりと洗う。

5 洗い終えたら、水気をしっかりと切り、生アオサと同様の手順で、冷蔵庫に入れる。

コツ!ポイント!

※食べ方に関しては、生アオサと同様に色々とお試しください。

どうでしょうか?

アオサの下処理/下ごしらえに若干の手間はかかってしまいますが、特に難しいことはないかなと。

まずは、シンプルにサッと茹でたアオサを味わって頂きたい!!

なんとも言えない、食感や風味が、とにかく旨い!

この機会に是非、お試しください。

様々な野菜や魚介、肉/各種ホルモンなどの下処理/下ごしらえ/レシピ/食べ方

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それでは皆様、お付き合いありがとうございました!

また、よろしくお願いいたしますぅ。