【香り松茸!味しめじ!】本しめじが旨すぎる!吸い物/レシピ/作り方/食べ方などまとめて徹底解説!
えっ?しめじって、よくスーパーで見かける、小ぶりの茸が、たくさんくっついたようなやつ?
ぶなしめじだっけ?
美味しいとは思うけど、味しめじってほどかなぁ。
なんて方が、居るとか居ないとか。
ちょっと待った!
【しめじ】と聞くと、小さめの茸と茸の根元が繋がった【ぶなしめじ】を思い浮かべるかと思うのですが、
香り松茸!味しめじ!
の、【しめじ】は、ぶなしめじとは別物で、
松茸のように、一つ一つがわかれ、大きめな茸
【本しめじ/大黒本しめじ】なのでございます。
【ぶなしめじ】も、確かに美味しいのですが、
【本しめじ/大黒本しめじ】肉厚で、加熱するとプルプルとした食感!
口に入れた瞬間!?
口いっぱいに、旨みが広がる!
これが、とにかく旨い!旨すぎる!!
以前は、なかなか市場に出回らなず【幻の茸】などと言われた【本しめじ/大黒本しめじ】なのですが、
大量栽培に成功し、以前と比べると手頃に食べられるようになったのであります。
で、今回なぜ【本しめじ/大黒ぶなしめじ】なのかと言いますと、
何か食材ないかなぁと、考えていたとき、偶然見かけたからなのであります。
ふと、【本しめじ/大黒本しめじ】を手に取り、これ旨いんだよなぁ。
いや。待てよ。
まだ、馴染みがなく食べたことがない方や、見かけたことはあるけど、食べ方が分からないからなぁ。
なんて方も、多いのでは!?
ならば、この機会に是非、味わっていただきたい!
と、思い【本しめじ/大黒本しめじ】をメインにした料理を解説することにしたのであります。
解説するからには【本しめじ/大黒本しめじ】の味わいを最大限活かした料理は何かと、考えいくつかの候補の中から、選んだのが【吸い物】!
そこで、今回!
本しめじ/大黒本しめじの、石づきの取り方、汚れの取り方/落とし方などの、下処理/下ごしらえは、もちろん!
切り方(割き方/さきかた)、本しめじ/大黒本しめじの風味や味わい(出汁)を活かした、吸い物の作り方や食べ方など、まとめて解説していこうと思います。
本しめじ/大黒本しめじの参考画像
※下画像をご覧いただければ、分かるように【本しめじ/大黒本しめじ】は、【ぶなしめじ】とは違い、
根元が繋がっていない。
傘は肉厚で、柄(軸)が太く大きい。
※【本しめじ/大黒本しめじ】を見たことがない方や、どこで売っているか分からない方など、参考までにこちらをご覧ください。
本しめじ/大黒本しめじ/下処理/下ごしらえ
本しめじ/大黒本しめじ/石づき/取り方
1 本しめじの柄(軸)を持つ。
コツ!ポイント!
※本しめじの根元付近には、石づき(黒っぽく硬い部分)がついている。
この部分は、硬く食感が悪いため、取り除く必要がある。
傘の部分は、柄の部分と比べ、もろく崩れやすい。
石づきを取る際、傘の部分を持つと、傘が崩れて見栄えを損なってしまう原因になる。
石づきを取る際は、柄の部分を持つこと。
※柄の根元付近(表面)に、硬くゴツゴツとした石づきがついている。
※本しめじの柄の部分を持っている様子。
2 石づきのついた部分に、包丁を寝かせるように当てる。
柄の部分をなるべく、切り取らないように、石づきを削ぎ取っていく。
コツ!ポイント!
※石づきの下にある柄の部分は、食べることが出来る。
石づきのついた根元付近を真っ直ぐ、切り落としてしまうと、柄の部分も一緒に取り除くことになり、無駄が出てしまう。
柄の部分をなるべく、切り取らないように、
石づきのみを切り取るイメージで、
石づきを削ぎ取ることで、無駄なく、本しめじを食べることが出来る。
※石づきを削ぎ取っている様子。
※石づきの取り方としては、削ぐ→少し回す→削ぐ→少し回すを数回繰り返す。
※石づきを取り終えた、本しめじの様子。
本しめじ/大黒本しめじ/汚れの取り方/汚れの落とし方
3 濡らして、しっかりと絞った布巾
または、湿らせたキッチンペーパーなどで、
傘や柄の汚れを拭き取る。
コツ!ポイント!
※天然の茸などを含めると一概には言えないが(かなり汚れている場合や、虫出しなどを含めると)、
茸は水で、洗ってしまうと風味や旨みを損なう原因になる。
絞った布巾や湿らせたキッチンペーパーなどを使い、汚れを拭き取る。
本しめじ/大黒本しめじ/割き方(さき方)/切り方
4 基本的に茸は、切るというよりは、割く。
とはいえ、無理に割こうとすると、画像のように上手く割けず、ちぎれたようになってしまうことがある。
見栄えを損なわず割く方法として、包丁で傘の部分に切り目を入れる。
コツ!ポイント!
※包丁でスパッと切った方が、見栄えも良いのでは?
と、思う方も居るかとは思うが、
茸を割く理由として、確かに包丁で切った方が、断面が平らで見栄えも良いが、
茸を割くことで、断面におうとつが出来る(断面積が増える)。
そうすることで、味や出汁が染み込みやすく(入りやすく)することが出来る。
5 画像では、包丁で入れた切り目から、
割く様子を確認しやすくするため、本しめじを片手で持っているが、
割き方としては、両手を使い切り目に合わせて、本しめじを割く。
コツ!ポイント!
※切り目に関しては、必ずしも2本にする必要はなく(4等分)、3本入れる(6等分)など、好みに合わせてお試しください。
※切り目に合わせて、割いている様子。
※傘に切り目を2本入れ、4等分に割いた、本しめじの様子。
本しめじ/大黒本しめじ/吸い物/作り方
6 鍋に水と昆布一片入れ、30分程度置く。
コツ!ポイント!
※本しめじは、単体でも旨みが強く、充分な出汁を取ることが出来る。
鰹出汁や昆布出汁が、悪いという訳ではないが、
本しめじの旨みや風味、味わいを活かした吸い物を目的とした場合、鰹出汁や昆布出汁を効かせてしまうと、何を目的とした吸い物なのかが、分からなくなってしまう。
解説では、本しめじの味わいを引き立てる意味合いで、昆布を使っている。
本しめじの量が少ない(足りない)と、感じるのであれば、補うようなイメージで、鰹出汁を使ってもよい。
好みや考え方は人それぞれ異なり、個人的に料理には、正解がないと考える。
何の出汁を前面に出すかなどは、好みに合わせてお試しください。
7 鍋に本しめじ、酒少々を入れ火にかけ、塩で味を整える。
本しめじ/大黒本しめじ/吸い物/味つけについて
※どの程度の塩を入れ、味つけするかは、
好みや体調、環境などで異なるため、何を正解とするかは難しい。
ただ、吸い物などを使ったとき/口にしたときに、経験があると思うが、温かいときは、丁度よく感じていた塩気が、少し時間が経ち、冷めてくると濃く感じる。
塩気は、熱いときは弱く感じ、冷めると(冷たくなると)、強く感じる。
料理を提供し、飲み終わる頃を想定し、味をつける必要がある。
吸い物の味つけのコツやポイントとしては、仕上げ時は、若干、薄いかなと思うように仕上げることを意識すると、最後まで塩気を強く感じず、飽きのこない吸い物に仕上げることが出来る。
8 火にかけ、出汁が沸く途中、アクが浮いてきたら、丁寧にすくい取る。
※アクをしっかりと丁寧に、すくい取っている様子。
9 出汁が沸く手前で、昆布を取り出す。
コツ!ポイント!
※出汁が沸く手前で、昆布を取り出す理由として、昆布からエグミが出てしまうため。
※昆布を取り出している様子。
10 出汁が沸いたら、火力を落とし、弱火でコトコトと炊く。
11 味をみて、よければ少量の薄口醤油を回し入れ香りづくをし、火を止める。
本しめじ/大黒本しめじ/吸い物/盛り付け/食べ方(飲み方)
12 器に、本しめじ、出汁を注ぎ入れる。
コツ!ポイント!
※個人的にまずは、あれこれせず、本しめじの吸い物を味わうことをオススメいたします。
その他の食べ方(飲み方)として、刻んだネギや、柚子の皮を使うなど、好みに合わせてお試しください。
どうでしょうか?
一見、シンプル過ぎて、物足りないのでは?
と、感じた方も居るとか居ないとか。
ところが、ところが!
【本しめじ/大黒本しめじ】の味わいを最大限活かした!引き立てた!
旨い!吸い物を味わうなら、あれこれせず、
シンプルに仕上げるが一番!
とことんシンプルに仕上げた【本しめじ/大黒本しめじの吸い物】だからこそ、
口いっぱいに広がる、【本しめじ/大黒本しめじ】の風味や旨み!
味わいに、驚くこと間違いなし!?
この機会に是非、お試しください。
本しめじ/大黒本しめじ/酒蒸し/作り方
様々な野菜や魚介、肉/各種ホルモンなどの下処理/下ごしらえ/レシピ/食べ方
それでは皆様、お付き合いありがとうございました!
また、よろしくお願いいたしますぅ。