行者にんにくの醤油漬けが旨すぎる!レシピ/作り方/食べ方など、まとめて徹底解説!
行者にんにくの醤油漬けって美味しいの?
家で作るのは難しいのかなぁ?
生の行者にんにくを漬けるの?
茹でた行者にんにくを漬けるの?
日持ちさせる漬け方とかあるのかなぁ?
なんて方が居るとか居ないとか。
ちょっと待った!
うーん。
行者にんにくの醤油漬けに限らず、料理全般に言えることだと、思うのだけども、
簡単に作ろうと思えば、何でも簡単に作れるってのが、個人的な考えかなと。
が、しかし!
省いてはならない大切な部分ってのがあるのも事実!
行者にんにくの醤油漬けは、茹でるのが正解?
生で漬けるのが正解?
答えは、どちらも正解!!
正確には、好みや目的に合わせて作るが、その人にとっての正解!!
そこで、今回!
茹でてから漬ける【行者にんにくの醤油漬け】の作り方
生の行者にんにくを漬ける【行者にんにくの醤油漬け】の作り方
各【行者にんにくの醤油漬け】の、メリット/デメリットや違い。
長期保存するための作り方や方法。
食べ方や使い方など、好みや目的に合わせた、
【行者にんにくの醤油漬け】の作り方など、まとめて解説していこと思います。
- 行者にんにくの醤油漬けが旨すぎる!レシピ/作り方/食べ方など、まとめて徹底解説!
- 行者にんにく/醤油漬け/作り方
- 行者にんにく/下処理/下ごしらえ
- 行者にんにく/茹で方
- 行者にんにく/茹で時間/目安
- 行者にんにく/醤油漬け/漬け地/作り方
- 酒/ミリン/煮切り方/アルコールの飛ばし方
- 行者にんにく/醤油漬け/漬け地/割合/目安
- 行者にんにく/醤油漬け/漬け方
- 行者にんにく/醤油漬け/漬け時間/目安
- 行者にんにく(生の行者にんにく)/醤油漬け/日持ちさせる/方法/作り方
- 行者にんにく(生の行者にんにく)/醤油漬け/漬け方
- 煮沸消毒/やり方/方法
- 行者にんにく(生の行者にんにく)/用途に合わせた漬け地/違い
- 行者にんにくを茹でてから漬けた醤油漬け/生の行者にんにくを漬けた醤油漬け/違い/メリット/デメリット
- 行者にんにく/醤油漬け/盛り付け/食べ方/使い方
- 様々な野菜や魚介、肉/各種ホルモンなどの下処理/下ごしらえ/レシピ/食べ方
行者にんにく/醤油漬け/作り方
行者にんにく/下処理/下ごしらえ
1 行者にんにくについた、土や泥などの汚れを洗い落とす。
2 行者にんにくの表面についた硬い皮(赤っぽい皮/はかま)を取り除く(むく)。
3 硬い皮を剥き、薄皮が残っているようなら、丁寧に取り除く。
4 行者にんにくを再度洗い、しっかりと水気を取り除く。
※前回、解説した下処理/下ごしらえを済ませた、行者にんにくを使用しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
※根元(切り口)の色が変わり、乾いた部分を少し切り落とす。
行者にんにく/茹で方
5 鍋に水、塩少々を入れ火にかけ沸かす。
このとき、ボールに水、氷を入れ、キンキンに冷やした氷水を用意しておく。
コツ!ポイント!
※醤油漬けにするので、色味を気にする必要はないと、氷水を使用せず水(冷水)を使用する方も居るようだが、個人的には、氷水を使用する。
理由として、余熱で火が通ることを防ぐだけでなく、手早く冷ますことで、行者にんにくの風味や味わいが抜けるのを抑えることが出来る。
人それぞれ何を正解とするかなど、考え方が異なる。
好みに合わせて、お試しください。
6 行者にんにくを束ねるように葉側を持つ。
行者にんにく/茹で時間/目安
7 茎を沸かした湯に10秒程度、浸ける。
※先に、茎を10秒程度、茹でる。
持っていた手を離し、鍋に全体を入れ5秒~10秒程度茹でる。
茹でムラが出ないよう菜箸などを使い、上下を返し全体にまんべんなく火を通す。
コツ!ポイント!
※茎部分は葉と比べると、火が通りにくい。
最初から沸かした湯に、全体を浸けてしまうと、
葉部分に火が通り過ぎてしまい、食感を損なってしまう。
茎部分と葉部分の茹でるタイミング(時間)をずらすことで、食感を均一に茹であげることが出来る。
8 持っていた手を離し、全体を入れ上下を返し、5秒~10秒程度茹でる。
※手早く、上下を返し、まんべんなく火を通す。
9 茹で終えたら、用意しておいた氷水、
または、冷水に入れしっかりと冷ます。
10 しっかりと冷ましたら、適度な力加減で水気を絞る。
※茹でてしっかりと冷まし、水気を絞った、行者にんにくの様子。
行者にんにく/醤油漬け/漬け地/作り方
11 鍋に酒、ミリンを入れ火にかける。
12 沸かした状態で数分間そのまま火にかけ、酒とミリンのアルコール分を飛ばす(煮切る)。
※煮切り方に関しては、沸かした状態で数分間、火にかけて飛ばす(煮切る)方法と、
引火させ、一気にアルコール分を飛ばす(煮切る)方法がある。
煮切りについて、簡単に考える方も居るようだが、
ご家庭はもちろん。
慣れからくる気の緩みは危険が伴う。
煮切り方の違いや注意点など、詳しくは、こちらをご覧ください。
酒/ミリン/煮切り方/アルコールの飛ばし方
コツ!ポイント!
※初めての方や、ご家庭で煮切る場合、火をつけずアルコール分を飛ばす方法(煮切り方)をオススメいたします。
※アルコール分が飛んだか(煮切れたか)、臭いや味をみることで、確認することが出来る。
行者にんにく/醤油漬け/漬け地/割合/目安
13 鍋に醤油、煮切り酒、煮切りミリンを合わせ入れ、火にかける。
漬け地/割合/目安
濃口醤油1、煮切り酒1~2、煮切りミリン0.2~1
※解説では、濃口醤油1、煮切り酒1、煮切りミリン1を合わせています。
コツ!ポイント!
※薄めの味が好みなら、煮切り酒の割合を増やす。
甘味を抑えたいなら、煮切りミリンの割合を減らすなど、好みに合わせて調整する。
14 火にかけ、アクが浮いてきたら丁寧にすくい取る。
15 一煮立ちしたら(漬け地が沸いたら)、火を止める。
16 漬け地をボールなどに移しかえ、しっかりと冷ます。
コツ!ポイント!
※氷水を入れたボールに、漬け地を入れたボール重ねることで、漬け地をキンキンに冷ますことが出来る。
行者にんにく/醤油漬け/漬け方
17 漬ける前に、少量の漬け地をボールに入れる。
行者にんにくを入れ、菜箸などを使い、しっかりと漬け地を絡ませるように洗う(地洗い)。
コツ!ポイント!
※漬ける前に地洗いすることで、余分な水気を落とすこと出来る。
余分な水気を落とすことで、漬け地が薄まるのを防ぐだけでなく、味馴染みを良くすることが出来る。
18 地洗いを終えたら、ザルなどにあげ水気を切る。
19 タッパーなどの容器に、地洗いを済ませた行者にんにく、漬け地を入れる。
20 漬け地の表面から、行者にんにくが出ないように、ラップをピタッとかぶせ、蓋をして冷蔵庫に入れる。
行者にんにく/醤油漬け/漬け時間/目安
2時間~一晩
コツ!ポイント!
※浅めの漬かり具合が好みなら、漬け時間を短く。
しっかりとした漬かり具合が好みなら、半日~1日など、好みに合わせて調整する。
行者にんにく(生の行者にんにく)/醤油漬け/日持ちさせる/方法/作り方
1 下処理/下ごしらえを済ませた、行者にんにくの水気をしっかりと取り除き、ボールなどに入れる。
コツ!ポイント!
※長期保存を目的とする場合、水気が残っていると、傷みの原因になってしまう。
キッチンペーパーや布巾などを使い、しっかりと水気を拭き取る。
2 行者にんにくを入れたボールに、酒少々を入れ、行者にんにくに絡ませるように、サッと混ぜ合わせる。
コツ!ポイント!
※あれば、霧吹きに酒を入れ、全体に酒を吹きかけてもよい。
アルコールには、殺菌効果がある。
ただし、あまり多く振りかけてしまうと、仕上がり時に酒臭さや、醤油漬けの味わいを損なう恐れがある。
少量の酒を行者にんにくに、絡ませる程度の量にすること。
※酒を多く使用してしまったようなら、一度、ザルなどにあげ、水気(酒)を切る。
行者にんにく(生の行者にんにく)/醤油漬け/漬け方
3 煮沸消毒を済ませた、瓶などの密封容器に、行者にんにくを入れる。
※解説では、用途や盛り付けなどを考慮し、切らずに漬けています。
容器のサイズなどに合わせて、切ってから漬けるなど、好みに合わせてお試しください。
煮沸消毒/やり方/方法
※行者にんにくを瓶の中に入れている様子。
4 漬け地を注ぎ入れる。
蓋をして冷蔵庫に入れる。
行者にんにく(生の行者にんにく)/用途に合わせた漬け地/違い
薬味などに使用する場合
濃口醤油で漬ける。
そのまま食べる場合
茹でた行者にんにくの醤油漬けと、同様の漬け地
コツ!ポイント!
※薬味などに使用する場合、そのまま食べる場合、
と、漬け地を分けて解説しているが、
これらについては、何を正解とするかは難しい。
個人的な考えとして、行者にんにく醤油漬けを刻んで、
その他の料理(食材)の、薬味として(刻んで豆腐にかけるなど)使用する場合、
漬け地は【行者にんにく醤油】として、
漬けた行者にんにくは、刻んでかけるなどの【薬味】として、使用することを考えると、
あれこれ味つけしたり、薄めたりせず、
はっきりとした味つけ【濃口醤油】のみにした方が、行者にんにく自体の味わいや、
その他、料理や食材を活かすことが出来ると考える。
そのまま食べる場合、刻んで、ご飯にかけるなど、少量をご飯と混ぜて食べる分には、濃口醤油のみで漬けても、よいと考えるが、
ある程度の量を食べるのであれば、濃口醤油のみで漬けた場合、塩気がきつくなってしまう。
用途や目的に合わせて、作り方(漬け地)を変える必要があると、考える。
好みに合わせて、お試しください。
5 生の行者にんにくは、漬けると、しなっとしたような状態になる。
漬け地の量に関しては、たっぷり入れる必要はなく、ヒタヒタ程度量にする。
コツ!ポイント!
※漬け地の量に関しては、解説ではヒタヒタ程度量としているが、好みに合わせて、多めに入れるなどお試しください。
解説で、ヒタヒタ程度量と漬け地を少なめにしているのには、理由がある。
調味料を節約することが出来るだけでなく、
漬け地にも、行者にんにくの風味や味わいが移る。
漬け地を【行者にんにく醤油】として、使用することを予定している場合、多く漬け地を使用してしまうと、
【行者にんにく醤油(漬け地)】の風味や味わいが薄まってしまう。
6 ある程度漬けたら、菜箸などを使い上下を返す。
※漬けていた、行者にんにくの上下を返している様子。
※漬かってくると、行者にんにくがしなっとしたような状態になる。
このように、ヒタヒタ程度量の漬け地でも、しっかりと漬けることが出来る。
行者にんにくを茹でてから漬けた醤油漬け/生の行者にんにくを漬けた醤油漬け/違い/メリット/デメリット
※食感や味わいの好みは、人それぞれで、何をメリット/デメリットとするかは難しい。
個人的に考える(感じる)それぞれの違いを記述しておきますので、何をメリット/デメリットとするかは、好みや目的に合わせて、判断お願いいたします。
行者にんにくを茹でてから漬けた醤油漬け/メリット/デメリット
※生の行者にんにくの食感とは違い、シャキシャキとした食感は弱まり、柔らかな食感になる。
※サッと茹でることで、行者にんにくの風味(香り)や味わい(辛み)を抑えることが出来る。
※茹でることで、醤油漬けの日持ちが悪く(短くなる)、長期保存(水/湯を使うため傷みの原因になる)には向かない。
生の行者にんにくを漬けた醤油漬け/メリット/デメリット
※生の行者にんにくを漬けることで、シャキシャキとした食感を活かした、醤油漬けを作ることが出来る。
※生の行者にんにくを漬けることで、本来の風味や味わいを活かした(香りや辛みを強く)、醤油漬けに仕上げることが出来る。
※茹でずに生の行者にんにくを漬けることで、傷みの原因となる水が入らず、長期保存することが出来る。
行者にんにく/醤油漬け/盛り付け/食べ方/使い方
1 器に、行者にんにくの醤油漬けを盛り付け、漬け地を適量かける。
好みで、鰹節(削り節)を天に乗せる。
コツ!ポイント!
※漬ける際に、鷹の爪を入れても、また違った味わいをお楽しみ頂けます。
※食べ方/使い方に関しては、そのまま食べる(好みの大きさに切ってなど)のはもちろん。
刻んで、ご飯に乗せる/混ぜる。
その他の料理や食材(魚/肉料理/豆腐など)の、薬味や、漬け地を【行者にんにく醤油】として、使うなど、好みに合わせて色々と、お試しください。
※行者にんにくを切らずに(盛り付けの際に、切り揃えやすい)、醤油漬けにすることで、切り揃えて(見栄えよく)、盛り付けることが出来る。
※生の行者にんにく醤油漬けの参考画像。
どうでしょうか?
目的に合わせて、【行者にんにくの醤油】の作り方を変えることで、様々な場面で大活躍間違いなし!
そのままご飯と一緒に食べるもよし!
刻んで、薬味として使うもよし!
行者にんにくの風味や味わいが抜群!
な、漬け地を【行者にんにく醤油】として、使うもよし!
【絶品!行者にんにくの醤油漬け!】この機会に是非、お試しください。
様々な野菜や魚介、肉/各種ホルモンなどの下処理/下ごしらえ/レシピ/食べ方
それでは皆様、お付き合いありがとうございました!
また、よろしくお願いいたしますぅ。