飲めるぐらいが丁度よい!優しい味わいの【万能!土佐酢(合わせ酢)/レシピ/作り方】など、まとめて徹底解説!
酢の物は好きなんだけどなぁ。
酢がキツ過ぎて、むせるからなぁ。
どうして、あんなに酢をきかせるんだろう。
本当に皆、うまい!と思ってるのかなぁ?
そもそも、土佐酢ってなに?
なんて思ったことある方が、居るとか居ないとか。
ちょっと待った!!
まず、土佐酢についてですが、
分かりやすく説明すると、二杯酢、三杯酢、のような合わせ酢の一種。
二杯酢、三杯酢、土佐酢をざっくりと説明をすると、
酢と醤油を合わせた酢が二杯酢。
酢と醤油とミリンを合わせた酢が三杯酢。
三杯酢に、鰹出汁を合わせた酢が土佐酢。
ただ、料理には正解がないとでも言ったらよいのか、二杯酢や三杯酢、土佐酢が必ずしもこう!
ってことではなく、基本的にはこうだが、
人それぞれ、塩を加えたり、砂糖を使う方など様々。
酢がきいた酢の物の方が好き!
酢を抑え酢の物の方が好き!
好みに関しては、人それぞれ。
自分が旨い!1人でも旨い!と、思うのであれば、それは、その人にとって正解!
なので、私は人の作る料理を否定したことはありません。
それが料理の面白いところであり、奥深いところだと考えているのであります。
個人的な感想なので、一概には言えないのだけども、その気持ち私も分かるのであります。
甘い物。辛い物。酸っぱい物。
自分も好きであります。
が、しかし。
甘すぎる物。辛すぎる物。酸っぱすぎる物。
自分は苦手であります。
ただ、これまた難しいもので、
通常なら度が過ぎると感じる味つけでも、別の料理では、丁度よいってことが多々あるのであります。
うーん。やはり料理は奥深い。
とまぁ。
何が言いたいかと申しますと、丁度よいが丁度よいのであります。
え?丁度よいって、何がどうなると丁度よいの?
って話を始めると、これまた長くなってしまいそうなので、この話はここで一旦、終わろうかと思います。
そこで今回!
せっかく土佐酢を作るなら、鰹出汁を活かして、
土佐酢自体も味わおう!
酢がきき過ぎず、それでいて酢がちゃんときいている。
優しい味わいだからこそ、様々な食材を活かし相性抜群!!
飲めるぐらいが丁度よい!
万能土佐酢の作り方を解説していこうと思います。
土佐酢(合わせ酢)/レシピ/作り方
1 鍋に出汁、酢、薄口醤油、ミリン、好みで砂糖を入れ、火にかける。
土佐酢(合わせ酢)/割合
鰹出汁7、酢2、薄口醤油1、ミリン1、好みで砂糖適量
コツ!ポイント!
※今回、解説では、酢を抑えた割合にしている。
酢を利かせた土佐酢が好みなら、出汁を減らすこで、調整することが出来る。
※今回、解説では使用していないが、出汁昆布を使っても、また、一味違った味わいに仕上げることが出来る。
好みに合わせて、お試しください。
土佐酢(合わせ酢)/追い鰹(おいがつお)/風味や旨みを足す方法
2 沸く直前まで火にかける。
コツ!ポイント!
※温度を上げ過ぎてしまうと、せっかくの鰹出汁の風味などが損なわれてしまう。
3 鰹節を入れ、そのまま自然と鰹節が沈むまで置いておく。
土佐酢(合わせ酢)/鰹節を入れるタイミング
※沸く直前まで火にかけ、鰹節を入れてから、火を止める。
※沸く直前まで火にかけ、火を止めてから、鰹節を入れる。
コツ!ポイント!
※個人的には、鰹節を入れてから火を止めることが多い。
ただし、初めての方など、沸く直前まで火にかけ、火を止めてから、鰹節を鍋に入れるやりかたの方が、作業に余裕が出来ると考える。
好みや状況に合わせて、お試しください。
※鰹節が沈んだ様子。
土佐酢(合わせ酢)/濾し方
4 ボールなどの上に、ザルを乗せる土台として、菜箸など(ザルを乗せても安定するように、丸い物より四角い菜箸などの方がよい)を置く。
コツ!ポイント!
※濾すときは、必ずしもこうするということではない。
設備や、道具が揃った環境であれば、濾し器やザルにサラシを重ねるなどでもよい。
解説では、ご家庭で料理をすることを考慮し、身近な物を使用するやり方で解説している。
5 ザルを乗せる。
6 ザルの上にキッチンペーパー置く(敷く)。
7 土佐酢を注ぎ入れ、しばし置き、自然に土佐酢を濾す。
コツ!ポイント!
※少しでも多く、土佐酢を濾したいという気持ちも分かるが、自然に濾すこと。
絞ってしまうと、エグミなどが入ってしまう。
必ずしも、絞ってはならないということではないので、
気にならない。少しでも多く濾したいと思う方など、好みに合わせてお試しください。
※使用した鰹節に関しては、そのままでも美味しく食べることが出来ます。
8 濾し終えた土佐酢を冷まし、煮沸処理を済ませた、密封性容器やボトルなどに入れ、冷蔵庫に入れる。
煮沸消毒/やり方/方法
どうでしょうか?
酢を抑え、優しい味わいにすることで、
食材本来の味わいを活かし、
更に、土佐酢自体を味わうことが出来る!!
飲めるぐらいが丁度よい、
まさに【万能!土佐酢!】
この機会に是非、お試しください。
野菜や魚介、肉/各種ホルモンなどの下処理/下ごしらえ/レシピ/食べ方
それでは皆様、お付き合いありがとうございました!
また、宜しくお願いいたしますぅ。