秋刀魚の【つみれ鍋】がとにかく旨い!心と体が温まる!絶品!秋刀魚のつみれ鍋の/レシピ/作り方について、まとめて徹底解説!
うーん。寒くなってきたし、旨い鍋が食べたいなぁ。
なんか旨い!秋刀魚の食べ方ないかなぁ。
うーん。つみれってなんか、独特な食感というかなんと言うか。
ゴムみたいな、感じというか、食感というか。
なんか自然じゃないというか、不自然というか。
口の中で、ホロッとほぐれるような、
柔らかな食感のつみれって作れないのかなぁ。
あぁ。旨い秋刀魚のつみれ鍋が食べたいなぁ。
なんて思った方が、居るとか居ないとか。
ちょっと待った!
いやいや。なんと言いますか。
個人的に理想とする【秋刀魚のつみれ】は、
形を整えるためなのか、なんなのか、
薄力粉(小麦粉)や片栗粉などを繋ぎに使い、
ぷにぷにとしたような、団子のような、
不自然な食感のつみれではなく、
しっかりと形が整っているのに、
パクっと口に入れた瞬間!?
あら。不思議!?
ホロッとほぐれるような、柔らかな食感に仕上げる。
【秋刀魚のつみれ鍋の鍋出汁】の理想としては、
雑味がなく、秋刀魚の旨みが溢れ、
澄んで綺麗な鍋出汁に仕上げる。
理想的な【秋刀魚のつみれ】と、
理想的な【秋刀魚のつみれ鍋の鍋出汁】を
組み合わせたとき!
正に絶品!【秋刀魚のつみれ鍋】ができ上がると、
考えるのでございます。
そこで、今回!
秋刀魚のつみれは、形が整っているのに、
ホロッとほぐれるような、柔らかな食感!
鍋出汁は、秋刀魚の旨みが溢れ、
澄んで綺麗に仕上げる!
個人的に理想とする、秋刀魚のつみれと、
秋刀魚のつみれ鍋の鍋出汁を合わせて、仕上げる!
正に絶品!秋刀魚のつみれ鍋の作り方を解説していこうと思います。
秋刀魚(サンマ)のつみれ鍋/作り方
1 サンマを三枚におろし、骨や皮を取り除く。
※サンマの捌き方/おろし方について詳しくは、こちらをご覧ください。
秋刀魚(サンマ)のさばき方/おろし方
2 サンマを重ね置き、端から刻む。
3 端から刻んだサンマを細かく叩く(刻む)。
4 全体にまとまりがつくくらいまで、細かくしっかりと叩く(刻む)。
コツ!ポイント!
※火を通すときは崩れず、食べたとき、
口の中でホロッほぐれるような、優しい口当たりの食感のつみれに仕上げるには、しっかりと全体にまとまりがつく程度、細かく叩く(刻む)必要がある。
荒すぎてしまうと、火を通す段階で、バラバラと崩れてしまう。
全体をまんべんなく、しっかりと細かく叩く(刻む)こと。
5 ネギと生姜をみじん切りにする。
※ネギ(長ネギ)や生姜を簡単にみじん切りにする方法(切り方)などについて、詳しくはこちらをご覧ください。
ネギや生姜を簡単にみじん切りにする方法/切り方
6 しっかりと細かく叩き(刻み)終えたサンマと、
みじん切りにしたネギと生姜、隠し味程度(少量)の薄口醤油とミリンを入れ、しっかりと混ぜ合わせる。
コツ!ポイント!
※食べたとき、口の中でホロッとほぐれるような、
つみれに仕上げることを目的としている。
薄力粉(小麦粉)や片栗粉などは、使わない。
※サンマとみじん切りにした、ネギと生姜、
隠し味程度に加えた、少量の薄口醤油とミリンをしっかりと混ぜ合わせる。
秋刀魚(サンマ)のつみれ鍋/鍋出汁(地)の作り方
7 鍋に出汁、薄口醤油、ミリンを合わせ入れ、火にかける。
鍋出汁が沸いたら、鍋出汁がコトコトとなる程度に、火力を落とし調整する。
秋刀魚(サンマ)のつみれ鍋/鍋出汁(地)/割合(目安)
出汁10~12、薄口醤油1、ミリン1
秋刀魚(サンマ)のつみれ/下ごしらえ/つみれの形の整え方
8 つみれを一握り程度量(手のひらに収まる程度量)持つ。
細長くなるように、手のひらの中で形を整える。
コツ!ポイント!
※イメージとしては、つみれを持った手のひらの中で、つみれの空気を抜くように、つみれを軽く握るようにして、細長く形を整える。
※手のひらに軽く油を塗ると、手につみれがつきずらく、効率よくつみれを形どることができる。
9 手のひらの、中にあるつみれを親指と、
人差し指の間から、絞り出すように軽く握る。
※つみれを軽く握り、下画像のように、
つみれを親指と人差し指の間から絞り出す。
※つみれ一個分、絞り出した様子。
10 人差し指と親指の間から絞り出した、
つみれをスプーンですくい取る。
※つみれをスプーンですくい取った様子。
多少の慣れが必要になるが、感覚を掴むと手早く、つみれを形どることができる。
11 火にかけてコトコトとした鍋出汁に、つみれを落としていく。
12 つみれを二個、三個と続けて入れ、しっかりと火を通す。
※途中、アクが浮いてきたら、丁寧に取り除きながら、しっかりと火を通し終えた、サンマのつみれの様子。
13 鍋からつみれを取り出す。
14 盆ザルなどに、火を通したつみれ同士が重ならないよう、広げるように並べ置き冷ます。
15 つみれに火を通した鍋出汁を一度、濾し(こし)、ボールなどに移し変えしっかりと冷ます。
コツ!ポイント!
※つみれに火を通した鍋出汁を使うことで、しっかりとサンマの旨みを活かした、鍋に仕上げることができる。
※火を通さずに、そのまま鍋につみれを入れ仕上げると、崩れた場合など、鍋出汁が濁ってしまう。
※一度つみれに火を通すことで、アク(雑味)を取り除くことができる。
※盛り付ける前に火を通すことで、形を整えることができ、見栄えのよいつみれに仕上げることができる。
それだけでなく、仮に崩れてしまった場合や、細かく崩れた部分などが、鍋出汁の中にあったとしても、一度濾すことで、しっかりと取り除くことができる。
これらをまとめると、
サンマの旨みを逃すことなく、雑味を取り除き、
鍋出汁が澄んで、綺麗な仕上がりの、
つみれ鍋に仕上げることができる。
16 ネギ(長ネギ)を洗い、しっかりと水気を拭き取る。
根元を落としネギを斜めに切る(笹切り)。
17 絹ごし豆腐を好みの大きさに切る。
切り終えた豆腐を水にさらす。
コツ!ポイント!
※切り終えた豆腐をそのまま、鍋に入れてしまう、
鍋出汁(地)が白っぽく濁ったような、仕上がりになってしまう。
好みの大きさに切り終えた豆腐を
一度、水にさらすことで、豆腐の周りについた、
崩れた部分などを落とすことができる。
一度水にさらし、それらを落とすことで、鍋出汁が濁らず、
綺麗に澄んだ鍋出汁の、つみれ鍋に仕上げることができる。
秋刀魚(サンマ)のつみれ鍋/盛り付け方
18 豆腐やネギを奥に盛り付け、メインとなるつみれを手前に、見栄えよく盛り付ける。
19 盛り付けを終えたら、鍋出汁を適量(気持ち少ないかな程度量)注ぎ入れる。
コツ!ポイント!
※鍋の盛り付け方として、基本的に鍋出汁(地)は、
たっぷり入れない。
たっぷりと多めに鍋出汁を入れてしまうと、
火にかけたとき、鍋出汁が溢れ出してしまう。
また、鍋出汁は盛り付けを終えてから、盛り付けを崩さないよう注意して注ぎ入れる。
先に鍋鍋出汁を鍋に入れてしまうと、
盛り付けるとき、食材が浮き上がり、
綺麗に盛り付けることができなくなってしまう。
秋刀魚(サンマ)のつみれ鍋/仕上げ方
20 盛り付けを済ませたら、火にかける。
21 火にかけ、アクが浮いてきたら、丁寧にすくいとる。
コツ!ポイント!
※土鍋は温まるまでに、多少の時間がかかってしまうが、一度温まると、冷めずらい。
沸かしてから鍋出汁が溢れ出そうになったからといって、火力を落としても、鍋出汁が落ちつくまで、多少の時間がかかってしまう。
溢れ出して、焦ってしまうと、火傷などの怪我をしてしまう恐れがある。
溢れ出してしまったからと、
焦らず余裕を持って対応する。
土鍋の扱い方には、注意すること。
秋刀魚(サンマ)のつみれ鍋/食べ方
22 鍋を火にかけ仕上げる。
そのまま食べるのはもちろん。
仕上げに刻んだ柚子の皮を散らすと、
また違った、秋刀魚(サンマ)のつみれ鍋を味わうことができる。
好みに合わせて、お試しください。
どうでしょうか?
秋刀魚(サンマ)のつみれ鍋の盛り付けを済ませ、
火にかけて仕上げる。
鍋出汁は秋刀魚の旨みが溢れ、
綺麗に澄んで美しく。
しっかりとつみれの形が整っているのに、
パクっと口に入れたら、あら。不思議!?
ホロッとほぐれるような、柔らか食感!
もうね。正に絶品!で、ございます。
心も体も温まる!
【絶品!秋刀魚のつみれ鍋】
この機会に是非、お試しください。
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それでは皆様、お付き合いありがとうございました!
また、宜しくお願いいたしますぅ。