料理をするさい様々な場面で目にする煮切った酒、煮切りミリン!煮切るってなんだ?について解説!
どもども板前ちっぴぃです。
よく煮切るとか煮切った酒、煮切ったミリンなんて目にすると思います。
そこで今回煮切るとは何か?
煮切る意味は何か?
煮切り方の解説をしていきます!
そもそも何の意味があるんだ?と思われる方もいると思いますが、料理をするうえでかなり重要になってくるんです。
まず煮切るとは酒やミリンを加熱して、アルコールを蒸発させたり火をつけてアルコールを飛ばすことを煮切るといいます。
なぜわざわざそんなことするのか?
余分なアルコールを飛ばすことで、酒やミリンの甘みや旨味を料理に足すことが出来るからです。
その料理に求めていないのに、アルコールの匂いが料理の邪魔をしたり、酔ってしまう苦味の原因になってしまうなど
美味しい料理を作ろうとして、酒やミリンを使ったはずなのに、逆に美味しくなくなってしまっては元も子もないですからね...
今回代表的な2種類の煮切り方を解説していきます!
簡単に煮切ると言いますが、結構危険な行為なので、
初めての方やしょっちゅうやってるから大丈夫!
なんて方も何事も慣れが一番危険なので、しっかりと最悪の事態を想定し要注意!することを忘れずに、煮切るようにしましょう!
火をつけない煮切り方(アルコールを飛ばす)
ご家庭で酒やミリンの煮切りをする場合、沸騰させた状態で1~2分程度火にかける方法をオススメします。
その際、蒸発したアルコールに引火してまう恐れがあるので、沸いた状態を維持する程度に火力を弱め、調整する。
引火した場合換気扇などに、カバーなど付けていると熱で変形する恐れがある。
最悪の事態にならないようにするため、火を付けてアルコールを飛ばす場合の煮切り方を参考にしてください。
一度火を消して、匂いや味をみることで、アルコールが飛んだか確認することが出来る。
火をつけ一気にアルコールを飛ばす煮切り方
画像では分かりずらいと思いますが、かなりの勢いで炎が上がります。
ダクトなどに引火しては、もともこもないので、金属製の蓋などをヤットコなどで掴み炎が上がらないように、ある程度の高さに蓋をかざし、炎の高さを調整する。
ダメだと感じたらそのまま蓋をし、ガス台の火を消し、しばらく蓋をしたまま待つなどの備えをする。
慣れが一番危険なので習慣づけるようにする。
火がついても焦らず落ち着いて対処する!
焦って大惨事になってしまっては全て台無しですからね。
様々な野菜や魚介の下処理/下ごしらえ/レシピ/食べ方
皆様お付き合いありがとうございました!
また宜しくお願いいたしますぅ。