【板前レシピ】子メロン(小メロン/摘果メロン)の食べ方

子メロンを色鮮やかに仕上げる色出しや臭みやアクの抜き方(取り方)など下処理/下ごしらえ/食べ方についてまとめて徹底解説!

子メロン(摘果メロン)について

子メロン(摘果メロン)とは

メロンを大きくするため/大きなメロンを収穫するため摘果した(間引いた)小さなメロンのこと。

子メロン(摘果メロン)読み方/呼び名

主な読み方/呼び名として

子メロン(こめろん)

小メロン(こめろん)

摘果メロン(てきかめろん/てっかめろん)

子メロン(摘果メロン)旬

子メロンの旬をいつとするかは難しいところだが、一般的には初夏とされる。

子メロン(摘果メロン)についての説明はこれくらいにして

子メロン?摘果メロン?見たことあるけど、どうやって食べるんだろう?

一般的に市販されているメロンは食べたことあるけど、どんな味するんだろう。

皮も食べられるって聞いたことあるけど本当?

下処理、下ごしらえってどうすれば良いんだろう。

大きめの食べてみたけど、なんか口に残るんだよなぁ。

クセがないって聞いたけど、青臭いような。

アク?エグミを感じるような。

うーん。どうにか取る方法ないのかなぁ。

せっかく食べるなら臭みやエグミもなく、色鮮やかに仕上げたいんだよなぁ。

なんて方が居るとか居ないとか。

ちょっと待った!

食べたことないなぁ。

お店に行って食べたことはあるけど、実際どうやって食べるんだろう?

なんて方も多いかとは思う子メロン(摘果メロン)!

実はかなり美味しい絶品食材なのであります。

どんな味かを表現するのは、難しいのですが、ふわっと優しいメロンの香りやほのかな甘味!

カリカリパリパリとしたような、食感がこれまたよし!

それでいて、強く気になるような青臭さ(臭み)やアク、エグミもないときたもんだ。

が、しかし!

子メロンはエグミや青臭みなどのクセも少ないから、皮もそのまま食べられる!

切ってそのまま料理すれば大丈夫!

簡単に料理することができる!

なんて耳にすることもありますが、

個人的には本当にそうなの??

子メロンがそういう物だと思って、そうしているだけでは?

一手間加えて下処理/下ごしらえをしたことある?

それが良いか悪いかは別として、何でも簡単に済ませようと思えば、簡単に済ませられるものです。

ただ簡単って言葉を使っているだけでは?

なんて思ったりもするのでございます。

大きめの物など、皮の味をみてみれば分かるのですが、硬さや青臭さ、クセ(エグミ)のようなものを感じるのもこれまた事実!

それも旨みだ!そのままでも気にならない!

のであればそれでもよいのかも知れませんが、皆が皆それを良しとするかは別の話!

料理は正解が一つではない!

これがまた面白くもあり難しいところでもあるのでございます。

子メロンはこういう物だと、何も気にせずただ料理するのではなく、一手間加えることで、色鮮やかに仕上げたり、臭みやクセ(アク)を取り除くことができるとしたら、試してみる価値あると思いませんか?

せっかくなら皆様の好みに合わせて、食材を美味しく食べて頂きたいのでございます!

そこで今回!

子メロン(摘果メロン)の色を鮮やかに仕上げる方法(色出し)や

青臭さやエグミの取り方(アク抜き)などの、

下処理/下ごしらえはもちろん!

子メロン(摘果メロン)の食べ方などについてまとめて解説していこうと思います。

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※参考までに異なる大きさの物を用意している。

下画像のように、一般的に市販されているメロンと比べると小さいく、どれも手のひらに収まるような大きさではあるが、

子メロン(摘果メロン)として市販されている物の中にも大小がある。

※違いについては、下記解説をご覧ください。

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子メロン(摘果メロン)下処理/下ごしらえ

1 子メロンの表面についた汚れをしっかりと洗い落とす。

※流水を当てながら表面についた汚れを洗い落としている様子。

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2 洗い終えた子メロンの水気をキッチンペーパーや布巾などでしっかりと取り除く。

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3 両端(ヘタの部分)を切り落とす。

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子メロン(摘果メロン)皮を剥く必要がある?ない?について

大きめな子メロン(摘果メロン)について

※人それぞれ好みや考え方があることから、一概には言えないが、個人的な考え方としては、

大きめの子メロンについては皮を剥く。

但し、食べる方の好みに合わせて、剥かずに又は一部を残して使用することもある。

※大きめな子メロンの皮を剥く。剥かない。

の違いについてだが、あまりにも子メロンが大きく皮がかなり硬い。傷んでいるなどを除き、一般的に市販されている子メロンは、表面の硬さを感じる皮が、とても硬くて食べられないということはないと考える。

但し皆が皆、気にならない硬さとは考えていない。

子メロンの表面の皮特有のパリっとしたような食感を活かすなら、皮を残す。

全部残すと硬さを感じるのであれば、一部皮を剥く(包丁やピーラーなどを使い縞模様のように表面の皮を剥くなど)。

※硬さ以外の皮を剥く理由としては、皮の味をみれば分かることだが、青臭さやエグミなどのクセを感じる。

これら子メロン特有のクセを旨みと捉える方であれば、皮を残したまま使用すればよいが、

小メロン特有のクセが苦手な方や気になる方などは、表面の皮を剥くことである程度のクセを取り除くことができる。

大きめな子メロン(摘果メロン)/皮の剥き方(皮を剥く場合)

1 子メロンの両端(ヘタ)を切り落とす。

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※両端(片側)の様子

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※両端を切り落とした様子

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2 表面の皮を包丁またはピーラーで剥く。

コツ!ポイント!

※皮を剥く理由としては、実際に皮の味をみてみれば分かるが(噛んでみる)人によってだとは思うが、硬さや青臭さ、エグミなどを感じる。

子メロン特有のクセが気になるようなら、皮を剥き取ることで、これらを取り除く(抑える)ことができる。

※青臭さやエグミ(クセ)をより取り除く方法は下記にある青臭さ(クセ)の取り除き方/色出しの解説をご覧ください。

※包丁で剥くのが難しいようなら、ピーラーを使うことで簡単に剥くことが出来る。

但し、あまり深く皮を剥いてしまうと、せっかくの色味が損なわれてしまうので、なるべく果肉を剥いてしまわないように(色味を残すように)表面の硬い皮のみを薄く剥き取るイメージで剥くとよい。

※皮を剥いている様子。

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※一部皮を剥いた様子。

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※表面の皮のみを剥き取るイメージで薄く皮を剥き終えた様子。

コツ!ポイント!

※全て剥かずに一部(縞模様)残して剥くことで、パリっとした皮特有の食感を活かすことが出来る。

皮を剥かない。完全に剥く。一部皮を残すなど、好みに合わせてお試しください。

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3 皮を剥き縦半分に切り種とワタを取り除く。

子メロンの表面に塩を振りかける。

コツ!ポイント!

※この工程(塩を使う)に関しては、色味を気にせずクセを感じないのであれば省いてもよい。

好みや考え方については、人それぞれ異なるため何を正解とするかは難しい。

好みや状況(炒め物にする場合など)に合わせて、色々とお試しください。

※種やワタの取り方などについては、大きめ、小さめの子メロンの下ごしらえに違いがあるため、詳しくは下記解説をご覧ください。

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4 振りかけた塩で表面(皮を剥いた面)を適度な力加減で満遍なく擦り、そのまま置いておく。

コツ!ポイント!

※塩を使うことで、適度に子メロンの水気を抜くことが出来る。

何分置いておけばよいというのは難しいが、数分置くことで、表面に水気が浮き上がって来たのを確認することが出来る。

適度に水気を抜くことでもクセ(アク)をある程度取り除く(抑える)ことが出来る。

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※表面に塩擦り(刷り込ませるように)、そのまま少し置いた様子。

表面に水気が浮き上がり、塩で子メロンの表面を擦る前と比べると、色味が鮮やかになっているのを確認することが出来る。

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小さめな子メロン(摘果メロン)について

※個人的な考えだが小さめな子メロンの場合、基本的に皮を剥かずに使用する。

但し、皮の表面を確認すると細かな産毛が生えている。

塩を使い皮表面についた産毛の処理をすることで、産毛を取り除くことができるだけでなく、ある程度ではあるが、色よく青臭さやアクを取り除くことができる。

青臭さなどのクセや硬さを感じるのであれば、食べる方の好みや仕上がりのイメージに合わせて、皮を剥き使用すればよい。

 

 

小さめな子メロン(摘果メロン)/皮の表面についた産毛の取り方(落とし方/皮の処理)

1 子メロンの両端(ヘタ)を切り落とす。

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※両端(ヘタ)を切り落とし終えた様子。

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2 子メロンに塩を振りかける(まぶす)。

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3 子メロンの上に手を乗せ、まな板に擦りつけるよう手を上下に動かす。

そのまま手を横に移動させ、子メロン全体を満遍なく板ずり(塩ずり)する。

コツ!ポイント!

※板ずり(塩ずり)をすることで、表面の産毛を取り除く、青臭さを抜くことが出来る。

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※板ずり(塩ずり)をしている様子。

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※端の方に丸みがあり、全体を満遍なく板ずり(塩ずり)することが難しいようなら、無理にまな板に擦りつける必要はない。

下画像のように、子メロン表面を指で擦り、産毛を取り除く(落とす)。

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※板ずり(塩ずり)を済ませ終えた様子。

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※その他、食材の板ずり(塩ずり)に関しては、下記解説記事をご覧ください。

itamae-recipe.com

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子メロン(摘果メロン)の種は取る必要がある?ない?について

※人それぞれ好みや考え方があることから、一概には言えないが、個人的な考え方としては、

大きめな子メロンの種とワタは取り除く。

小さめの子メロンについては、仕上がりのイメージや好み、用途に合わせて、決めればよいと考える。

大きめな子メロン(摘果メロン)について

※切って確認すると分かるが、大きめの子メロンについては、種もしっかりとして、一般的に販売されているメロンのように、ワタがとろっとしている。

種は口辺りも悪く、とろっとしたワタ部分は、果肉の部分の食感とも異なる。

果肉の食感や子メロンの味わいを活かすことを考えると、種はもちろん。

ワタもしっかりと取り除く。

料理の仕上がりの見た目についても、とろっとしたワタの部分が残っていると、果肉の輪郭がぼやけてしまい、見た目を損なってしまう。

小さめな子メロン(摘果メロン)について

※小さめな子メロンについても、切って確認すると分かるが、イメージとしては、胡瓜(きゅうり)に似ている。

違和感なく食べることが出来ると考えるが、果肉の部分と食感が異なることから、

小さめな子メロンの種やワタを取り除くのか、取り除かないかについては、好みや状況み合わせて決めればよいと考える。

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※下画像、上画像(左)大きめの子メロンを縦半分に切った様子。

画像をご覧頂ければ分かるように、一般的に市販されている大きなメロンとまではいかないが、種はしっかりとして、とろっとしたワタの部分がある。

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※下画像、小さめの子メロンを縦半分に切った様子。

種は小さく柔らかく、ワタの部分にとろみがない。

イメージとしては、胡瓜(きゅうり)に似た感じ。

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※下画像(左)小さめの子メロンの種とワタの部分を取り除いた様子。

※下画像(右)大きめの子メロンの種とワタの部分を取り除いた様子。

※実際に味をみることで、違いを確認することができる。

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子メロン(摘果メロン)種やワタの取り除き方

大きめな子メロン(摘果メロン)の種やワタの取り除き方

1 皮を剥いた/皮を剥いていない子メロンを縦半分に切る。

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2 果肉とワタの境い目辺りにスプーンなどを使い種とワタを取り除く。

コツ!ポイント!

※種やワタの取り除き方についてだが、何を正解とするかは難しいが、個人的には果肉とワタの境い目辺りを一度、ぐるりとスプーンを差し込んでおくと、取り除きやすいかと考える。

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※種とワタを取り除いている様子。

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3 種とワタがまだ取りきれていないかを確認し、残っているようなら、しっかりと取り除く。

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※果肉に残った種やワタを取り除いている様子。

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※下画像のように、種やワタをしっかりと取り除く。

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※種やワタをしっかりと取り除き終えた様子。

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小さめな子メロン(摘果メロン)の種やワタの取り除き方

1 子メロンの両端を切り落とし、種(ワタの部分)の部分に目星をつける。

筒抜きの大きさ(サイズ)を合わせ、抜き取る(射抜く)。

コツ!ポイント!

※小さめの子メロンの種やワタが気にならないのであれば、取り除く必要はない。

上記にあるスプーンを使った方法でも取り除くこともできるが、筒抜きを使うことで、仕上がりの見た目に違いを出すことが出来る。

好みに合わせてお試しください。

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コツ!ポイント!

※簡単に抜く(射抜く)などという方もいるが、慣れて感覚を掴んでしまえばのことであって、初めての方もそうだとは考えない。

綺麗に抜く(射抜く)コツとしては、とにかく真っ直ぐ筒抜きを差し込むことを意識する。

難しいと感じるのであれば、一度で抜く(射抜く)のではなく、片面で半分差し込み、一度筒抜きを抜いて、返してからもう片面に再度、筒抜きを差し込んで抜く。

二度に分けて両面から半分ずつ筒抜きを差し込み、抜く(射抜く)ことで、綺麗に真っ直ぐ種やワタを取り除くことができる。

好みや状況に合わせてお試しください。

※筒抜きを持っていない。筒抜きをお探しの方など、参考までにこちらをご覧ください。

 

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※子メロンの種やワタを取り除き終えた様子。

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※種やワタを抜き取り終えた子メロンを縦半分に切った様子。

筒抜きを使うことで下画像のように、種やワタを綺麗に取り除くことができる。

※解説では筒抜きを使い、種やワタを取り除いた子メロンがどのようになっているか、

参考までに半分に切っているが、射抜いた子メロンを縦半分に切らずに、

横向きに切ることで、輪っか(輪)のような形に、仕上げることができる。

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子メロン(摘果メロン)色鮮やかに仕上げる方法(色出し)/青臭さ(臭み)やアクなどのクセをより取り除く方法(アク抜き)

1 鍋に水を入れ、火にかけて沸かす。

コツ!ポイント!

※色味(青み)を活かす(色出し)場合、なんでもかんでもとにかく塩を入れ、火にかけるという方を多く見かける。

個人的な考えではあるが、今回に関してはわざわざ鍋に塩を入れ火にかける必要はない。

小さなことだが、板ずり(塩ずり)を済ませた子メロンの塩を落とさず、そのまま使用することで、無駄を減らすことができる。

人それぞれやり方や考え方が異なるため、好みに合わせてお試しください。

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2 ボールなどに水と氷を入れ、キンキンに冷やした氷水を用意しておく。

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3 板ずりを済ませた子メロンの塩を落とさずに、沸いた湯の中(鍋)に入れサッと湯通しする。

コツ!ポイント!

※完全に子メロンに火を通すことを目的としている訳ではない。

完全に火を通ししてしまうと、せっかくの子メロンの風味や食感などの味わいを損なってしまう。

湯通しの時間のイメージとしては、子メロンを鍋に入れたら、一呼吸おき5秒~10秒程度サッと湯に通す。

サッと湯通しすることで、色味は鮮やかになる。

それだけでなく、仕上がりの味をみれば分かるが、風味や食感を損なうことなく、青臭さやエグミなどのクセ(アク)が取り除けたことが分かる。

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※沸かした湯の中(鍋)に、板ずり(塩ずり)を済ませた子メロンを湯通ししている様子。

コツ!ポイント!

※鍋に入れた子メロンが湯の表面から出ている部分をそのままにして、湯通しを済ませてしまうと、ムラが出てしまう。

全体を満遍なく湯通しするように、菜箸やお玉(穴空きお玉)などを使い、子メロンを転がすように湯通しするとよい。

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5 湯通しを済ませた子メロンを取り出す。

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6 湯通し済ませた子メロンを手早く、氷水に落とししっかりと冷ます。

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※大きめの子メロンも同様に、湯通しする。

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コツ!ポイント!

※皮目の色味を鮮やかにするのはもちろん。

青臭さやクセは皮側(皮)に強くある。

クセを取り除く意味でも、大きめの子メロンを湯通しする場合、皮面を下に向けて湯通しすること。

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※湯通しを済ませ冷水に落とした様子。

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7 湯通しを済ませ冷水に落とした子メロンをしっかりと冷ましたら、ザルなどにあげ水気を切る。

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8 キッチンペーパーや布巾などを使い、しっかりと水気を取り除く。

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※下画像(左)下処理/下ごしらえを済ませる前の子メロン(小さめ)。

※下画像(右)下処理/下ごしらえを済ませた子メロン(小さめ)

※下画像をご覧頂ければ分かるように、下処理を済ませる前の子メロン(小さめ)の表面には細かな産毛が生え、白っぽくくすんだ緑色をしている。

一方、下処理を済ませた子メロン(小さめ)は、表面に産毛はなく鮮やかな緑色をしている。

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※下画像(左)下処理/下ごしらえを済ませる前の子メロン(大きめ)

※下画像(右)下処理/下ごしらえを済ませた子メロン(大きめ)

※下画像をご覧頂ければ分かるように、下処理を済ませる前の子メロン(大きめ)の表面は、つるりとして白っぽく見るからに、硬さのあるような皮をしている。

一方、皮を剥くなどの下処理を済ませた子メロン(大きめ)は、鮮やかな緑色(翡翠色)をしている。

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子メロン(摘果メロン)食べ方/個人的な考え

※個人的に子メロンは青臭さやエグミなどのクセが少なく、とても食べやすい食材と考える。

とはいえ、クセが全くないということではない。

必ずしも上記にある下処理/下ごしらえをしなければならないということではないが、

今まで子メロンはこういう物だと、処理を済ませず苦手だと感じていた方や、食べられないことはないが、若干のクセを感じる。

色味を良く(色鮮やかに)仕上げたい方など、上記にある下処理/下ごしらえを済ませることで、また違った子メロンを味わうことができる。

子メロンの食べ方(料理)については、

個人的な考えではあるが、

子メロン特有のほのかな甘味やメロンの香り、

カリカリパリパリとしたような食感。

子メロンならではの味わいを活かし、

先ずは、あれこれ手を加えずシンプルに浅漬けやサラダのようにして食べることをオススメする。

子メロン自体にクセも少ないことから、

味わい(食感など)を活かし、その他漬け物や和え物、炒め物など、

様々な料理とも相性が良く、美味しく食べることができる。

※子メロンの浅漬けの参考画像

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子メロン(摘果メロン)浅漬け/塩もみの作り方

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※子メロンのサラダの参考画像

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子メロン(摘果メロン)のサラダの作り方

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※子メロンと塩昆布の漬け物の参考画像

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子メロン(摘果メロン)と塩昆布の作り方

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どうでしょうか?

子メロンは旨い!

が、しかし!

一手間加えることで、今まで何となく食べていた子メロンが別物に!?

見たことはあるけど、食べたことなかった。

なんて方も、これをきっかけにあまりの旨さに

驚くこと間違いなし!?

この機会に是非お試しください。

様々な野菜や魚介、肉/各種ホルモンなどの下処理/下ごしらえ/レシピ

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それでは皆様お付き合いありがとうございました!

また宜しくお願いいたしますぅ。