蕎麦、うどんの代わりに里芋を使ってたぬき蕎麦風に仕立てる!?新感覚のたぬきを是非お試しあれ!
里芋について
里芋の旬はいつか?
秋、冬です。
石川早生(イシカワワセ)、土垂(ドダレ)、セレベスなどが出回り少し遅れて海老芋(エビイモ)や八頭(ヤツガシラ)
保存方法は?
基本的に冷蔵庫には入れません。乾燥や低温に弱いので、新聞紙などに土をつけたままくるみ、涼しい場所で常温で保存してください。
皮を剥くときの下処理や下ごしらえは?
里芋の皮を剥くとき、濡らした状態で剥くと、ヌメリが出て剥きずらくなるので、土を洗ったらしっかりと水気を拭き取ってから剥くようにしましょう。
里芋を濡らさず土を拭き取って剥いても良いです。
里芋の説明はこれぐらいにしてここから本題!
里芋といったら煮物、揚げ物、蒸し物が一般的と思います。
そこで今回!ちょっと定番の里芋料理とは雰囲気を変えてたぬき蕎麦のように仕立てた料理を解説していこうと思います。
里芋/たぬき蕎麦/うどん仕立て/作り方
里芋/下処理/下ごしらえ
1 里芋についた土をタワシなどで軽くこすり洗い流し、しっかりと水気を拭き取る。
コツ!ポイント!
※里芋は濡れた状態で剥くとヌメリが出て剥きずらくなるので水気を拭き取る、乾かしてから剥くようにする。
里芋/むき方
2 里芋を桂剥きする。
コツ!ポイント!
※桂剥きをする厚さを変えることで違った食感を楽しめるので好みの厚さでお試しください。
※厚めに剥いた里芋
3 桂剥きした里芋の皮を切り落とし立て塩に漬ける。
コツ!ポイント!
※立て塩とは塩分濃度3%程度の塩水のこと。
里芋/切り方
4 立て塩に漬けた里芋がしんなりしたら里芋を丸め好みの厚さに切る。
コツ!ポイント!
※立て塩に漬けることで画像のように丸めことが出来る。しんなりしていないと割れてしまい麺のように長く切ることができない。
※左が少し厚めに剥き太めに切った里芋。右が薄く細く切った里芋。
5 里芋を切った面が変色する恐れがあるので量が多い場合など切った里芋を水にさらしておく。
里芋/ゆで方
6 鍋に湯を沸かしさらしておいた里芋の水気を切りサッと里芋を茹でる。
コツ!ポイント!
※茹で過ぎるとボロボロになってしまうのでサッと火を通す。
里芋/蕎麦/うどん出汁/作り方
7 出汁9~12薄口醤油1みりん1の割合で合わせ火にかける。里芋を入れ一煮立ちしたら火を止める。
例 蕎麦出汁割合 出汁900~1200ml薄口醤油100mlみりん100ml
コツ!ポイント!
※醤油を濃口醤油にしたり出汁に追いガツオをする。乾燥椎茸などを足したりなど好みに合わせお試しください。
※茹でた里芋を先に、器に盛りそこに温めた出汁をかけるなど、状況や好みに合わせお試しください。
8 器に里芋と出汁を入れ天かす、小口に刻んだネギ、一味唐辛子や七味唐辛子をサッとかけて完成。
コツ!ポイント!
※卵黄を置いたり柚子皮を散らすなど好みに合わせて色々とお試しください。
難しい点としては里芋を桂剥きするところかと思いますが慣れてしまえばそこ以外は特に問題なく作れると思います。
ちょっと変わった里芋を使った料理を是非お試しください。
里芋/ソーメン/作り方
柚子胡椒/作り方
様々な野菜や魚介の下処理/下ごしらえ/レシピ/食べ方
それでは皆様お付き合いありがとうございました!
また宜しくお願い致しますぅ。
蕎麦出汁に関しては難しく考えずにめんつゆを使っても美味しく食べられますのでこちらをご覧ください。