柚子を効かせて味付けはシンプルに!お酒が好きな方は飲み過ぎ注意!?これぞ絶品大人の柚子大根!
大根について
大根は旨い!間違いない!
けど所詮は大根でしょ...なんて思ってる方
居るとか居ないとか...
ちょっとお待ちを!
簡単に大根と言っても品種も色々とあり旬は冬場!とも言い切れず、辛味大根などは夏場だ!
なんてこともあったりなかったり。
とはいえ、冬場の大根はみずみずしく、甘味があり、大まかに旬は冬だと言われているのかと思います。
生産者様の努力のおかげで、通年大根を美味しく食べれると考えたら感謝です。
大根/部位/味などの違い
大根の部位に関してですが、基本的に上が甘く、真ん中が柔らかく、扱い易く味は中間、下の細い方は辛みが強い。
大根/甘い/辛い/見分け方
以前から甘い辛いの見分け方として、大根にあるポツポツとした穴が真っ直ぐなら辛みが弱く、螺旋状の配列なら辛みが強いなんて言われていますが、
これに関しては必ずしも正しい訳ではないので、参考程度にすることをオススメします(実際のところ食べるが一番!)。
茎、葉、皮も旨いですし、大根は素敵な食材だってことは間違いありません。
茎や葉なんてざっくり刻んで炒めたら最高!
皮に関しては、皮付きのまま食べたり、漬物や切り干しなんてこれまた最高!
はっ!?まただ...ついつい大根の魅力を語っていたら前置きが長くなってしまいました...
ここから本題へ
素敵な食材大根ですが桂剥きをした際の芯の部分や形が悪く切り落とした部分など
はて?どうしたものかと思ったことありませんか?
それらの大根を使ってお酒と相性抜群!絶品!大人の柚子大根を使っちゃおう!
てのが今回の目的です。
というか...恐らくこれ一度作ったら今回解説する柚子大根のために大根を購入すること間違いなし!?
それでは絶品!大人の柚子大根の作り方を解説していこうと思います。
大根/柚子大根/醤油漬け/さっぱりとした味わいの柚子大根/作り方
大根/下処理/下ごしらえ
1 桂剥きをした大根の芯の部分や皮付きの大根をざっくりと切る。
コツ!ポイント!
※今回、桂剥きをした際の芯の部分を転がすような感じで乱切りにしています。
切り方に関しては、好みに合わせて問題ありません。
大きさに関しては、個人的に仕上がりの食感などを考慮し、大きめにざっくり切ることをオススメします。
盛り付けの際に、大き過ぎると感じたらいくらでも調整可能です。
※しっかりと洗い水気を拭き取って、皮付きのまま好みの大きさに切る。
食感などを考慮すると、個人的に皮付きをオススメします。
2 ボールなどに大根入れ、塩をふりかけ、大根全体に塩が回るようにしっかりと混ぜ合わせる。
コツ!ポイント!
※浅漬けなどを漬ける際、基本的に食材の重量に対して2~5%程度の塩を使うので、この範囲内で好みに合わせ調整してください。
仮に塩がきつく入ってしまっても塩抜きすることが出来ます。
※しっかりと混ぜ合わせると、30分ほどで何もしなくても画像のように大根から水が抜けます。
3 ボールなどで混ぜ合わせた大根の上にラップを被せ上に重石を置く。
冷蔵庫に入れ2~3日置く。
画像のようにボールを重ねることで、上に様々な物を重石代わりに使うことが出来る。
コツ!ポイント!
※漬物用の押しなどを使うのが理想ですが、今回ない場合を想定し解説しています。
※重ねたボールの上に物を置き重石にする。
4 2~3日すると、画像のように大根から水気が抜け、大根がこのようにしまった感じになる。
大根をザルにあげ水気を切りぎゅっと絞り更に水気を切る。
コツ!ポイント!
※塩分量を先程の範囲内で合わせていれば、漬けていく段階で適度な仕上がりになるので問題ないと思いますが、塩気がきついなと不安な方は塩抜きしてください。
大根/柚子大根/味付け/漬け地
5 煮切った酒(煮切り酒)2、濃口醤油1を合わせ一度火にかけ沸かして、しっかりと冷ます。
例 煮切り酒200ml濃口醤油100ml
コツ!ポイント!
※よく煮切ると簡単に言いますが、危険を伴います。
慣れが一番危険なので、煮切り方に関してはこちらをご覧ください。
酒/ミリン/煮切り方/アルコールの飛ばし方
柚子/下処理/下ごしらえ/切り方
6 柚子の皮を削ぎ白いワタの部分が残っていたら、取り除き柚子皮を針のように細く刻む。
コツ!ポイント!
※白いワタの部分は苦味の原因なのでしっかりと取り除く。
大根/柚子大根/漬け方
7 絞っておいた大根をタッパーなどに入れ、つけ地、針柚子を散らすように入れ、ラップを大根がつけ地にしっかりとつかるように被せ、蓋をして冷蔵庫に入れる。
コツ!ポイント!
※大根を漬け地に漬ける前に、地洗いをすると仕上がりが良くなる。
地洗いとは、漬け地を別に用意しておいてその中で軽く洗って、地を切ってから本漬けすること。
この一手間をすることで、余計な水気が漬け地に入ることを抑え、食材との馴染みも良くなる。
※今回入れていないが、輪切りの鷹の爪を入れてもよい。
※輪切り鷹の爪でなくてはならない訳ではなく、輪切りでなくても問題ないが盛り付ける際の彩りにも良いので、輪切りを使用しています。
輪切り鷹の爪が無ければ、一本の鷹の爪の種を出しサッとお湯に通してから、刻むことで鷹の爪が割れずに輪切りにすることが出来る。
※1日漬けた柚子大根
8 1~2日漬けたら味をみて納得いく漬かり具合に仕上がっていたら、器に盛り天に刻んだ柚子皮を散らし完成。
初めてでも記事を見てコツ!ポイント!細かく解説しているので
工程が多く感じてしまうかもしれませんが実際に作ってみると、
あれ?超簡単なのでは!?と思うこと間違いなし!
なぜ今まで作らなかったのだろうと、後悔してしまうほどの絶品!大人の柚子大根!
食卓の漬物としてはもちろん!
つまみにも最適!
ただ...いくら旨いからといって飲み過ぎには要注意です!
大根/柚子大根/甘みと酢を効かせた柚子大根/作り方
様々な野菜や魚介の下処理/下ごしらえ/レシピ/食べ方
是非お試しください。
それでは皆様お付き合いありがとうございました!
また宜しくお願い致しますぅ。
漬物器があると均等に圧をかけることができ、漬かりが早くなるなど、美味しい漬物を楽しむのはもちろん。手間を省け料理の幅も広がります。
お探しの方いらっしゃいましたら丸型タイプ、角型タイプの物がありましたのでこちらをご覧ください。