【板前レシピ】カメノテ(亀の手)/塩茹で/酒蒸し/作り方

驚きの旨さ!!カメノテ(亀の手)の塩茹で/酒蒸し/作り方/食べ方/徹底解説!

まず、初めて聞いた方は、え?亀の手を食べるの?

初めて見た方は、え?これを本当に食べるつもりですか?

と、思う方が多くいるのではないだろうか。

確かに、初めて名前を聞いたら、池などに居る亀の手を想像してしまうかと。

※カメノテ(亀の手)/酒蒸し/盛り付け一例

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初めてカメノテを見たら、とりあえず見なかったことにしよう。と思う気持ちも分からなくもない。

実はこのカメノテ(亀の手)とは、亀ではなく、フジツボの仲間でカニやエビと同じく甲殻類なのです。

ただ、カニやエビと同じく甲殻類ですよ。

と言われたところで、やはりそうだったか!とは、言い難い見た目をしていて、

柄の先には亀の爪のような形をした殻がついていて、名前の由来通り亀の手のような見た目をしている。

見た目はカニやエビというよりは、貝に近く

ついついどこがカニとエビと同じく甲殻類なんだ?

と言いたい気持ちも分かるが、

いざ食べてみると!?

甘味があり味や香りはカニやエビのようで、食感は貝そのもの!

更に驚くのはカメノテの出汁!

身は旨いは出汁もとにかく旨い!!

ただ、カメノテは甲殻類なので、カニやエビ甲殻類のアレルギーがある方などは、食べるのを控えるなど要注意!

そこで今回!

なんとも不思議な魅力溢れるカメノテを使って、下処理/下ごしらえはもちろん!塩茹で/酒蒸し/作り方/食べ方を全部まとめて徹底解説していこうと思います。

 

 

カメノテ(亀の手)/下処理/下ごしらえ

※今回の記事では、カメノテ/下処理について、簡潔に分かりやすく解説しています。

カメノテ(亀の手)の下処理やカメノテについて(旬や主な産地、貝毒についてなど)

前回、記事カメノテ(亀の手)/味噌汁/作り方で、より詳細に解説しています。あわせてご覧ください。

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1 柄の先が繋がっているカメノテを一つ一つバラバラにする。

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※画像のようにカメノテの柄の先の部分が繋がっている。

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※カメノテの柄は、長い物や短い物、様々。

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※一つ一つバラバラにした様子。

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2 カメノテについた汚れや、海藻、藻などをタワシなどでしっかりと落とす。

フジツボや小さな貝なども取り除く。

掃除を終えたらしっかりと、洗う。

洗い終えたら、ザルなどを使い水気を切る。

コツ!ポイント!

※フジツボや小さな貝などは、タワシなどで擦っても残ってしまうことが多いので、爪や固い物(スプーンやステーキナイフなで)を使えば簡単に剥がせる。

しっかりと取り除くこと。

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カメノテ(亀の手)/塩茹で/作り方

1 鍋に水(水の量目安/カメノテが、しっかりとかぶるくらい)、塩(塩分濃度1,5%~2%程度)、好みで酒少々、下処理を済ませたカメノテを入れ火にかける。

塩分濃度1,5%、2%の例

塩分濃度1,5%の塩水

水1000mlに対して塩15g

塩分濃度2%の塩水

水1000mlに対して塩20g

コツ!ポイント!

※個人的に塩茹でにする場合、塩分濃度1,5%~2%程度の塩水を使う(今回、塩分濃度2%の塩水)。

好みで海水程度の塩水(塩分濃度3%)で仕上げても良いがかなり塩気が強くなってしまう。

塩気に関しては(食材の味を強く求めるなら薄く、塩気をしっかり効かせたいなら濃くなど)、薄く、濃くなど好みや状況で人それぞれ異なるため、調整する。

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2 火にかけてアクが浮いてきたら、オタマで丁寧にすくい取る。

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3 沸いたら、沸いた状態を維持する程度に火力を落とし(煮汁がグツグツとした状態ではなくなくコトコトとした状態)、5分~10分程度、火にかける。

コツ!ポイント!

※火にかける時間に関しては、カメノテの大きさや状況が異なるため、調整お願い致します。

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4 仕上げたら火を止め、ボールなどに移すかそのまま、自然に冷ます。

コツ!ポイント!

※そのまま温かい状態でお召し上がり頂けますが、煮物など味を含ませたい場合、火にかけているときよりも、冷めていく段階の方が、食材に味が入る。

どちらの状態(火を通し終えた状態、一度冷まして味を含ませた状態)でも、お召し上がり頂けますので、仕上がり直後、一度冷まして味を含ませた状態のどちらがよいか味をみるなどして、好みに合わせてお召し上がりください。

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5 器にカメノテを盛り付け、煮汁を注ぎ入れ完成。

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カメノテ(亀の手)/酒蒸し/作り方

 

 

1 鍋やフライパンに下処理を済ませたカメノテ、カメノテをひたひた程度に浸かる程度の酒、塩少々を入れ火にかける。

コツ!ポイント!

※煮物と違い、蒸し煮は蒸気を利用して火を通す(蒸す)ので、煮汁はひたひた程度の少量で問題ない。

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2 沸いたら中火程度に火力を落とす。

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3 中火程度の火力に落としたら、蓋をして5分程度、火にかける。

コツ!ポイント!

※画像、程度の状態を維持する火力に調整する。

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4 蒸し終えたカメノテを器に盛り付け、煮汁を注ぎ入れて完成。

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カメノテ(亀の手)/可食部位

殻を開き、皮を剥いた画像。

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開いた殻の中に黒っぽい触手のような蔓脚(まんきゃく、つるあし)脚がある。

食感はジャリジャリとした感じをしている。個人的には、あまりオススメしないが、人によっては食べる方もいるので、好みに合わせてお召し上がりください。

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カメノテ(亀の手)/むき方/身の取り出し方/食べ方

 

 

1 カメノテを持ち、柄の皮部分をねじるように引っ張る。皮が上手く剥けないようなら画像のように、殻と皮の繋ぎ目(境目)付近の皮を先に切ってしまう。

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2 境目付近の皮を切ったら、画像のように身を取り出す。

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3 殻を持ち、身の部分を食べる。

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カメノテは見た目が強烈で、食わず嫌いの方もいると思いますが、一度食べたら、なぜ今まで食べなかったんだろう。

と思うこと間違いなし!?

とにかく旨い!カメノテの塩茹でと酒蒸し!!

この機会に是非お試しください。

※カメノテが近くに売っていない。など気になる方がいらっしゃいましたら、参考までにこちらをご覧ください。

 

様々な野菜や魚介の下処理/下ごしらえ/レシピ/食べ方 

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それでは皆様お付き合いありがとうございました!

また宜しくお願い致しますぅ。