包丁要らずで超簡単!?キビナゴの捌き方はもちろん!刺身/レシピ/作り方/食べ方など、まとめて徹底解説!
キビナゴについて
キビナゴ/主な産地
鹿児島県
その他には、高知県や静岡県など
キビナゴ/旬
正直なところ、旬をいつとするかは難しいが、
一般的に刺身などの場合
12月頃~2月頃
唐揚げや天ぷらなどにする場合
卵や白子が多い5月頃~6月頃
キビナゴの説明はこれくらいにして。
キビナゴ?知ってる!
キラキラとした、綺麗な魚でしょ?
けど、あんなに小さな魚、どうやって捌くの?
相当、切れ味の良い包丁じゃないと無理?
綺麗に捌くには、かなりの経験がないと、難しいんでしょ?
以前、食べたけど、生臭いような、臭いして苦手。
なんて方が、居るとか居ないとか。
ちょっと待った!
実は、このキビナゴ!
包丁を使わなくても、コツやポイントを覚えてしまえば、超簡単に捌くことが出来るんです!
生臭いなんて、感じたことがある方も、居るかとは思いますが、鮮度のよいキビナゴであれば、しっかりとした、下処理/下ごしらえをすることで、
気になるような、クセや臭みがなく、正に絶品でございます!
旨いのは、もちろん!
キラキラと輝くキビナゴは、美しさも超一流!
例えるなら、海の宝石!!
はっ!?つい熱くなって長々と、失礼いたしました。
そこで、今回!
臭み(臭い)の取り方(取り除く方法)などの、下処理/下ごしらえ。
包丁を一切使わずに、頭や内臓を取る方法、キビナゴを捌く方法(手開き)/やり方。
刺身の作り方/盛り付け方/食べ方など、まとめて解説していこうと思います。
きびなご/さばき方/刺身/作り方
きびなご/下処理/下ごしらえ(頭/内臓/取り方/二通り)
包丁を使わない/頭/内臓の取り方
1 画像のように、キビナゴを持つ。
2 もう片方の手で、キビナゴのエラ付近を摘まむ。
3 頭(エラ付近)を爪を立てるように摘まみ、背側から腹側に向かうように、折る。
コツ!ポイント!
※イメージとしては、頭を爪を立てるように摘まみ、中骨を折るようにしながら、背側(上)から腹側(下)に向かうように、頭を外す。
4 頭を胴体から外すと、画像のように内臓が繋がった状態になる。
頭を摘まんだ手をそのまま引っ張り、頭を胴体から外してもよいが、
頭を摘まんだ手を腹側に向かって、外すことで、自然と腹が開き、内臓を取り除くことが出来る。
コツ!ポイント!
※イメージとしては、頭を掴んで折り、腹側に向かって引っ張るように、胴体から頭と内臓を取り除く。
この時点で、内臓を全て取り除ける訳ではないが、ある程度内臓を取り除けることや、流れがよく、量がある場合など、効率よく捌くことが出来る。
※胴体から、頭と内臓を取り外した様子。
5 腹を上に向けて持つ。
6 片方の手(親指)の爪を立てるように、中骨に乗せる。
7 中骨に沿わせ爪を立てるようにしながら、目安としては、腹側中央より尾側の小さな穴(ヘソ)に向かって、腹を開いて行く。
コツ!ポイント!
※爪を立てるように、しっかりと中骨に沿わせ、腹を開くことで、残った内臓だけでなく、中骨についた臭みの原因になる血合も、同時に取り除くことが出来る。
※内臓と血合を取り終えた様子。
8 頭や内臓を取り除き終えたキビナゴをボールなどに、入れておく。
包丁を使う/頭/内臓の取り方
1 包丁で、キビナゴの頭を切り落とす。
2 腹側小さな穴(ヘソ)を目安にして、真っ直ぐ切り落とす。
3 中骨には、臭みの原因となる血合がついている。
中骨に包丁を当て、血合と残った内臓を掻き出す。
※残った内臓と、血合を取り出した様子。
※頭や内臓を取り終えた、キビナゴの様子。
きびなご/臭い/臭み/ヌメリ/取り方/洗い方
1 ボールなどに、水と塩(塩分濃度3%/立て塩)を入れる。
2 塩をしっかりと溶かす。
3 氷を入れ、しっかりと冷やす。
4 キビナゴを入れる。
5 さっと揉むように洗い、ヌメリや汚れを落とす。
コツ!ポイント!
※内臓や血合が残っているようなら、この時点で、しっかりと落としておくこと。
※このように、かなりの汚れやヌメリを洗い落とすことが出来る。
6 洗い終えた、キビナゴの水気を切る。
きびなご/腹ビレ/取り方
1 腹側中央より尾側に腹ビレが残っていると、食感や口当たりが悪くなってしまう。
画像のように、キビナゴを持ち、腹ビレを摘まみ引っ張ると簡単に取ることが出来る。
※腹ビレを取り終えた、キビナゴの様子。
きびなご/手開き/さばき方
1 画像のようにキビナゴを持つ。
2 中骨の上に指を乗せるように、指がキビナゴの背から出ないように、しっかりと奥まで差し込む。
3 しっかりと奥まで指を差し込んだら、中骨に沿わせるように、頭側方向に指を進め、開いて行く。
※開き終えたキビナゴの様子。
きびなご/中骨/頭側/取り方/外し方
4 画像のようにキビナゴを持つ。
5 キビナゴを持っている親指付近から、もう片方の手で、中骨を摘まむ。
※中骨を摘まみ、中骨を折った様子。
6 折った中骨を摘まんだまま、頭側に向かって身から中骨を外していく。
※頭側の中骨を身から外した様子。
きびなご/中骨/尾側/尾/取り方/外し方
7 尾側に残った骨を摘まみ、尾側方向に向かって引っ張り、身から中骨を外していく。
※この時点で、外してしまってもよいが、無理に引っ張ると、身がちぎれてしまうなどの原因になる。
きびなご/尾/背ビレ/外すときの持ち方
(1)キビナゴを人差し指に絡めるように、乗せる。
(2)人指し指に乗せたキビナゴを中指と親指で挟むように、押さえる。
コツ!ポイント!
※尾側の中骨や尾に関してどう取り外すかは、決まりがある訳ではないが、無理に引っ張り外そうとすると、身がちぎれるなどして、仕上がりの見栄えを損なってしまう恐れがある。
8 画像のように、キビナゴを持ち変え中骨を引き、尾と中骨を身から、取り除く。
※しっかりとキビナゴの身を押さえ、取り除くことで、身がちぎれてしまうことを防ぐことが出来る。
9 キビナゴを人差し指に巻くように、持ったまま背ビレを引っ張るように、取り除く。
コツ!ポイント!
※真っ直ぐ、真上に引っ張るように、背ビレを身から取り除くこと。
身の頭側方向、尾側方向に引っ張るように、してしまうと、背側が裂けてしまい、仕上がりの見栄えが悪くなってしまう。
※真っ直ぐ、真上に引っ張るように、背ビレを外している様子。
※さばき(手開き)終えたキビナゴの様子。
きびなご/刺身/菊花造り/盛り付け/食べ方
1 画像のように、さばき終えたキビナゴの尾側を丸める(折り込み)。
2 器にキビナゴを一つ一つ盛り付けていく。
皿にぐるりと一周キビナゴを盛り付けたら、二周、三周と盛り付ける。
コツ!ポイント!
※少しずつ皿を回しながら、キビナゴを盛り付けていく。
※一周を盛り付け終え、更に二周、三周と盛り付ける場合、少し身を重ねるように、同様の手順で盛り付けていく。
※解説では、キビナゴの美しさを最大限活かす意味で、キビナゴ以外、使用せず盛り付けていますが、
中央の部分に、大葉や薬味を盛り付ける、器に笹を敷くなど、好みに合わせてお試しください。
食べ方については、生姜醤油や酢味噌、ポン酢など好みに合わせてお試しください。
どうでしょうか?
当ブログ、初めての方や、馴染みのない方でも、
画像や解説を確認しながら、出来る!
を意識して、大切なコツやポイントを細かく、
記事にしているため、一見、工程が多く見え、難しく感じてしまう方もいるかとは、思います。
が、しかし!
どんなことでも、多少の慣れは必要ですが、いざ試してみると、えっ!?思っていたより簡単かも!
コツやポイント!感覚を掴んでしまえば、超簡単!!と、思うこと間違いなし!?
この機会に是非、お試しください。
野菜や魚介、肉/各種ホルモンなどの下処理/下ごしらえ/レシピ/食べ方
それでは皆様、お付き合いありがとうございました!
また、よろしくお願いいたしますぅ。