手仕事だってちょっと工夫すればツヤツヤ滑らかな裏漉しが出来る!!
どもども板前ちっぴぃです。
このご時世ミキサー使えば良いじゃん。
裏漉しなんてちょっと荒くても気にしない。
ちょっと待ってください...
そんな寂しいこと言わずにまぁ見てやって聞いてやってください。
金属製の裏漉し器や高価な馬の毛を使った裏漉し器をそのまま使っても限界があるもんです...
ちょっと工夫することで驚くほどツヤツヤで口当たり良く滑らかな仕上がりにすることが可能なんです。
それでは解説していきます!
滑らかで口当たり良い仕上がりになる裏漉しの方法/やり方
1 馬の毛を使った裏漉し器を使用する場合、まず馬の毛が張ってある周囲の木材の部分を湿らせ馬の毛をしっかりと張らせる。
コツ!ポイント!
※こし器に使われている木材が乾燥しているとこし器の馬の毛に緩みが出てしまうので木材(馬の毛が張ってある周囲フチの部分)を湿らせ馬の毛を張ってから使用する。
2 サラシを濡らししっかりと絞ってサラシがピンと張るように漉し器に被せる。
コツ!ポイント!
※サラシを漉し器が包めるくらいのサイズにしてピンと張り漉し器で挟むようにすると裏漉ししているときにサラシがズレにくくなり作業がし易くなる。
3 多くても漉し器の1/3の量を漉し器の上の方に置き裏漉しする物の端の方からテンポ良く反対の端の方まで山を崩すような感じで裏漉していき、
裏漉している途中ではみ出すように残った物を寄せ集め山に戻すを繰り返しながら裏漉していく。
コツ!ポイント!
※ヘラを持っている手と反対の手をヘラの大きな部分に当てながら裏漉すことでヘラに力が加わり裏漉しがスムーズになる。
※一気に裏漉しするとかえって効率が悪くなる。
※端から端、こし器に残ったら山に戻すを繰り返し少しずつ山を減らしていく。
4 裏漉しを終え仕上がりを見て足りないと感じたら再度裏漉しを繰り返す。
コツ!ポイント!
※更にきめ細かくしたいと思うのであればサラシを重ねても良いがサラシを重ねることで目が更にきめ細かくなるので手間がかなり増すので
気になる場合再度繰り返すことをオススメします。
好みの方法でお試しください。
裏漉しの完成!
今回下処理を済ませた豆腐を使いサラシ一枚一回の裏漉しをした画像です。
それを使い用途に合わせた味つけをして混ぜ合わせた仕上がりがどうなったかの画像も載せておきます。
※水切りや豆腐特有の臭みを抜いた豆腐を使っていますが今回裏漉しの解説をしているためやり方については機会があれば別途解説致します。
味つけを数回に分け混ぜ合わせている画像
※仕上がりの画像
仕上がりの感じを見てみてどうでしょうか?
そのまま裏漉したものとはまるで別物の仕上がりになっていると思います。
ツヤツヤ滑らか口当たり抜群の裏漉しのやり方!
是非お試しください!
様々な野菜や魚介の下処理/下ごしらえ/レシピ/食べ方
それでは皆様お付き合いありがとうございました!
また宜しくお願い致しますぅ。