【板前レシピ】田作り(ごまめ)のレシピ/作り方

おせち料理の一品に!田作り(ごまめ)が旨すぎる!田作りをカリっとした食感にする方法、くっついてしまった(固まってしまった)場合のほぐし方、煮汁(タレ)の煮詰め方、適度な煮汁(タレ)の見分け方など、本格的な田作りの作り方、食べ方など、まとめて徹底解説!

おせち料理の定番といえば【田作り】!

と、いっても作ったことないんだよなぁ。

家で作るのは難しいのかな?

始めてでも作れるのかな?

作ったことあるけど、【田作り/ごまめ】の食感がカリっとしないんだよな。

【田作り/ごまめ】がくっついてしまう。

煮汁がカチカチに固まってしまう。

煮汁がカチカチに固まって、【田作り/ごまめ】がくっついたらどうすればいいんだろう?

煮汁がカチカチに固まらない(くっつかない)方法ってあるのかな?

煮汁の煮詰め方とか、適度に煮詰めた煮汁の見分け方とかないのかな?

【田作り/ごまめ】の味つけの仕方とかどうしたらいいんだろう?

カリっとした食感の本格的な旨い!美味しい!

【田作り/ごまめ】が食べたい!

なんて思った方が、居るとか居ないとか。

ちょっと待った!

料理は簡単に作ろうと思えば、いくらでも簡単に作ることができるのでございます。

が、しかし。

大切な部分はしっかりと残し、本来なら手間のかかる部分を他のやり方を上手く使い手間を減らす。

本来なら手間のかかる部分を簡単にする。

大切な部分をしっかりと残して簡単にすることと、

ただの手抜きは全くの別物。

何事もいい意味の適当と悪い意味の適当があり、

これを理解せずに、大切な部分を知ってか、知らずか、大切な部分まで省いて作った料理をなになにを簡単に作る方法(作り方)、なになには簡単に作れる。

ではなく、全くの別物の料理。

それっぽいだけの中途半端な訳の分からない、料理になってしまうのでございます。

そこで、今回!

【田作り/ごまめ】と【煮干し/いりこ】の違い、

【田作り/ごまめ】をカリっとした食感に仕上げる方法、炒り方や手間を省いて簡単にカリっとさせる方法、適度に煮詰めた煮汁と過度に(必要以上に)煮詰めてしまった煮汁の違いや見分け方、【田作り/ごまめ】の味のつけ方、

煮汁(タレ)を固まらなくする/【田作り/ごまめ】をくっつかなくする方法、

煮汁がカチカチに固まってしまった/【田作り/ごまめ】がくっついてしまった場合のほぐし方(対処法)、本格的な【田作り/ごまめ】の作り方、盛り付け方や食べ方など、まとめて解説していこうと思います。

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【田作り/ごまめ】と【煮干し/いりこ】の違いについて

※田作り/ごまめと煮干し/いりこは、同じ魚【カタクチイワシ】

ただ、ごまめと煮干しは作り方(製造工程)に違いがある。

煮干しは呼び名の通りといえばよいのか、煮てから(火を通してから)干している/乾燥させている。

一方、ごまめは火を通さずに、干している/乾燥させている。

【田作り/ごまめ】と【煮干し/いりこ】味わいの違い

煮干しとごまめは、異なる工程で作られていることから、味わいにも違いがある。

【煮干し/いりこ】はごまめと比べ、【苦味が弱い】

出汁としてはもちろん。そのままでも美味しく食べることができる。

【田作り/ごまめ】は煮干しと比べ、【苦味が強い】また、

そのままだと、【生臭さ/生臭い】のような独特な臭いがすることから、基本的に出汁として使うことや、そのまま食べることはない。

一度、炒るなど加熱してから、煮炊きするなどの料理に使用する。

【田作り/ごまめ】と【煮干し/いりこ】見た目の違い

【煮干し/いりこ】は煮ていることから【目が白い】

【田作り/ごまめ】は煮ていない(火を通していない)ことから【目が黒い】

※田作り/ごまめの参考画像

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※煮干し/いりこの参考画像

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田作り(ごまめ)の作り方

田作り(ごまめ)/水分(水気)の飛ばし方(抜き方)/田作り(ごまめ)をカリっとした食感にする方法

ごまめを簡単にカリっとした食感にする方法(時短)

※耐熱皿などに【ごまめ】をなるべく重ねないように、ひろげ置き電子レンジにかける。

【ごまめ】の水分を飛ばすことでカリっとさせることができる。

コツ!ポイント!

※ラップをかけずに、電子レンジにかけて【ごまめ】の水分を飛ばし、【ごまめ】をカリっとさせる。

※数回に分けて(30秒程度)確認しながら、電子レンジにかける。

目安としては、【ごまめ】を一つ折ってみる。

パキッと折れるようなら、電子レンジにかけるのをやめ、【ごまめ】を冷ます。

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田作り(ごまめ)が焦げるのを防ぐ炒り方

※フライパンまたは鍋に、クッキングシートなどを敷き、その上に【ごまめ】を乗せる。

弱火でじっくりと炒り水分を飛ばし、【ごまめ】をカリっとさせる。

コツ!ポイント!

※【ごまめ】を初めて炒る方など、フライパンまたは鍋にクッキングシートを敷くことで、直接【ごまめ】に火(熱)が当たることを防ぐことができ、【ごまめ】を焦がさずに(苦くせずに)、水分を飛ばすことができる(カリっとさせることができる)。

ただし、クッキングシートを敷くことで、【ごまめ】の水分を飛ばすのに、時間がかかる。

※【ごまめ】をどの程度、炒るかについてだが、

ある程度炒り、乾いたような感じになったら、一つ取り出して折ってみてもよい。

【ごまめ】がパキッと折れるようなら、火を止めフライパンから取り出す。

または、食べてみて【ごまめ】がカリっとしているかを確認する。

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田作り(ごまめ)/基本的な炒り方

1 フライパンまたは鍋に【ごまめ】を入れ、軽く/優しく動かしながら、

弱火で【ごまめ】全体を均等(均一)にじっくりと炒り水分を飛ばしカリっとさせる。

コツ!ポイント!

※【ごまめ】の水分を飛ばそうとして、炒り過ぎてしまうと、苦味が強くなってしまう(苦くなってしまう)。

多少、水気が残っているかなと感じても、冷ましていると(冷めてくると)カリっとする。

※どれくらい炒る(時間)かは、食材の状態や量などにより異なり、一概にはいえないが、弱火で10分程度炒ったら、【ごまめ】がカリっとしているか、折る/食べてみるなどして確認するとよい。

※【ごまめ】の尾などは、崩れやすい(砕けやすい)。

フライパンや鍋などを激しく動かして(振る)、炒ると【ごまめ】が砕けて(崩れて)しまう。

フライパンや鍋を軽く/優しく動かしながら、弱火で炒ること。

ヘラや箸などを使ってもよいが、【ごまめ】を崩ずさないように注意すること。

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個人的に最適と考える【ごまめ】の炒り方

※個人的に【田作り】を作る際、【ごまめ】の炒り方としては、【ごまめ】を手で返しながら、弱火で炒りあげる(水分を飛ばしカリっとさせる)。

理由としては、水分を飛ばし【ごまめ】がカリっとしてくると、端の部分など(尾など)が特に崩れやすくなる。

鍋をふる/箸を使う/ヘラを使うなどが間違っている(悪い)ということではないが、手で優しく【ごまめ】を返しながら、炒りあげるのと比べ、

【ごまめ】が崩れてしまう(細かなカスが多く出る)。

見栄えよく仕上げることを考慮し【ごまめ】になるべく負荷をかけないよう、優しく手で返しながら、炒りあげることで、【ごまめ】が崩れる/砕けることを防ぐことができる。

また、手を使い【ごまめ】を炒りあげることで、【ごまめ】の状態を知る(感触など感覚的に)ことができる。

ただし、【ごまめ】を必ずしも手で返しながら炒らなければならないということではない。

多少の慣れが必要になる。

始めての方など、無理に手で炒ろうとして、

火傷や怪我をしてしまう恐れがある。

参考として、こんなやり方もあるのか程度に、

考えていただければと思います。

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※手で優しく【ごまめ】を返しながら、炒っている様子。

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※鍋をふるなどと比べ【ごまめ】を崩さずに(細かなカスを少なく)、カリっと炒りあげることができる。

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田作り(ごまめ)炒り終えた【ごまめ】の下処理/下ごしらえ(仕上がりをよくする)

1 水分を飛ばしカリっと炒りあげた【ごまめ】をザルに入れ軽く振る。

コツ!ポイント!

※水分を飛ばしカリっとさせた【ごまめ】をそのまま使い、【田作り】を作ると、崩れた/砕けた【ごまめ】の一部(細かくカスのようになったごまめの一部/皮やヒレなど)が、混ざってしまい、仕上がりの見栄えを損なってしまう。

※炒ってカリっとさせた【ごまめ】をザルに入れ、バットなどの上で軽く振る。

細かなカスを取り除くことができる(下に落とすことができる)。

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※バットに落ちた、細かなカスの様子。

一手間加え細かなカスを取り除くことで、仕上がりに違いがでる。

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2 カリっと炒りあげた【ごまめ】に混ざった、細かなカスを取り除いたら、盆ザルなどに【ごまめ】を広げ置き、しっかりと冷ます。

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田作り(ごまめ)/煮汁(タレ)の作り方

1 鍋に酒、濃口醤油、ミリン、砂糖を合わせ入れ火にかける。

田作り(ごまめ)/煮汁(タレ)割合(目安)

酒1、濃口醤油1、ミリン1、砂糖1

コツ!ポイント!

※砂糖を多く使わないと、煮詰めた煮汁に照りやとろみ(粘り)がつかないと、

勘違いし砂糖を大量に使う方も居るが、個人的には意味が分からない。

適度なミリンと砂糖を使うことで、充分な照りやとろみ(粘り)を煮汁につけることができる。

砂糖を多く使うことが悪いということではないが、

過度に砂糖を使ってしまうと、甘味がきつくなるだけでなく、

食べたとき重たい印象を受けるような仕上がりになってしまう。

個人的には、上記にある程度の量の砂糖で、充分かと考える。

好みに合わせて、お試しください。

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田作り(ごまめ)/煮汁(タレ)の煮詰め方/とろみのつけ方

2 火にかけ適度なとろみをつけるように、煮汁を煮詰める。

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※煮汁を煮詰めていくと、煮汁が詰まり徐々にとろみがつき、煮汁に泡が残るようになってくる。

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※煮汁を煮詰めている様子。

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※煮汁が徐々につまり、泡が残るようになってくる。

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※煮詰めている途中、アクが浮いてきたら丁寧にすくい取る。

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※とろみがつき始め、そのまま煮汁を煮詰めていくと、鍋底に煮汁が焦げついてしまう。

火が鍋肌までまわっている場合、鍋の内側の鍋肌についた煮汁も焦げついてしまう。

煮汁を焦がしてしまうと、煮汁に苦味や焦げ臭さがついてしまう。

鍋肌(鍋の内側)についた煮汁を湿らせた布巾などで、丁寧に拭き取る。

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3 煮詰めて、とろみがつき泡が煮汁に残るようになってきたら、鍋底に煮汁が焦げつかないように、煮汁を鍋底から返すようにヘラで、しっかりと混ぜながら煮詰めていく。

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※煮汁を煮詰めて、照りやとろみをつけることに慣れてしまえば(感覚を掴めば)、

強い火力のまま一気に煮詰め、適度な照りやとろみをつけることもできるが、

始めての方など、無理に強い火力で煮詰めると、煮汁を焦げつかせてしまう。

煮汁に照りやとろみがつき、泡が残るようになってきたら、火力を弱めて煮汁の状態を確認しながら、煮詰めるようにするとよい。

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※煮詰めて照りやとろみがつき、煮汁に泡が残るようになる。

鍋に煮汁が焦げつかないように、火力を弱めて煮詰めている様子。

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※火力を落として煮汁を煮詰めている様子。

煮汁の色が徐々に濃くなり、照りやとろみ(粘り)が強くなっているのが分かる。

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※煮詰めると火力を弱めても、煮汁に泡が残るようになってくる。

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※鍋底をヘラでなぞった様子。

ヘラでなぞった跡をご覧いただければ分かるように、鍋底から煮汁を返すようにしながら、丁寧に煮汁を煮詰めることで、鍋底に煮汁を焦げつかせることなく煮詰めることができる。

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※【田作り/ごまめ】の適度に煮詰めた煮汁の目安としては、鍋底をヘラでなぞり、ヘラでなぞった跡が残るか/照りやとろみがしっかりとついているか/煮詰めた煮汁に透明感があるかなどを目安にするとよい。

※適度に煮詰めた煮汁の見分け方など、煮汁について詳しくは下記をご覧ください。

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※適度に煮詰めた煮汁をオタマですくい上げた様子。

画像をご覧いただければ分かるように、煮汁にしっかりとした照りやとろみ透明感があるのが分かる。

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田作り(ごまめ)/適度な状態の煮汁(タレ)の見分け方/田作り(ごまめ)の煮汁による仕上がりの違い

田作り(ごまめ)/適度な煮汁(タレ)の目安

1 ヘラで鍋底をなぞり、跡が残る程度までしっかりと煮汁を煮詰め、とろみ(粘り)をつける。

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コツ!ポイント!

※適度な煮汁(タレ)の見分け方の目安としては、

火を止め煮詰めた煮汁を確認する。

(1)しっかりとした照りがあるか。

(2)鍋底をヘラなどでなぞり、跡が残るくらいしっかりとしたとろみ(粘り)があるか。

(3)煮詰めた煮汁に細かな泡が残り、白っぽく濁ってしまっていないか(透明感があるか)。

※煮詰め過ぎた煮汁は、粘り(とろみ)が強くなり過ぎ、細かな泡が残ってしまい白っぽく濁ったような色味になってしまう。

煮詰め過ぎてしまうと、冷ますと煮汁がべっこう飴のように、カチカチに固まってしまう。

※下画像/適度に煮詰め火を止めた鍋の中の煮汁の様子。

煮汁にはしっかりとした照りがつき、ヘラで鍋底をなぞると跡が残る。

煮汁の色を確認すると、しっかりと透明感がある。

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※下画像/クッキングシートに、適度に煮詰めた煮汁を垂らした様子。

煮汁にしっかりとしたとろみ(粘り)があり、広がらずに粒のような状態になっている。

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※下画像/そのまま3時間~4時間程度、置き冷ました適度に煮詰めた煮汁の様子。

煮汁が固まっていないのが分かる。

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※下画像/3時間~4時間程度、置いておいた適度に煮詰めた煮汁を盛り箸でつまみ上げている様子。

煮汁が糸を引くように、しっかりとしたとろみ(粘り)がある。

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田作り(ごまめ)/煮詰め過ぎてしまった煮汁(タレ)の見分け方

※下画像/適度に煮詰めた煮汁をさらに煮詰めている様子。

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※下画像/過度に(必要以上に)、煮汁を煮詰め火を止めた様子。

適度に煮詰めた煮汁と見比べると、明らかに色が異なっているのが分かる。

過度に(必要以上に)煮汁を煮詰めると、とろみ(粘り)が強くなる。

煮汁に細かな泡が残り、透明感があるというよりは、白っぽく濁ったような色味になる。

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※下画像/過度に(必要以上に)煮詰めた煮汁をクッキングシートに垂らした様子。

適度に煮詰めた煮汁のように、透明感がなく白みがかった色をしているのが分かる。

とろみ(粘り)が強く、この時点で既に固まり始めている。

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※下画像/そのまま3時間~4時間程度、置き冷ました過度に(必要以上に)煮詰めた煮汁の様子。

表面に菜箸の跡が全く残らないほどということではないが(べっこう飴のような状態)、カチカチに固まってしまっている。

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※置いておいた煮汁の形を崩さずに、箸でつまみ上げることができる。

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※下画像(左)適度に煮詰めた煮汁。

※下画像(右)過度に(必要以上に)煮詰めた煮汁。

パッと見ただけでも、見分けることができる。

始めて【田作り/ごまめ】を作る方や、

どれくらい煮汁を煮詰めればよいか分からない方など、

煮汁を煮詰めている途中、一度火を止めて、

これらを目安として、煮汁の状態(色、照り、とろみなど)を確認するとよい。

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田作り(ごまめ)/味のつけ方(味つけ)/仕上げ方

1 煮汁を適度に煮詰め、炒って細かなカスを取り除いた【ごまめ】を入れる。

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2 煮汁と【ごまめ】を手早く絡める。

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※好みで白ゴマを散らし入れ手早く絡める。

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※手早く煮汁と【ごまめ】、白ゴマを絡めている様子。

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3 バットなどにクッキングシートを敷く。

火を止め【田作り/ごまめ】を鍋から取り出し、

なるべく重ならないように広げて置く。

【田作り/ごまめ】をしっかりと冷ます。

コツ!ポイント!

※煮汁は冷めると固くなる(くっつく)。

煮汁を絡めた【田作り/ごまめ】を冷ますとき、

クッキングシートの上に【田作り/ごまめ】を広げるように置き冷ます。

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4 しっかりと冷ましたら、タッパーなどの容器に【田作り/ごまめ】を移し換え冷蔵庫に入れる。

コツ!ポイント!

※保存する容器だが、冷蔵庫に入れておくと冷めて煮汁が固まり【田作り/ごまめ】がくっつく。

わざわざ、くっついてしまった田作りを鍋に入れ、酒を足すなどして再度、煮炊きするなどしなくても(カリっとした食感を損なう/手間がかかるなど)、電子レンジにかけ温めることで、簡単にほぐすことができる。

なるべく耐熱容器(電子レンジ可)に、仕上げた【田作り/ごまめ】を移し換えておくとよい。

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田作り(ごまめ)/盛り付け/食べ方

1 器に、【田作り/ごまめ】を見栄えよく盛り付ける。

コツ!ポイント!

※盛り付け方としては、【田作り/ごまめ】の頭を左に向け揃えて盛り付けると、

品のよい盛り付けをすることができる。

※食べ方としては、そのまま食べるのはもちろん。

ご飯に乗せて食べるなど、好みに合わせてお試しください。

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田作り(ごまめ)がくっついてしまった(煮汁が固まってしまった)場合どうすればよいかについて

※【田作り/ごまめ】を冷まして、煮汁が固り【田作り/ごまめ】が、

くっついてしまったときの、よくあるほぐし方として、

固まってくっついてしまった【田作り/ごまめ】に、酒を足し火にかける方がいる。

確かに、酒で固まってしまった煮汁をのばすように煮炊きし、温めることで固まってしまった(くっついてしまった)【田作り/ごまめ】作りをほぐすことはできる。

人それぞれ考え方などが異なることから、否定する訳ではないが、個人的には冷まして煮汁が固まってしまった【田作り/ごまめ】をほぐす方法として、よい方法とは考えない。

※【ただし、煮詰め過ぎてしまった煮汁(タレ)をごまめと絡めて仕上げてしまった場合は除く】

※【この場合は、仕上げた田作り/ごまめのカリっとした食感を損なってしまうが、酒を足し火にかけて煮汁(タレ)の具合を調整すること】

理由としては、せっかく田作り(ごまめ)をカリっと仕上げているのに、酒を足して再度、火にかけることで(煮炊きすることで)、ほぐすことはできるが、田作り(ごまめ)が、しなっとしたような食感になってしまう(カリっとした食感を損なってしまう)。

 

 

田作り(ごまめ)をほぐす方法/冷ましてくっついてしまった田作り(ごまめ)のほぐし方

田作り(ごまめ)簡単なほぐし方

※適度に煮詰めた煮汁(タレ)を使って、【田作り/ごまめ】を仕上げたとしても、

タッパーなどの容器に移し換え、冷蔵庫などに入れておくと、

【田作り/ごまめ】の煮汁が固まる/【田作り/ごまめ】がくっついてしまう。

カリっとした食感を損なわずに、くっついてしまった【田作り/ごまめ】をほぐす簡単な方法としては、焦がさないよう注意しながら、

数回に分けて(数秒ずつ)様子を見ながら、電子レンジにかけて温める(ほぐす)。

田作り(ごまめ)の味わいを損なわずにほぐす方法/ほぐし方

※カチカチに固まってしまっても、問題なくほぐすことができることを解説するため、あえて過度に(必要以上に)煮詰めた煮汁を使って仕上げた、カチカチに固まっている【田作り/ごまめ】を使用している。

※煮汁を煮詰め過ぎてしまった【田作り/ごまめ】に関しては、

カリっとした食感こそ損なってしまうが、そのままだと、ほぐしても冷ますと、

再度カチカチに固まってしまうため、

酒を足し煮詰めなおして、煮汁(とろみなど)を調整することをオススメいたします。

1 鍋を使う場合、水を入れ火にかけ湯を沸かす。

沸いた湯の上に、【田作り/ごまめ】を入れた、

一回り小さな鍋を重ねる(二重鍋)。

※重ねの利く鍋がない場合など、フライパンに水を入れ火にかけて湯を沸かす。

沸かしている湯の上にボールなどを乗せ【田作り/ごまめ】を入れほぐす(湯煎)。

コツ!ポイント!

※湯煎にかけて、くっついてしまった(固まってしまった)【田作り/ごまめ】をほぐすメリットとしては、【田作り/ごまめ】に、火が直接入ることを防ぐことができ焦げつくことがない/煮汁が詰まらない/味が詰まらない(濃くならない)/酒などを足し煮炊きする訳ではないので、カリっとした食感を損なわないなど。

デメリットとしては、電子レンジにかけてほぐすほどの手軽さがない(手間がかかる)。

【田作り/ごまめ】を鍋やフライパンに入れそのまま火にかけるのと比べ、

湯煎の場合、温める(ほぐす)のに時間がかかる。

※フライパンに水を入れ、火にかけて湯を沸かしている様子。

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※煮汁がカチカチに固まり(べっこう飴のような状態)くっついてしまった【田作り/ごまめ】をボールに移し換え、湯を沸かしているフライパンに重ねた様子(沸いた湯の上にボールを浮かせている状態)。

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※【田作り/ごまめ】を湯煎にかけてほぐしている様子。

カチカチに固まってしまっていても煮汁を温めることで、煮汁がゆるくなり(溶ける)、ほぐすことができる。

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※煮詰めた煮汁は、鍋に入れ火にかけると焦げつきやすい(煮詰め過ぎた煮汁は特に焦げつきやすい)。

下画像をご覧いただければ分かるように、湯煎にかけることで、煮詰め過ぎた煮汁を焦がす(煮詰める)ことなく温め【田作り/ごまめ】をほぐすことができる。

※下画像/煮詰め過ぎた【田作り/ごまめ】を湯煎にかけてほぐし終えた様子。

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田作り(ごまめ)/くっつかなくする(くっつきにくくする)/煮汁が固まらない(煮汁を固まりにくくする)方法について

※煮汁に油を足すことで、田作り(ごまめ)を簡単にくっつかなくする(くっつきにくくする)/煮汁が固まらない(煮汁を固まりにくくする)ことができる。

人それぞれ、油を加えた方が煮汁が固まらずよい、軽い感じに仕上がる、

【田作り/ごまめ】を食べたときに歯にくっつきずらくなるなど、

煮汁に油を足すことをよしと考える方も、居るかとは思うが、

個人的にはカリっとした食感の本格的な【田作り/ごまめ】を作ることを目的とした場合、仕上がりを考慮し、各種油(オイル)などは使わずに仕上げる。

どちらが正しく、どちらが間違っているということではないので、

好みや状況、目的に合わせてお試しください。

田作り(ごまめ)/煮汁(タレ)を煮詰め過ぎたことに気づいた場合について

【ごまめ】に絡める前に煮汁(タレ)を煮詰め過ぎたことに気づいた場合について

※煮汁を煮詰め過ぎてしまった場合、

煮汁を煮詰め過ぎ、焦って無理に【ごまめ】を鍋に入れて、

【田作り/ごまめ】を仕上げる(作る)必要はない。

煮汁の様子を確認して、煮詰め過ぎてしまったかな?

明らかに煮詰め過ぎてしまった。

と感じたら、煮詰めた煮汁に酒を追加して、

再度、煮詰めなおして煮汁を調整すればよい。

【ごまめ】に絡めてから煮汁(タレ)を煮詰め過ぎたことに気づいた場合について

※ごまめを煮汁に絡めてから、煮汁を煮詰め過ぎたことに気づいた場合、

カリっとした食感を損なわせないよう、温めてほぐせばよいのでは?

と、思う方も居るかとは思うが、煮詰め過ぎてしまった煮汁は、

温めてほぐしても、冷めると再度カチカチに固まってしまう。

【田作り/ごまめ】のカリっとした食感を損なってしまうが、鍋にカチカチに固まってしまった田作り(ごまめ)と、酒を入れ再度、火にかけ煮詰めて煮汁を調整する。

 

 

田作り(ごまめ)/煮詰め過ぎてしまった煮汁(タレ)を絡めた仕上がりについて

※田作り(ごまめ)を初めて作る方など、過度に(必要以上に)煮詰めた煮汁を絡めると仕上がりがどうなるのか/適度に煮詰めた煮汁を絡めた仕上がりとどのような違いがあるのか参考までにご覧ください。

※始めて【田作り/ごまめ】を作る方など、

【ごまめ】を煮汁と絡める前に、煮詰めた煮汁の状態をしっかりと確認してから、

【ごまめ】と煮汁を絡めること。

過度に(必要以上に)煮汁を煮詰めてしまっているようなら、酒を足し煮汁を煮詰めなおして、適度な状態に煮汁を煮詰めてから【ごまめ】と絡めて仕上げる。

※下画像/過度に(必要以上に)煮汁を煮詰めている様子。

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※上記にある田作り(ごまめ)の作り方と同様の手順で仕上げている様子。

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※煮汁のとろみ(粘り)が強く、【田作り/ごまめ】に多くの煮汁が絡みついてしまう。

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※鍋から取り出し過度に(必要以上に)煮詰めた煮汁を絡めた【田作り/ごまめ】を器に盛り付け、そのまま少し置いた【田作り(ごまめ)】の様子。

過度に(必要以上に)煮詰めた煮汁が、冷めてカチカチに固まってしまい、

器にくっついてしまう。

田作り(ごまめ)を取る(剥がす)ことが、できなくなってしまう。

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※過度に(必要以上に)煮詰めた煮汁を使って、仕上げた田作り(ごまめ)をバットにクッキングシートを敷き、その上に置き冷ましている様子。

なるべく重ならないように広げて、【田作り/ごまめ】を置こうとしても、火を止め鍋から取り出す時点で固まり始めてしまい、【田作り/ごまめ】を上手く広げて置くことができない。

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※クッキングシートの上に置き、冷ました【田作り/ごまめ】を裏返した様子。

下画像をご覧いただければ分かるように、

煮詰め過ぎた煮汁は短時間で、べっこう飴のようにカチカチに固まってしまう。

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田作り(ごまめ)が器から取れなくなってしまった/剥がれなくなってしまった場合の対処法

※煮汁を煮詰め過ぎてしまうと、

煮汁が、べっこう飴のような状態になり、冷めると短時間でカチカチに固まってしまう。

煮汁を煮詰め過ぎてしまい、【田作り/ごまめ】を鍋から取り出し、そのまま器に盛り付けた場合、少しすると煮汁が冷めてカチカチに固まり、【田作り/ごまめ】が器にはりつき、取れなくなってしまう。

無理に器から取ろうと(剥がそうと)すると、【田作り/ごまめ】が折れてしまう(崩れてしまう)。

温めることで、固まった煮汁を柔らかく(溶かす)することができる。

無理に器から【田作り/ごまめ】取ろうとせずに、サッと蒸すなどして温める。

または、電子レンジに入れても問題ない器(耐熱皿など)であれば、サッと電子レンジにかける。

※煮詰め過ぎてしまった煮汁は、特に焦げつきやすい。

電子レンジを使って温める場合、短時間(5秒~10秒程度)かけ、確認しながら数回に分けて温めるようにすること。

温めることで、【田作り/ごまめ】の形を崩さずに、器から取る(ほぐす)ことができるが、冷めると同様にカチカチに固まってしまう。

カリっとした食感を損なってしまうが、鍋に入れ酒を足して火にかけて煮汁をのばし、煮汁の詰め加減(具合)を調整する。

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※煮詰め過ぎてしまった煮汁を使って、

仕上げた【田作り/ごまめ】をクッキングシートの上に置き冷まして煮汁がカチカチに固まってしまった場合も、温めることでほぐすことは可能だが、

冷ますと再度、同様にカチカチに固まってしまう。

【田作り/ごまめ】のカリっとした食感は損なってしまうが、鍋に入れて酒を足して火にかけ仕上がりを調整する。

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どうでしょうか?

おせち料理の一品に!

カリっとした食感の【田作り/ごまめ】が旨すぎる!

この機会に是非、お試しください。

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