【板前レシピ】酢れんこん/レシピ/作り方

白く輝く花のよう!酢れんこんが旨すぎる!花れんこんの作り方や、酢れんこん/レシピ/作り方などまとめて徹底解説!

白くて綺麗な酢れんこんって、家でも作れるのかな?

蓮根を花のような形にしたいんだけど、

蓮根をどう切ったらいいんだろう?

【おせち】や【ちらし寿司】に、酢れんこんを使いたいんだけど、作るの難しそう。

酢蓮根(酢れんこん)と、酢蓮(酢ばす)って違うの?

なんて方が、居るとか居ないとか。

まず始めに、

【酢れんこん】と【酢ばす】は、別物(違う)のかについて。

正確にはというか、なんというか。

【酢れんこん】は、茹でた蓮根を甘酢に浸けた物。

【酢ばす】は、蓮根を甘酢で煮た物。

と、する方も居るようですが、それが正解や間違っている訳ではなく、

一般的には(広く認識されている)、

【酢れんこん(酢ばす)】を作る工程の違いであって、【酢れんこん】も【酢ばす】も同じとされることが多い。

※漢字で書くと【酢蓮根】【酢蓮】

何事も初めての方や馴染みのない方など、

ついつい難しく考えてしまいがちだとは思います。

が、しかし。

最初、難しいと感じたことも、

慣れてしまえば、不思議なもので、

簡単に思えてくるのでございます。

家でも作れるのかなぁ?って、

思う方も居るとは思いますが、

当ブログを初めた理由の一つとして、

【ご家庭でも気軽に本格的な料理を楽しんで頂きたい!】これが、一番強い!

初めてでも、見ながら作れる!見れば作れる!

困ったときは、あのブログ!をモットーに!

その為、一工程、一工程のコツやポイントを

大切に書いているのであります。

決めたからにはと、今まで、そこそこの数の料理記事を書いてきたのでありますが、

後は、書くのみ!の段階で、保留となっている記事も数知れず。

自分の扱ってきた食材や、

作った料理の、ほんの一握りしか記事に出来ていないのです。

で、ブログを始めた気づかされたのです。

自分で思ってた以上に、

【料理が好きなんだな】と、

と、まぁ。かなり本題から反れてしまいましたが、

この話は、これくらいにして。

そこで、今回!

初めての方でも、花れんこんを作りやすくする方法や、蓮根を白くシャキシャキとした、食感に仕上げる方法。

酢れんこん(酢ばす)のレシピ/作り方など、まとめて解説していこうと思います。

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酢れんこん(酢ばす)/作り方

1 蓮根の表面についた、泥などを洗い落とし、皮を剥く。

※蓮根の洗い方や各種、料理に合わせたあく抜き、節毎の違いや、切り方など、下処理/下ごしらえについて詳しくは、こちらをご覧ください。

れんこん(蓮根)/下処理/下ごしらえ

itamae-recipe.com

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花れんこん/切り方(剥き方)/作り方

2 画像のように、蓮根を倒して置き、端に近づくにつれ細くなる、丸みのある部分を切り落とす。

※イメージとしては、楕円形(だえん)の丸みのある部分を切り落とし、四角形にする感じ。

コツ!ポイント!

※蓮根の両端に近づくにつれ(丸みのある部分)、穴が小さくなっていく。

表現が難しいが、蓮根を画像のように倒して置くと、楕円(だえん)のような形をしている。

両端寄りの丸みのある部分を切り落とすことで、蓮根を四角形(大きさにより、正方形、長方形)のような形にすることができる。

そうすることで、しっかりとした穴の部分を活かした、綺麗な花れんこんに仕上げることができる。

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花れんこん/作りやすい(剥きやすくする)/方法

※まず、下画像を確認して頂きたい。

花れんこんは、飾り切りの一種で、蓮根の形(穴)を活かして作る。

イメージとしては、穴一つを一枚の花ビラのように剥いていく。

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3 穴と穴の間に、上から下まで、真っ直ぐ切り込みを入れる。

コツ!ポイント!

※切り込みの深さだが、どれくらいの深さにするかは、蓮根の大きさや全体のバランスなどにより、

異なるため一概には言えないが、切り込みが浅過ぎると、輪郭がハッキリと出せない。

目安としては、5ミリ程度の深さ。

※効率の良いやり方としては、先に蓮根の穴と穴の間、全てに切り込みを入れる。

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4 切り込みから少しずらした位置に、包丁を当て、

切り込みに向かって、斜めに包丁を入れる。

真っ直ぐに入れた切り込みと、斜めに入れた切り込みを繋げ、蓮根を切り取る。

※真っ直ぐに入れた切り込みに向かって、斜めの切り込みを入れる。

イメージとしては、カタカナの【レ】の字のような形に切り込みを入れ、蓮根を切り取る。

コツ!ポイント!

※穴の形に沿わせ、曲線を描くように切り込みを入れ、蓮根を返して同様に切りを入れることで、

花れんこんを作ることができるが、多少の慣れが必要になる。

初めての方など、慣れるまでは段階を分けることで、形が整えやすくなる。

まずは、【レ】の字のように蓮根を切り取り、

蓮根を反対に返して、再度、【レ】の字ように蓮根を切り取る。

真っ直ぐの切り込みの左右から、斜めに蓮根を切り取ることで、【V】の字に蓮根を切り取ることができる。

【V】の字に蓮根を切り取ることで、目安ができる。

穴の形に沿わせ曲線を描くように、【V】の字に切り取った部分まで包丁を入れ、蓮根を切り取り、形を整える。

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※蓮根の穴と穴の間を【レ】の字のように、蓮根を切り取った様子。

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5 蓮根を回し、穴と穴の間を【レ】の字に切り取る。

コツ!ポイント!

※今回、蓮根の穴の大きさや、バランスを考慮し、7枚の花ビラの花れんこんに仕上げている。

※画像をご覧いただければ分かるように、蓮根には大きな穴以外にも、小さな穴も空いている。

小さな穴に関しては、切り取ってしまってもよい。

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6 穴と穴の間を【レ】の字に切り取り終えたら、

蓮根を返し、同様に【レ】の字に切り取る。

※【レ】の字の切り取りと、裏返し【レ】の字の切り取りを繋げ、【V】の字に切り取り終えた蓮根の様子。

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7 【V】の字に切り取った部分を目安に、蓮根の穴の形に沿わせるように、形を整えていく。

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花れんこん/あく抜き/色止め/白く仕上げる方法

8 ボールなどに酢を少量加えた水(酢水)を入れ、剥き終えた花れんこんを好みの厚さに切り終えたら、花れんこんを酢水にさらす。

コツ!ポイント!

※水に酢をどれくらい、入れるのかについてだが、

目安としては、酢水の味をみて、酢を感じる程度量。

※酢を使うことで、蓮根を白く仕上げるだけでなく、歯切れの良い、シャキシャキとした食感に仕上げることができる。

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9 鍋に酢水(酢を感じる程度の酢水)を入れ、火にかけ沸かす。

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10 花れんこんを鍋に入れ茹でる。

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11 菜箸などで、花れんこんを一つ取り出し、火が通っているか確認する。

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12 火が通ったこと確認したら、湯を切り、

花れんこんを盆ザルなどに、重ならないように並べ置き冷ます。

コツ!ポイント!

※冷水などにさらさず、自然に冷ますことで、余分な水気を飛ばすことができる。

余分な水気を飛ばすことで、花れんこんを酢につけたとき、味馴染みがよくなる。

また、冷ます際に軽く塩を振りかける(振り塩)方法もある。

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酢れんこん(酢ばす)/浸け方

13 タッパーなどに、浸け地(甘酢)、花れんこん、鷹の爪少々を入れる。

酢れんこん(酢ばす)/浸け地(甘酢)/割合(目安)

水3、酢1、砂糖1、塩少量(隠し味程度量)

※甘酢に作り方など、詳しくはこちらをご覧ください。

甘酢/作り方

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コツ!ポイント!

※花れんこんを甘酢に浸ける際、昆布一片を入れることで、また違った味わいの花れんこんをお楽しみ頂けます。

好みに合わせて、お試しください。

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※鷹の爪(輪切り)を入れた様子。

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※更に、昆布を入れた様子。

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花れんこん(酢ばす)/盛り付け/食べ方

14 器に酢れんこん(酢ばす)を見栄えよく盛り付ける。

上から適量、浸け地をかけり。

色味に、浸けていた鷹の爪(輪切り)を見栄えよく盛り付ける。

コツ!ポイント!

※酢れんこんの使い方や食べ方としては、酢れんこんをそのまま味わうのはもちろん。

【ちらし寿司】や【おせち】に。

焼き物などの【あしらい】などに、とても重宝する。

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どうでしょうか?

酢れんこんは旨い!

自分で作ると、旨さ倍増間違いなし!?

白く輝く!花のような美しい!

【酢れんこん(酢ばす)】

この機会に是非、お試しください。

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それでは皆様、お付き合いありがとうございました!

また、宜しくお願いいたしますぅ。