【板前レシピ】カブの茎や葉/皮の料理/レシピ/作り方

蕪(かぶ)は旨い!蕪の葉や茎!皮を無駄なく使って、【味噌汁の具】、サッと作れる【塩もみ】や【きんぴら】のレシピ/作り方/食べ方など、まとめて徹底解説!

うーん。蕪の皮を厚めに剥いたはいいが、何だかもったいないなぁ。

うーん。蕪に葉や茎がついているんだけど、

無駄なく料理に使うことはできないのかなぁ。

蕪の葉や茎を味噌汁に使ってみたんだけど、

青臭いような、臭いを感じる。

苦味を感じる。

青臭さや苦味の抜き方/取り方ってないのかなぁ。

アク抜きなどの、下処理/下ごしらえのやり方は、ないのかなぁ。

葉や茎、皮や切り落とした蕪を使って、サッと手早く作れる料理ってないのかなぁ。

なんて方が居るとか居ないとか。

ちょっと待った!

蕪の葉や茎、さらには蕪。

実はこれ!かなり、旨いのでございます。

が、しかし。

葉や茎の香りが好き!

葉や茎の味が好き!

この味わいがいいんだよなぁ。

と、思う方も居れば。

葉や茎が青臭い。

葉や茎が苦い。

アクがなければいいのになぁ。

と、思う方も居る。

人それぞれ好みや考え方が違うのが、料理の難しいところであり、

面白いところでもあるのでございます。

そこで、今回!

味噌汁の具として、使う場合の青臭さや苦味の取り方(抜き方)、アク抜きなどの下処理/下ごしらえはもちろん!

蕪の葉や茎、皮や切り落とした蕪を味噌汁の具や、

塩もみ、きんぴら、にそのときの状況に合わせて、使い分けることができる切り方などの、下処理/下ごしらえ。

手早くサッと作れる塩もみやきんぴらのレシピ/作り方など、まとめて解説していこうと思います。

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蕪(かぶ)/葉や茎/皮や切り落とした蕪の下処理/下ごしらえ

※表面についた汚れなどを洗い落とし、水気を切った蕪の上側、

葉や茎の付け根辺りを切り落としている様子。

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※土などの汚れが落ちているように見えるが、

茎の付け根辺りの、茎が束のようになっている部分にある、

茎と茎の隙間に入り込むように、多くの汚れが残っていることがある。

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※茎を一本、一本外すように、茎の付け根辺りを切り落とす。

下画像をご覧いただけば分かるように、しっかりと汚れなどを洗い落としたつもりでも、茎と茎との隙間(茎が重なるようになっていた部分)に、入り込むように、汚れが残っている。

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※茎を一本、一本、切り外したら、

再度、しっかりと土などの汚れを洗い落とし水気を切る。

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蕪(かぶ)の葉や茎の切り方

1 茎(葉つき)をまとめるように、横に向けて置く。

コツ!ポイント!

※必ずしも、葉や茎を同じ切り方にしなくてはならないということではない。

味噌汁の具、塩揉み、きんぴらを

サッと手早く、そのときの状況に合わせて、

作ることができるように(使い分けできるように)、

下処理/下ごしらえとして、このような切り方にしている。

※切り方に関しては、茎を長めに切るなど、好みに合わせて、お試しください。

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2 端から端(葉)まで、細く刻む(切る)。

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※茎と葉を細く切り終えた様子。

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蕪(かぶ)の皮の切り方

※解説では蕪の上側と下側を切り落とし、蕪を円形に剥いた際の皮を使用している。

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※剥き終えた蕪の皮の様子。

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1 皮を適度な長さに切り、少し横にズラすように重ね置く。

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2 少しズラすように重ね置いた、皮を端から細く(薄く)切る。

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蕪(かぶ)切り落とした蕪の切り方

※料理に合わせて、蕪を切り落としている様子。

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1 切り落とした蕪の下側(ひげ根)の部分を切り落とす。

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2 切り落とした蕪が厚いと、切り終えた蕪が太く(大きく)なり過ぎてしまうので、

厚みを調整する。

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3 少し横にズラすように重ね置く。

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4 端から細く(薄く)切る。

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※蕪の葉/茎を細かく、皮/切り落とした蕪を細く(薄く)切り終えた様子。

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蕪(かぶ)葉/茎/皮/切り落とした蕪のアク抜き/青臭さや苦味の抜き方【味噌汁の具】

1 鍋に水を入れ、火にかけて沸かす。

コツ!ポイント!

※基本的には、先に皮や切り落とした蕪を切ったもの→茎→葉と、入れ茹で加減が均等になるよう茹でる。

解説ではそれらの手間を省く方法として、皮や切り落とした蕪を細く(薄く)切り揃えている。

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2 葉や茎、細く(薄く)切った皮や切り落とした蕪を鍋に入れ2分~3分程度サッと茹でる。

コツ!ポイント!

※茹でる時間に関しては参考程度に考えること。

蕪は茹で過ぎるてしまうと、柔らかくなりドロドロと溶けたよう状態になり、形が崩れてしまう。

何分というより、目安としては切り落とした蕪(皮/白っぽい筋の部分ではない)に、蕪に火が入り、少し透けるような感じになったら、火を止めて湯を切るようにする。

※味噌汁の具として使う場合、

蕪に再度、火を通すことになる。

イメージとしては、適度な硬さを残すように茹であげる(下茹で)。

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※茹で終えた様子。

サッと下茹でしておくことで、茎や葉の青臭みや苦味(アク)を抜くことができる。

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※茹で終えた蕪の湯切りを済ませたら、流水にさらし、しっかりと冷ます。

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※茹で終えた葉や茎、皮、切り落とし蕪を水にさらす。

冷まし終えたら、ザルにあげしっかりと水気を切る。

※下茹でし、アク抜き(苦味や青臭さを抜く)を済ませることで、

味噌汁の具として美味しく食べることができる。

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蕪(かぶ)葉/茎/皮/切り落とした蕪を使った【蕪の塩もみ】の作り方

1 下処理/下ごしらえ(切るまでを済ませた)を済ませた葉や茎、

皮や蕪をボールなどに移し換える。

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2 塩をふりかける。

コツ!ポイント!

※塩抜きなどせずに、塩揉みを仕上げるのであれば、蕪の重量に対して1%~2%程度量の塩を使う。

ただし、今回は手早くサッと作ることを前提とし、

塩の量を測るなどの、手間を省く方法を解説している。

塩の量に関しては、難しく考えずにパッとふりかける。

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3 蕪に塩を絡ませるように、手早く揉む(塩揉み)。

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※塩を絡ませて置いておいても、水気を抜くことはできるが、手早く蕪を塩で揉み込むことで、時間を短縮して、蕪の水気を抜くことができる。

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※蕪を塩で揉むことで、手早く蕪の水気を抜くことができる。

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※手早く水気を抜き、時間を短縮して、蕪をしんなりとさせることができる。

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4 塩で揉み、蕪がしんなりとしたら水気を切る。

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5 味をみて塩気がキツイようなら、蕪を水にさらす。

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※塩を抜く時間を短縮する方法として、水にさらしている蕪を揉む。

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※味をみてよいと思うようなら、しっかりと水気を切る。

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※水にさらし塩を抜いた蕪の水気を切っている様子。

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※今回、とにかく手早くサッと作ることを優先して、解説している。

水気をぎゅっと絞り落とす。

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6 塩揉みなどを済ませた蕪をボールなどに移し換え、ゴマをサッとふりかけ、

菜箸などで、しっかりと混ぜ合わせる。

コツ!ポイント!

※蕪には塩気が入っているので、そのままでも美味しく食べることができる。

ゴマを合わせると、また違った味わいを楽しむことができる。

好みに合わせて、お試しください。

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7 器に、蕪の塩もみを見栄えよく盛り付ける。

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蕪(かぶ)葉/茎/皮/切り落とした蕪を使った【蕪のきんぴら】の作り方

1 フライパンを温め、油(ゴマ油など)を敷き、馴染ませる。

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2 切っておいた葉や茎、皮や切り落とした蕪をフライパンに入れ炒める。

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3 軽くフライパンふり(ヘラを使うなど)、蕪がしんなりとするのを目安に炒める。

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4 醤油と砂糖を合わせた、きんぴらのタレを入れ炒める。

※蕪のきんぴらのタレの目安としては、

甘めが好みなら、濃口醤油1、砂糖1程度。

甘さを控えるなら、濃口醤油1、砂糖0.5程度。

コツ!ポイント!

※きんぴらのタレをどれくらい入れるかについてだが、

目安としてはヒタヒタより少なめ。

フライパンの底が浸かる程度の少量で、充分に味をつけることができる。

ただし、一度に作る量やフライパンの大きさなど、状況が人それぞれ異なる。

参考程度(目安)に考え、調整すること。

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※タレを絡めるように炒める。

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5 全体が適度に色づき、水気が適度に詰まったら火を止める。

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6 器に見栄えよく、蕪のきんぴらを見栄えよく盛り付ける。

コツ!ポイント!

※一味唐辛子や七味唐辛子をサッとふりかけるなど、

好みに合わせて、お試しください。

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どうでしょうか?

蕪の葉や茎、皮や切り落とした蕪を

切り方まで合わて、下処理/下ごしらえとして済ませることで、

状況に合わせて、サッと手早く料理することができる!

蕪の葉や茎、さらには皮!

これが実に旨い!

この機会に是非、お試しください。

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それでは皆様、お付き合いありがとうございました!

また、宜しくお願いいたしますぅ。