翡翠のような輝きを放つ萵苣薹(チシャトウ)の粕漬け!!吟醸酒の酒粕を使って吟醸漬け!なんてのもありっ!
どもども板前ちっぴぃです。
チシャトウの旬は冬で11月頃~2月中旬頃まで
おせちなどに使われます。
チシャトウを割いて乾燥させたものが山くらげ。
こちらはコリコリとした食感で違った味わいを楽しめます。
最近あまり見かけなくなってしまったのですが...
色よし!味よし!食感よし!の素敵な食材なんです!
今回チシャトウ(漢字で書くと萵苣薹)、茎レタスを使って、翡翠のような輝きを放つ粕漬けの作り方を解説していこうと思います。
吟醸酒の酒粕を使って吟醸漬けなんて呼び方にしても、献立などの雰囲気が変わって良いですね。
※左奥が醤油漬け右奥が西京漬け手前が粕漬け
チシャトウ(萵苣薹)/粕漬け/吟醸漬け/作り方
1 下処理を済ませたチシャトウを用意する。
※こちらで解説した、下処理を済ませたチシャトウを使っているので、宜しければご覧ください。
チシャトウ(萵苣薹)/下処理/下ごしらえ
2 練り酒粕をボールなどに入れ、酒とミリンを同割で合わせて数回に分けながら入れ適度な硬さに酒粕を緩める。
コツ!ポイント!
※練り酒粕の場合、そのまま混ぜ合わせることが可能だが、板酒粕を使用する場合お湯を加え緩めたり酒に浸してしばらく置き緩めてから使う。
個人的には酒に浸して置く方をオススメ致しますが、どちらが正しいという訳ではないので、好みの緩め方をお試しください。
※好みで砂糖を加える場合、酒粕に直接砂糖を入れてしまうと均等に砂糖が混ざらなくなるので、ボールの隅の方に酒ミリン合わせて入れ、砂糖をそこで溶かすてから酒粕と混ぜるようにする。
※丁寧なやり方として当たり鉢(すり鉢)で当たり(擦る)しっかりと混ぜ合わせる。
当たり鉢で当たるとき、円を描くより8の字を描くように当たるとまんべんなく混ぜ合わせることが出来る。
※粕床の硬さ目安。
3 タッパーなどに酒粕を平らに敷き、その上にガーゼまたはサラシを置きチシャトウを乗せる。
4 チシャトウの上にガーゼまたはサラシを置き、酒粕を平らに敷きつめる。
コツ!ポイント!
※漬ける量が多い場合、更に酒粕の上に画像のようにガーゼを置く、を繰り返すことで重ねて漬けることが出来る。
5 蓋をして冷蔵庫に入れ一晩置く。
6 一晩置き、ガーゼまたはサラシをめくりチシャトウを取り出し、好みの切り方をして器に盛り付け完成。
コツ!ポイント!
※漬ける期間を一晩、または長くても1日で取り出すようにする。
好みで漬ける期間を延ばしても良いが、あまり漬ける時間を長くするとチシャトウの水気が抜け、痩せて細くなってしまい見栄えが悪くなってしまう。
※松葉を使ったり、切り方を変えることで、盛り付けに変化をつけられる。
切り方や盛り付け方を変えるだけで、かなり印象が変わるので、好みの切り方や盛り付けをお試しください。
色よし!味よし!食感よし!香りよし!の大人の雰囲気漂う。
チシャトウの粕漬け!
是非一度お試しください。
その他にもチシャトウを使った料理を解説しているので、宜しければこちらもご覧ください。
チシャトウ(萵苣薹)/醤油漬け/作り方
チシャトウ(萵苣薹)/西京漬け/作り方
様々な野菜や魚介の下処理/下ごしらえ/レシピ/食べ方
それではお付き合いありがとうございました!
また宜しくお願い致しますぅ。