【板前レシピ】ネギ(長ネギ)/酢びたし(酢浸し)/作り方

スッキリ!さっぱり!【ネギの酢びたし】が旨すぎる!【ネギ(長ネギ)/レシピ/食べ方】などまとめて徹底解説!

とにかくネギは旨い!

煮てよし!焼いてよし!揚げてよし!

まだまだ、たくさんのよし!

が、ある!ネギ!

なら、どうやって食べるのが一番なの?

と聞かれたら迷ってしまうのでございます。

前々回、解説した【ネギの油がけ】旨い!

前回、解説した【ネギの焼きびたし】旨い!

では今回、解説する【ネギの酢びたし】これまた旨い!ので、ございます。

なぜ今回、【ネギの酢びたし】を解説しようと思ったのか?

それは旨いから!だけではなく、前回の【ネギ焼きびたし/作り方】解説の中で、焼いたネギを使って、作ることができるです!

実はこれ!かなり大切なことで、

例えば、大量にネギがある!

よし!

大量にネギを使うには、焼きびたししかない!

だから、焼きびたしにしよう!

これが、間違っているという、訳ではないのです。

間違っている訳ではないのですが、もったいない!

とにかく、もったいない!

個人的に、料理は、だけしかない!これしかない!

という、決めつけが一番もったいない!

途中までは同じ工程で、仕上げの部分を変えることで、全くの別物!

それが、旨かったら文句なし!だと思いませんか?

更に、自分好みだったとしたら!?

そこで、今回!

前回、解説した焼きネギを有効活用!

自分好みにアレンジ可能!

絶品【ネギの酢びたし】作り方や土佐酢(合わせ酢)作り方などまとめて解説していこうと思います。

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ネギ(長ネギ)/酢びたし(酢浸し)/作り方

土佐酢(浸け地)/作り方

1 出汁、酢、薄口醤油、ミリンを鍋に合わせ入れ火にかける。

土佐酢(浸け地)/割合/目安

出汁7、酢2、薄口醤油1、ミリン1

※酢加減を控えめにした割合。

コツ!ポイント!

※人それぞれ、好みや考えがあり、否定する訳ではないが、個人的に酢浸しなどを作る場合、酢加減は控えめにすることをよしとする。

酢をきかせることが、悪いという訳ではなく、用途や目的に合わせることを大切と考える。

理由として、基本的な二杯酢、三杯酢のように、酢をきかせた方が好みであれば、それでよいとは思うが、酢びたしの浸け地として使う場合、疑問に思う。

酢びたしを作るからには、浸け地も味わってもらい。せっかく鰹の出汁や風味をきかせて、浸け地として、土佐酢を用意ているのに、少し飲んでむせかえってしまうような、浸け地を個人的に好まない。

これらについては、個人的な考えなので、酢をきかせる場合、出汁を減らすなど、好みに合わせてお試しください。

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土佐酢/浸け地/鰹の風味と旨みを足す方法/追いガツオ/やり方

 

 

2 火にかけて、沸く直前に鰹節(削り節)を入れ、火を止める。

そのまま置き、自然に鰹節が沈むのを待つ。

コツ!ポイント!

※鰹節を入れて、沸かしてしまうと風味を損なってしまう。

沸く直前に鰹節を入れたら、沸かさず火を止めること。

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※鰹節を入れ火を止めた様子。

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※自然に鰹節が沈んだ様子。

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3 鰹節が沈んだことを確認したら、土佐酢を濾す。

しっかりと冷ます。

コツ!ポイント!

※量が少ない場合やご家庭などで、濾す方法として画像のように、ボールの上に、菜箸などを置き、その上にキッチンペーパーを敷いたザルを乗せ濾すと、簡単に濾すことが出来る。

※自然と鰹節から土佐酢が落ちる(濾す)のを待つ。

まだ鰹節に出汁が残っているからと、絞らないこと!

絞ってしまうと、エグミや雑味が入ってしまう。

濾したときに、ザルに残った鰹節も美味しくお召し上がりいただけます。

ザルに残った鰹節を軽く炒るなど、お試しください。

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※濾し終えた土佐酢の様子。

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ネギ(長ネギ)/下処理/下ごしらえ

1 ネギを洗い水気を切る。

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2 ネギの青い部分、根っこ部分を切り落とす。

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ネギ(長ネギ)/焼き方

 

 

(1) グリルやオーブンで焼く場合、そのまま素焼き又は、ハケなどでネギに油を塗る。

両面しっかりと香ばしい焼き色をつけ、焼き上げる。

※解説では、グリル上火(片面焼き)、フライパンを使ってネギを焼いています。

ネギの焼き方、それぞれの仕上がりの違いなど、詳しくはこちらをご覧ください。

ネギ(長ネギ)/焼きびたし(焼き浸し)/作り方

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※そのまま素焼きにした、焼きネギの様子。

素焼きにすることで、香ばしさを活かした味わいの酢びたしに仕上げることができる。

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※油を塗って焼き上げた、焼きネギの様子。

素焼きと比べると、香ばしさは劣るが油を使って焼き上げているので、コクのあるネギの酢びたしに仕上げることができる。

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(1) フライパンに油(ゴマ油)を入れ、火にかけて温める。

ネギを入れ両面しっかりと香ばしい焼き色をつけ、焼き上げる。

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※余分な油を取り除きながら、焼いている様子。

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※ゴマ油の風味やコクを足し焼き上げた、焼きネギの様子。

グリルで香ばしい焼き色に焼き上げたネギと比べ、香ばしさは劣るが、ゴマ油の風味とコクを足した、酢びたしに仕上げることができる。

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※画像下/上からゴマ油を使いフライパンで焼き上げたネギ/グリルで素焼きしたネギ/グリルでネギに油を塗って焼き上げたネギ。

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ネギ(長ネギ)/酢びたし(酢浸し)/浸け地/浸け方

1 タッパーなどの容器に浸け地と、好みや目的に合わせて焼き上げたネギを入れる。

好みで、唐辛子(輪切りなど)を入れても、また違った味わいを楽しむことが出来る。

浸け地からネギが出ないように、浸け地の表面にピタッとラップをかぶせる。

タッパーなどの容器に蓋をして、冷蔵庫に入れる。

浸け時間/目安

2時間~一晩程度

コツ!ポイント!

※浸け時間に関しては完全に好みになる。

浅く浸かったものが好みなら2時間~3時間程度、

しっかりと浸かったものが好みなら、一晩~1日など、好みに合わせてお試しください。

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※好みで、唐辛子を使っても、違った味わいをお楽しみいただけます。

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※浸け地の表面に、ピタッとラップをかぶせた様子。

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ネギ(長ネギ)/酢びたし(酢浸し)/盛り付け/食べ方

 

 

1 器にネギ酢びたしを見栄えよく盛り付け、浸け地を適量かける。

輪切りの唐辛子も浸けていたら、好みで一緒に盛り付ける。

コツ!ポイント!

※食べ方としては、ネギ酢びたしはもちろん。

酢を控えめにしているので、浸け地も美味しくお召し上がりいただけます。

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※好みに合わせて、天に糸唐辛子(針唐辛子)を盛り付けてもよい。

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くぅ~旨い!

前回、解説したネギの焼きびたしとは、また違ったスッキリ!さっぱり!とした味わいの、ネギの酢びたし!

とことんスッキリさっぱり!なら、素焼き!

いやいや!ゴマ油の風味とコクが好みだから、こっちのやり方にしよう!

なんて感じで、楽しみながら試してみたら、自分好みのネギの酢びたしが見つかるかも!?

この機会に是非、お試しください。

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それでは皆様、お付き合いありがとうございました!

また、宜しくお願いいたしますぅ。