【板前レシピ】なめたけのレシピ/作り方

なめ茸が旨い!自分で作る!手作りのなめ茸は、更に旨い!ご飯がすすむ!絶品!自家製なめ茸のレシピ/作り方、食べ方などまとめて徹底解説!

なめ茸って自分で作ったことないけど、どうやって作るんだろう?

なめ茸のキノコってなんだろう?

作るの難しいのかなぁ。

簡単に作る方法ってないのかなぁ。

あぁ。美味しいなめ茸が食べたいなぁ。

なんて方が、居るとか居ないとか。

ちょっと待った!

市販のなめ茸も確かに旨い。

が、しかし!

手作りのなめ茸は更に、旨い!

初めて作る方など、難しそうに感じてしまうかとは思いますが、

いざ作ってみると、実は思っているより簡単に作ることができる!?ので、ございます。

とはいえ、旨い!美味しい!なめ茸を作るには、

大切なコツやポイントが、あるのでございます。

そこで、今回!

エノキを無駄なく使う切り方、エノキ/なめ茸の味わいを活かすための煮汁(地)の作り方、エノキ/なめ茸の煮方(炊き方)など、

絶品!自家製なめ茸の作り方について、まとめて解説していこうと思います。

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なめ茸について

エノキを醤油やミリン、砂糖などを使い甘辛く味付けして煮た(炊いた)もの。

なめ茸の由来としては、エノキに火を通すとヌメリが出る。

滑りがあることから、【滑茸/なめ茸】と呼ばれるようになったとされる。

また、【なめこ】の別名(別称)も【滑茸/なめたけ】とされることから、

エノキで作った【なめ茸】と、なめこの別名(別称)【滑茸】とを区別する意味で、

使い分けて表記されていることが、多いともいわれている。

なめ茸の作り方

※エノキを無駄にしないための、石づき(根元)の切り方やほぐし方など、下処理/下ごしらえについて詳しくは、こちらをご覧ください。

エノキの下処理/下ごしらえ

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1 エノキの石づき(根元)を切り落とし、根元の軸と軸とがつながった部分をほぐす。

コツ!ポイント!

※エノキをほぐそうとしているのか、最初からエノキをバラすように、

根元をバッサリと切り落とす方も居るが、

美味しく食べられる部分まで切り落としてしまう、

かなりもったいない切り方(食材を無駄にする切り方)といえる。

食材を無駄にすることなく、根元(石づき)を切り落とすこと。

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2 食べやすい大きさに(三等分)エノキを切る。

コツ!ポイント!

※エノキを必ずしも、切らなくてはならないということではないが、エノキは繊維が強く、そのままだと歯切れが悪い。

個人的には、食べやすい大きさ(適度な長さ)に切ることをオススメいたします。

好みに合わせて、お試しください。

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※切り終えたエノキの様子。

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なめ茸/煮汁(地)の作り方

1 鍋に醤油、ミリン、酒、好みで砂糖(適量)を合わせ入れる。

なめ茸/煮汁(地)/割合(目安)

酒2、濃口醤油1、ミリン1、砂糖(適量/好みに合わせた甘さ)

コツ!ポイント!

※エノキは、火を通すと縮む。煮汁(地)の量は、ヒタヒタ程度(ヒタヒタより少なめ)に、少なめ(少量)にすること。

煮汁を少なめ(少量)にする理由としては、他にもある。

煮汁を多く使ってしまうと、なめ茸ならではの味わい(ヌメリ/とろみ)を活かすことができず、ヌメリ/とろみの弱いサラサラとしたような仕上がりになってしまう。

※料理を作る際、良かれと考えてか、なんでもかんでも、昆布出汁や鰹出汁を使う方が居る。

それが間違っていることではないが、

個人的には、なめ茸を作る場合など、食材本来の味わいを活かして仕上げる場合、

出汁を使わない。

一見、手間がかかっているように、

感じる方も居るかとは思うが、

出汁を使うことで、旨みと旨みが混ざり合い(ぶつかってしまい)かえって、

何が何なんだか分からないような、中途半端な仕上がり(中途半端な味わい)になってしまう。

人それぞれ、好みや考え方があり、出汁を使うことを否定している訳ではない。

好みに合わせて、お試しください。

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2 鍋にエノキを入れ火にかける。

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3 菜箸などを使い煮汁にエノキが浸かるように、

混ぜ合わせる。

コツ!ポイント!

※エノキは火を通すと縮むので、そのまま炊いても(煮ても)よいとする方も居るようだが、丁寧に(しっかりとした)均等に火を通す/味を含めるのであれば、

ばさっとエノキを鍋に入れたままにせず、

全体に均等に火を通す/味を含めるためにも、

しっかりと煮汁にエノキが浸かるように、混ぜ合わせること。

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4 途中、アクが浮いてきたら、オタマなどで丁寧にすくい取る。

コツ!ポイント!

※エノキは火を通すとヌメリが出る。

煮汁に浮いてきた泡のようなものが、全てアクということではない。

火が通り煮汁にとろみがつき、泡が残ったものとアクとの違いを知ることも大切。

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※オタマでアクをすくい取っている様子。

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なめ茸/煮方(炊き方)

5 火にかけ煮汁が煮立ったら、火力を落とし、

沸いた状態を維持する程度に調整する。

コツ!ポイント!

※エノキは火が通りやすい。

火力を弱くコトコトと炊いていると、酒とミリンのアルコール分が残ってしまう(煮切りきらない/飛ばしきらない)原因になる。

中途半端にアルコール分が残ってしまうと、酒臭さや苦味を感じる仕上がりになってしまう。

また、煮汁を多く(たっぷりと)使うことでも同様に、

酒臭さや苦味を感じる仕上がりの原因になってしまう。

解説にあるコツやポイントを参考にして、

仕上げることで、

酒臭さや苦味を感じるような仕上がりになることはないが、気になる方などは、

醤油、ミリン、酒を合わせる前に、酒とミリンを煮切ってから(煮切り酒/煮切りミリン)、醤油、好みに合わせて砂糖を合わせるとよい。

※酒、ミリンの煮切り方に関して詳しくは、こちらをご覧ください。

酒/ミリンの煮切り方

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6 火にかけているとエノキからヌメリが出て、煮汁にとろみがつく。

鍋底や鍋肌に焦げ付きやすくなるため、煮汁に泡が残る/泡立つようになってきたら、

火力を少し落とし、際箸などで底から返すように、

混ぜるようにしながら仕上げる(煮あげる/炊きあげる)。

コツ!ポイント!

※なめ茸を作る際の、エノキを煮る(炊く)時間の目安としては、

5分~6分程度でよいと考える。

ただし、煮る(炊く)時間(分)については、量や状況などが異なることから、

何分が正しい/間違っているという答えはない。

火が通っているかなど、実際に味をみてしっかりと確認すること。

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※煮汁にとろみがつき、少し火力を落とした様子。

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7 味をみて火の通りなど問題なく仕上げたら、火を止める。

※5分~6分程度エノキを煮て(炊いて)、仕上げたなめ茸の様子。

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※なめ茸をオタマですくい上げている様子。

煮汁を垂らすと、しっかりととろみがついているのを確認することができる。

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8 炊き(煮)終えたら、鍋からなめ茸をボールなどに移し換え、しっかりと冷ます。

しっかりと冷ましたら、タッパーなどの容器に移し換え、蓋をして冷蔵庫に入れる。

※瓶を使って保存する場合の煮沸消毒について詳しくは、こちらをご覧ください。

瓶の煮沸消毒のやり方/方法

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なめ茸/盛り付け/食べ方

1 器に、そのまま盛り付ける。

または、器に大根おろしを盛り付け、上からなめ茸をかけるように、見栄えよく盛り付ける。

コツ!ポイント!

※食べ方としては、そのままでも、もちろん。

大根おろしと合わせる。

ご飯にかけるなど、好みに合わせてお試しください。

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どうでしょうか?

市販されているなめ茸も確かに旨い!

が、しかし!

自分で作ったなめ茸はさらに旨い!

ご飯がすすむ!絶品!手作りなめ茸!

この機会に是非、お試しください。

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それでは皆様、お付き合いありがとうございました!

また、宜しくお願いいたしますぅ。