【板前レシピ】菊花かぶ(甘酢漬け)レシピ/作り方

おせち料理の一品に!焼き物のあしらいに!菊花かぶが旨すぎる!蕪の皮の剥きなどの下ごしらえはもちろん!切り込みの入れ方や切り方など、菊花かぶのレシピ/作り方、食べ方などについて、まとめて徹底解説!

菊花かぶって作るの難しそう。

上手く作れる自信がない。

作ってみたけど、蕪を下まで切らずに、

格子状の切り込み(切り目)を入れることができず、蕪が切れてしまう。

失敗しない(切り落とさない)方法/やり方とか、あるのかなぁ。

蕪ってどこまで剥いたらいいんだろう?

うーん。形を四角に切り揃えないとダメなの?

おせち料理に挑戦して、重箱(お重)に盛り付けてみたんだけど、もう少し菊花かぶを大きく作れたら、隙間ができなかったと思うんだよなぁ。

四角形に切り揃えると、菊花かぶが小さくなっちゃうし、なんかもったいないんだよなぁ。

いい方法ないかなぁ。

なんて思った方が居るとか居ないとか。

ちょっと待った!

菊花かぶは、おせち料理に一品に!

あしらいに!食卓を華やかに!

様々な場面で大活躍すること間違いなし!

それだけでなく、とにかく旨い!

が、しかし。

初めての方など、蕪はどうやって皮を剥くのか、

蕪に格子状の切り込みを入れる際に、

蕪を切り外してしまったり、

蕪が大きく切り分ける際に、菊花の花ビラとなる部分をバラバラと切り落としてしまうなど、

上手く菊花かぶを仕上げるには、多少の慣れが必要になってしまうのでございます。

そこで、今回!

蕪の皮の剥き方や、綺麗に四角形に切る方法、

円形の菊花の作り方、四角形の菊花かぶの作り方、

各菊花かぶのメリットやデメリット、

蕪を下まで切り落とさずに、格子状の切り込みを入れる方法/やり方、

格子状に入れる切り込みの間隔(幅)、菊花かぶの大きさはどれくらいがよいのか、

菊花かぶのレシピ/作り方や盛り付け方、食べ方など、

菊花かぶについて、まとめて解説していこうと思います。

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菊花かぶとは

菊の花に見立てて飾り切りした蕪(かぶ)のこと。

例として参考までに

下画像(左)酢の物として多く使われる菊花かぶ

下画像(右)煮物などに多く使われる菊花かぶ

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菊花かぶ/甘酢漬け(酢の物)/作り方

菊花かぶ/蕪の下処理/下ごしらえ

1 蕪の表面についた土などの汚れを洗い落とし、水気を切る。

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2 蕪の厚み(太さ)のある部分を残すように、上下を真っ直ぐ切り落とす。

イメージとしては、角丸長方形(角の丸い長方形)

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コツ!ポイント!

※茎の付け根辺り(上側)や、ひげ根(下側)ギリギリを切り落とすと、

上下が細く真ん中辺りが太い、いびつな形の菊花かぶになってしまう。

また、形を整えようとすると、上下の細くなった部分に合わせるように、

皮を剥く必要があり、真ん中辺りの太い部分を余計に、

剥くことになってしまう(菊花かぶが小さくなってしまう)。

※そんなに切り落としたら、もったいないのでは?

と感じる方も居るかとは思うが、

形を切り揃えるために切り落とした蕪も、菊花かぶと同様の手順で漬けことで、

美味しく食べることができる。

それだけでなく、葉や茎部分、蕪を切り落とした部分、皮などを切り落としても、

無駄にすることなく、浅漬けや炒め物、味噌汁の具にするなど、

様々な料理に使うことができる。

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※蕪の上側(葉/茎側)厚み(太さ)のある部分を残すように、

真っ直ぐ切り落としている様子。

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※下画像の蕪の下側を右に向けている様子。

蕪の上側を切り落としたように、

下側も同様に、厚み(太さ)のある部分を残すように、真っ直ぐ切り落とす。

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※蕪下側(ひげ根側)を真っ直ぐ切り落としている様子。

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※横から見て角の丸い長方形になるように、上下を切り落とした蕪の様子。

上下を切り落とした蕪を置き、斜めに傾いてしまったり、断面がデコボコとしているようなら、真っ直ぐ平らになるよう断面(上下)を切り揃える。

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※葉や茎も美味しく食べることができる。

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※切り落とした蕪も、もちろん美味しく食べることができる。

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※皮も同様に美味しく食べることができる。

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蕪(かぶ)/どれぐらい皮を剥くかについて/皮のむき方

※まず、下画像/茎の付け根辺り(上側)を切り落とした蕪の断面をご覧ください。

蕪は表面の皮の下(表面の皮近く)に、白っぽい部分(筋/数ミリ程の厚さ)がある。

※筋の部分の厚さについては、

収穫が遅く育ち過ぎて厚くなってしまった蕪など、

白っぽい部分(筋)が、薄い蕪や厚い蕪があることから、一概に何ミリとはいえない。

蕪を初めて扱う方など、大根のような感じといえば、伝わりやすいだろうか。

イメージとしては、表面の薄い皮→白っぽい筋の部分→みずみずしい透明感のある部分。

※蕪は層のようになっている。

蕪の煮物などを食べたときに、筋っぽさや硬さ、

口に残るような蕪を食べたことはないだろうか。

白っぽい筋の部分は、筋っぽく硬い。

蕪の皮を剥くときは、表面の薄い皮だけを薄く剥くのではなく、

白っぽい筋の部分が残らないよう厚めに皮を剥く。

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※下画像(左)白っぽい筋の部分を残すように、皮を薄く剥いた蕪/表面は白っぽく水気も少ない。

※下画像(右)白っぽい筋の部分も一緒に、皮を厚めに剥いた蕪/表面はみずみずしく透明感がある。

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菊花かぶ/蕪を円形に皮を剥く菊花かぶの作り方(円形)

菊花かぶ/円形の場合のメリット/デメリット

※丸く剥くメリットとしては、蕪を四角く切り揃えない分、大きく(多く)菊花かぶの甘酢漬けとして、使うことができる。

ただし、蕪が大きく十字に包丁を入れ四等分に切って使う場合、一つ一つが扇形のような形になってしまう。

四角く切り揃えた菊花かぶを十字に四等分に、

切ったものと比べると、仕上がりの見栄えが見劣りしてしまう。

とはいえ、扇形のような形をしていても、

盛り箸などを使い、花ビラの形を整えることで、

見栄えよく仕上げることができる。

一つの蕪を少しでも多く、菊花かぶとして使いたい場合に適した剥き方(方法/やり方)といえる。

 

 

菊花かぶ/皮の剥き方(蕪を円形に皮を剥く場合)

1 親指と人差し指、中指も添えるなどして蕪を持つ。

コツ!ポイント!

※皮の剥き方のイメージとしては、大根などを桂剥きにするような感じ。

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2 表面の薄い皮だけでなく、白っぽい部分(筋)も一緒に厚めに剥く。

コツ!ポイント!

※刺身のツマ(ケン)を作るために大根を桂剥きするときと比べ、長さが短い分、剥きやすいといえるが、初めての方など、多少の慣れが必要になる。

剥き方としては、包丁を進めるというよりは、

蕪を回転させるように、ぐーっと親指で包丁に向かって蕪を送るように皮を剥く。

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※包丁をギコギコと動かしてしまうと、

剥いた蕪の表面がデコボコとしてしまう。

包丁は蕪にピタッとつけ、蕪を回転させるように親指で包丁に向かってぐーっと送り、

包丁をスーと流すように皮を剥く。

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※表面の薄い皮と白っぽい部分(筋)を剥き終えた蕪の様子。

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菊花かぶ/切り目(切り込み)/切り方(入れ方)

菊花かぶ/切れ目(切れ好み)を入れる間隔(幅)について

※今まで、格子状に入れた切り目(切り込み)の間隔や幅が、どれくらいか正確に測ったことはなかったが、少しでも参考になれば思い測ったところ、

下画像をご覧いただけば分かるように、1㎜~1.5㎜程度の間隔で、

切り込みが入っていることが分かる。

人により、3㎜や4㎜とする方も居るかとは思うが、

それらが悪いということではなく、

個人的には、菊花かぶの仕上がりの見栄えなどを考慮すると、

上記にある切り込みの間隔(幅)から2㎜程度までの間隔(幅)がよいと考える。

よいとする理由としては、3㎜や4㎜などで格子状の切り込みを入れてしまうと、

一つ一つの花ビラとなる部分が太く(厚く)なり過ぎてしまい、

品がない仕上がりに感じてしまう。

見た目に関しては、菊花というよりもイソギンチャクのような仕上がりに感じる。

また、蕪がそのままだと大きく、適度な大きさに切り分けた際、

格子状の切り込みの間隔(幅)を大きくしてしまうと、

一つ一つ小さく切り分けた、菊花かぶの花ビラとなる部分が少なく、

貧相な見た目の菊花かぶに仕上がってしまう。

必ずしも、何㎜にしなくてはならないということではないので、

好みに合わせてお試しください。

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1 包丁で蕪を下まで切り落とさない(下側を残す)よう、真っ直ぐに端から細く等間隔に、切り目(切り込み)を入れる。

コツ!ポイント!

※慣れてしまえば、そのまま端から端まで、

蕪を切り落とさずに(蕪をバラバラにせずに)、

蕪の下側を残し(蕪が繋がった状態)、

切り目(切り込み)を入れることができるが、

初めての方など慣れるまでは、

下に蕪を挟むように箸などを置き、切り目(切り込み)を入れるようにするとよい。

下に箸などで蕪を挟むように置くことで、

それ以上、包丁が入ることを防ぐことができる。

※包丁が下まで入ってしまうことを防ぐことで、

蕪をバラバラと切り落とさず(切り外さず)に、

蕪の下側を残して(蕪が繋がった状態)、

端から端まで切り込みを入れることができる。

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菊花かぶ/蕪を切り落とさずに(切り外すさずに)切り込み(切り目)を入れる方法

※下画像/蕪を挟むように、下に箸を置いた様子。

下に蕪を挟むように箸などを置き、切り込み(切り目)を入れることで、包丁が箸で止まる。

蕪を切り落とす(切り外す)ことなく、切り目(切り込み)を入れることができる。

コツ!ポイント!

※下に置く箸などについてだが、丸いものよりも、

角のあるもの、四角形などのものを使うと、

切り込みを入れている際に、コロコロと転がってしまうことを防ぐことができる。

また、金属製のものを使ってしまうと、包丁の刃がかけてしまう(刃こぼれ)ので、

割り箸など木製のものなどを使うとよい。

ただし、しっかりと切り目を入れようと、めいっぱい力強く(深く)切り目を入れると、下に置いた箸などに包丁が入り、包丁を上げたときに、箸がズレて(浮く)しまう。

やりずらさを感じるようなら、下に置いた箸などがズレないよう、

箸などの上に重石を置く(固定)するなどしてもよいが、

かえって切り込みを入れる際に、邪魔になってしまうので、

蕪に添えている手の手首や指などで、

押さえるようにして、切り込みを入れるようにしてもよい。

好みに合わせて、お試しください。

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※下画像/蕪を挟むように、下に箸を置き切り目(切り込み)を入れている様子。

画像をご覧いただけば分かるように、包丁が箸に当たり、包丁が下まで入ってしまうことを止めることができる。

下に箸などを置くことで、下まで包丁が入ってしまうことを防ぐことができる。

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※下画像/端から端へ向かって、細く等間隔に切り目(切り込み)を入れている様子。

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※真っ直ぐ、箸から端まで、蕪を切り外すさずに、切り込みを入れ終えた様子。

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2 端から端まで、真っ直ぐに切り目(切り込み)を入れたら、蕪の向きをかえて置く。

※縦に入れた切り込みの向きを横向きになるように置く。

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3 向きを変えて置いた蕪を端から端まで、細く等間隔に真っ直ぐ、

切り目(切り込み)を入れる。

※格子状の切り目(切り込み)を入れる。

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※下画像/格子状の切り目(切り込み)を入れ終えた、蕪の様子。

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菊花かぶ/切り方(蕪が大きい場合など)

菊花かぶ/どれくらいの大きさに切るかについて

※焼き物などのあしらいとして、菊花かぶを盛り付ける場合の参考になればと思い、

格子状の切り込みを入れた蕪を測り2cm程度と1.5cm程度の四角形(正方形)に切った様子。

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※まずは下画像をご覧ください。

盛り付けのイメージ(参考)として、即席で塩水(立て塩)に漬け、

しんなりとした蕪(2cm程度の大きさ)を盛り付けた様子。

この段階では、まだ菊花かぶの甘酢漬け(酢の物)として、

しっかりとは仕上げていないため、菊花かぶ自体の見栄え(見た目)が、

イマイチ整っていないが、画像をご覧いただけば分かるように、

焼き物のあしらいなどに、菊花かぶを盛り付けるのであれば、メインとなる食材を引き立てる意味でも、2cm~2.5cm程度がよいかと考える。

菊花かぶを目立たせる/菊花かぶを華やかに盛り付けるのであれば、

食べやすさなども考慮すると3cm~大きくても4cm程度がよいかと考える。

菊花かぶの大きさに関しては、仕上がりのイメージや目的、

好みなど人それぞれ異なるため、小さい方がよければ小さく、

大きい方がよければ大きく。

上記を参考とし、目安程度に考え、好みに合わせてお試しください。

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※格子状に切り目(切り込み)を入れ終え、

このままだと、菊花かぶが大きくなってしまう。

菊花かぶをあしらいなどに使うのに、数が必要な場合などの切り方についてだが、

切り目(切り込み)を入れた側から、蕪を切ってしまうと、格子状に入れた切り目(切り込み)の部分をバラバラと、切り落としてしまう原因となる。

※菊花かぶの花ビラとなる部分を切り落とさないようにするために、

切り込みに合わせて、蕪を切り分けるなどの手間がかかる。

格子状に入れた切り込みを下に向け、裏側から下側の蕪が繋がった部分を切り外すように、蕪を切ることで、菊花かぶの花ビラとなる部分を切らずに(バラバラと切り外すさずに)、蕪を切り分けることができる。

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※格子状に入れた切り込みを下に向けて置き、裏側から蕪を好みや目的に合わせた大きさに、切っている様子。

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※格子状に切り込み入れた蕪を裏側から半分に切った様子。

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※格子状に切り込みを入れた蕪を裏側から、好みや目的に合わせて、

四つに切った様子。

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※切り込みを下に向けて置き、裏側から切り込みの入っていない部分(蕪の繋がった)のみを切るように、蕪を切ることで、格子状に入れた、菊花かぶの花ビラとなる部分を切り外すさずに、蕪を切り分けることができる。

菊花かぶ/蕪が大きい場合など、どのタイミングで切り分けるかについて

※蕪が大きい場合など、切り込みを入れた蕪を適度な大きさに切り分ける、

タイミングについてだが、

個人的には、塩水(立て塩)に蕪を漬ける前に、切ることが多い。

理由としては、先に切ってから塩水(立て塩)に、蕪を漬けることで、

そのままの蕪を漬けるよりも、早くしんなりとさせることができる。

塩水に漬け蕪をしんなりとさせてから、切る方も居るが個人的には、

効率が悪いと考える。

どのような理由で、塩水に漬けてからや漬け地に漬けてから切ることをよしとしているかは、分からないが(特にないのかもしれない)、

漬けてから切る最もらしい理由としては、漬かり過ぎる/味わいを損なう/切る際に花ビラとなる部分がバラバラと切れてしまう。

だいたいこのような理由とするところだと思うが、

個人的には、漬けてから/仕上げてから切り分けると、

まな板などがビチャビチャとしてしまい、汚ならしいだけでなく、

まな板を洗うなどの手間がかかる。

切り分けている画像をご覧いただけば分かるように、バラバラと切ってしまうことはない。

漬かり過ぎると、食べることができなくなるほどの、

味のキツイ(酢が強い/味が濃い)などの、漬け地に漬け込むようなことがない。

というより、長期間漬ける時点で、蕪を先に切ろうが切るまいが漬かっている。

菊花かぶの味わいについてだが、

仮に切ってから蕪を漬けると、蕪の味わいを損なう(抜ける)とするのであれば、

しっかりと深く細かく切れ込み(切り目)を入れている時点で、

切り分けてから漬けようが、切らずに漬けようが、同じことがいえる。

人それぞれ考え方など、異なることから、何が悪いということではないので、

実際に作ってみて、よいと感じる方法を好みに合わせてお試しください。

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菊花かぶ/四角く蕪を切る菊花かぶの作り方(正方形)

菊花かぶ/正方形の場合のメリット/デメリット

※正方形に切る場合のメリットとしては、

蕪が大きく十字に包丁を入れ、四等部分に切っても形が崩れない(小さな四角形)。

円形の菊花かぶを十字に包丁を入れるように、四等分に切ったもの(円形→扇形)と比べ、形が崩れない分、見栄えよい形の整のった菊花かぶに仕上げることができる。

デメリットとしては、白っぽい筋の部分を残さないように、みずみずしい透明感のある部分を正方形に切るため、丸く皮を剥くときと比べ、蕪を多く(大きく)切り落とす必要がある。

多く(大きく)蕪を切り落とした分だけ、菊花かぶが小さく(少なく)なってしまう。

見栄えよく形の整った、菊花かぶを作りたいときに、適した切り方(方法/やり方)といえる。

菊花かぶ/蕪の切り方(蕪を正方形に切る場合)

※皮を剥かずに、そのまま白っぽい部分(筋)を残さずに、正方形に切ってもよいが、

初めての方など、先に表面の薄い皮と一緒に、

白っぽい部分(筋)を剥き、蕪をある程度、

小さくしてからの方が、どこをどれだけ切ればよいかの目測をつけやすくすることができる。

それだけでなく、蕪をなるべく正方形になるように切るとき、白っぽい部分(筋)が残っていないかなど、気にする必要もなく、蕪を正方形に切りやすくすることができるかと考える。

※皮を剥かずにそのまま、蕪を正方形に切る。

皮を剥いて蕪をある程度、小さくしてから蕪を正方形に切る。

どちらが間違っているということではないので、

自分のやりやすい方で、好みに合わせてお試しください。

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1 円形の蕪を上から見て目測をつける。

四つの辺が等しい長さになるよう、角(端)を切り落とす。

コツ!ポイント!

※十字に浅く切り目を入れ、十字に入れた縦の線と横の線の端を繋ぐように角を切り落としてもよいが、

感覚を掴んだら、切り目などを入れずに中心がどこかに当たりをつけ、

中心に合わせるように十字の線をイメージするクセをつける。

そうすることで自然と、どこを切ればよいかが見えてくるようになる。

正方形や長方形など(四角形)に関しては、多少の慣れは必要になるが、

角を落としていけばよいだけなので、さほど難しいことではないが、

五角形や六角形、一つの物を複数に切り分ける場合など(特に奇数に切る場合)、

まずは切る前に、形や大きさがどれくらいになるかなど、イメージする(目測をつける)クセをつけることが大切。

例えば、30cmの物を半分に切る。

目測をつけるクセをつけていれば、限度はあるがある程度の範囲内であれば、

なんということなく切ることができる。

定規や物などに頼っていた場合、近くにそれらがないとする。

直ぐに切らなくてはならいとき、焦ってしまい半分にすら切ることができずズレが生じる。

半分に切ることできない場合、三等分、五等分など、まず切ることができない。

個人的に、料理は切ることだけでなく、

感覚を掴むことが大切だと考える。

考え方や状況が異なるため、何を正しいとするかは人それぞれ異なる。

考え方や状況に合わせて、好みに合わせてお試しください。

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2 皮を剥かずに、そのまま蕪を正方形に角を切り落とす場合、皮と白っぽい部分(筋)を残さず、しっかりと切り落とす。

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※下画像/(左)正方形に切り終えた蕪の様子。

※下画像/(右)切り落とした蕪の様子。

画像をご覧いただければ分かるように、皮を剥き円形の菊花かぶと比べ、

正方形に形を切り揃えた菊花かぶは、蕪を多く(大きく)切り落としている。

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3 円形の菊花と同様に蕪を切り落とさないよう、

端から端まで、真っ直ぐ等間隔に切り込み(切り目)を入れる。 

端から端まで切り込みを入れ終えたら、

蕪の向きを変え、端から端まで蕪を切り落とさないように下を残すように、切り込みを入れる(格子状に切り込み/切り目)。

コツ!ポイント!

※慣れてしまえば、下を切り落とさず残す(蕪を切り外さない)ように、

そのまま端から端まで、切り込みを入れることもできるが、

慣れるまでは、蕪を挟むように下に箸などを置くことで、下まで包丁が入らないので、

蕪をバラバラと切り外すことなく、端から端まで切り込みを入れることができる。

端から細く等間隔になるように切り込みを入れる。

※四角形に切った蕪を挟むように、下に箸を置いている様子。

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※端から真っ直ぐ等間隔に切り込み(切り目)を入れている様子。

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※蕪を切り外さずに、格子状の切り込み(切り目)を切り終えた様子。

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菊花かぶ/塩水(立て塩)に蕪を漬ける方法/漬け方

1 ボールなどに水と塩を入れ、しっかりと塩を溶かす。

格子状に入れた切り目(切り込み)を下に向け、

塩水(立て塩)に蕪を漬ける。

菊花かぶ/塩水(立て塩)/目安

水に対して3%程度の塩を入れ、塩をしっかりと溶かす。

例/水1000mlに対して塩30g(塩分濃度3%の塩水/立て塩)

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2 塩水(立て塩)に漬け、蕪がしんなりとしたら、

塩水を切り蕪をザルなどに上げ、水気をしっかりと切る。

菊花かぶ/塩水(立て塩)/漬け時間(目安)

※塩水(立て塩)に何分漬けるかは、格子状に切り込みを入れた蕪を切らずに漬ける/切り分けてから漬ける。

蕪の状態などにより異なることから、一概にはいえないが、

20分~30分程度漬け、蕪を触り確認する。

一つ取り出し、菊がしんなりとして、菊花かぶの花ビラとなる部分をひろげ、

見栄えよく開くようになっているかを目安とするとよい。

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※格子状の切り込みを入れ、塩水に漬け終えた蕪の様子。

下画像のように初めて方など、蕪がしんなりとして、菊花かぶの花ビラとなる部分が、

綺麗に開くかを確認(目安)するとよい。

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菊花かぶ/塩水(立て塩)の切り方について

※時間がない場合など、軽く握るように塩水を絞り落としてもよいが、

個人的に、菊花かぶの仕上がり(味わい)を考慮し、塩水(立て塩)に漬けた蕪の水気を切るとき、蕪は握らない。

ザルなどに、格子状に切り込みを入れた面を下に向け置き、しっかりと水気を切る。

好みや状況に合わせて、お試しください。

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※切り込みを入れた面を下に向けて置き、水気(塩水/立て塩)を切っている様子。

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菊花かぶ/漬け地(甘酢)/作り方

1 ボールなどに水、酢、砂糖、塩少々を合わせ入れ、混ぜ合わせしっかりと砂糖や塩を溶かしてもよいが、

鍋に合わせ入れ、軽く火にかけて(沸かす訳ではない)、漬け地を少し温めると早くしっかりと、砂糖や塩を溶かすことができる。

菊花かぶ/漬け地(甘酢)/割合(目安)

水3、酢1、砂糖1、塩少々(隠し味程度の量)

※甘酢の作り方に関して、詳しくはこちらをご覧ください。

甘酢の作り方

itamae-recipe.com

コツ!ポイント!

※個人的にあまり酢のキツイ漬け地を好まないことから、優しい味わいの漬け地(甘酢)にしている。

上記は、参考程度に目安と考え、酢がきいたものが好みなら、水を2にするなど、

好みに合わせて調整すること。

また、昆布一片入れると、また違った味わいに仕上げることができる。

好みに合わせて、お試しください。

※ボールなどに合わせ入れて、漬け地(甘酢)を作る場合、混ぜるようにして、

しっかりと砂糖や塩を溶かす。

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※鍋などに合わせ入れ、軽く火にかけることで、

手早くしっかりと砂糖や塩を溶かすことができる。

ただし、蕪を漬け地に漬ける際、漬け地(甘酢)はしっかりと冷ましておくこと。

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菊花かぶ/漬け地(甘酢)/漬け方

1 タッパーなどの容器に、漬け地(甘酢)と塩水(立て塩)に漬け終えた蕪を入れる。

鷹の爪適量を入れ、漬け地から蕪などが出ないように、漬け地の表面にピタッとラップをかぶせる。

タッパーなどの容器の蓋をして、冷蔵庫に入れる。

※漬け方について詳しくは下記をご覧ください。

菊花かぶ/漬け時間(目安)

※2時間~一晩程度

コツ!ポイント!

※漬ける時間に関しては、人それぞれ異なり正解はない。

浅く漬かったものが好みなら、漬ける時間を短くし、漬け地を絡めるように食べる。

しっかりと味を染み込ませた(馴染ませた)ものが好みであれば、

味をみて一晩~一日漬けるなど、好みに合わせて調整する。

 

 

料理の保存期間などについて個人的な考え方

※よい、悪いということではなく、どれくらい保存できるなど、

よく目にすることがある。

個人的な考え方として、菊花かぶに限らず料理は口にするもの。

美味しく料理を作る/食べるのはもちろんのことだが、

安全/安心あってこそと考える。

まず何を目安(根拠)として、

どれくらい保存がきくと言って(書いて)いるのか、理解できない。

実際にそれを目にして作った方が居たとする。

何日間保存ができるから、その日に合わせて、

作ったのに、いざ食べようとしたときに、

傷んでしまっていた/口にしてしまった/傷んでしまったものを食べてしまい、

体調を崩してしまったとなったら、作った方はそれをどう感じるのだろうか?

環境が整っている/作っている環境や保存する容器など、

しっかりと衛生面に気を遣っている/慣れた方が作っているなど、

確かに長く保存がきく料理はいくつもある。

皆が皆、同じ環境で作っている/同じ状態の食材を使っている訳ではない。

当ブログでは、これらの理由から、保存期間などに関しては、

実際に目にする/参考にして料理を作る方々のために、なることはないと考える。

※いつまで保存できるから大丈夫、いつまで大丈夫と決めつけてしまうと、

いざ食べるときに傷んでしまっていた。

思っていた仕上がりと違うなどの、原因になってしまう。

傷んでしまっていたものを食べて、体調を崩してしまうなど万が一に備えて、

いつまで大丈夫と放置するのではなく、定期的に臭いや味を確認すること。

怪しいと少しでも感じたら食べない。

傷んでしまっていたら、もったいないと感じても口にしない。

料理は口にするもの。

何かあってからでは、どれだけ高価な食材を使っても、

手間や時間をかけて料理をしたところで、もともこもなくってしまう。

安心/安全を第一に考え、これらを徹底すること。

 

 

2 鷹の爪を適量入れる。

※輪切りの鷹の爪があれば輪切りの鷹の爪を入れる。

輪切りの鷹の爪がなければ、鷹の爪の端を切り外し、

中に入っている種を取り出して漬け地に入れる。

コツ!ポイント!

※菊花かぶを盛り付ける際、鷹の爪も一緒に盛り付けに使用する。

菊花かぶと一緒に鷹の爪の輪切りを漬ける場合、

どれくらい漬けるかにより異なるが、菊花かぶの数に合わせて入れるようにするとよい。

そうすることで、いざ菊花を盛りつける際に、鷹の爪が足りなくなってしまうことを防ぐことができる。

ただし、鷹の爪を多く漬け過ぎてしまうと、辛くなってしまうので注意すること。

菊花かぶの数が多く、輪切りの鷹の爪の数を合わせて入れてしまうと、

鷹の爪が多く辛くなり過ぎてしまうのを防ぐ方法として、

味をみながら、分けて足りない分の鷹の爪の輪切りを足すなどの調整をするとよい。

※輪切りの鷹の爪がないからと、わざわざ輪切りの鷹の爪を用意する必要はない。

切られていない鷹の爪を漬ける場合、端を切り中の種を抜き切らずに漬ける。

乾燥している鷹の爪を輪切りにしようとすると、

鷹の爪がバラバラと崩れてしまう。

漬け終えてから、柔らかくなった鷹の爪を切る(輪切り)ことで、

綺麗に鷹の爪を輪切りにすることができる。

※鷹の爪の端を少し切り外し、中の種を取り出した様子。

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菊花かぶ/鷹の爪/切り方(輪切り)

※解説では参考までに、輪切りの鷹の爪と切られていない鷹の爪を漬けている。

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※鷹の爪を漬け、鷹の爪が柔らかくなってから、切ることで綺麗に輪切りにすることができる。

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※タッパーなどの容器に、漬け地(甘酢)、鷹の爪(輪切り)を漬けた様子。

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3 漬け地から蕪などが出ないように、漬け地の表面にピタッとラップをかぶせ、

容器の蓋をして冷蔵庫へ入れる。

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※漬け終えた菊花かぶの様子。

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※蕪を丸く剥き切り込みを入れ、四つに切り分け漬けた菊花かぶの様子。

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※下画像/(左)整えていない扇形のような形をした菊花かぶ

※下画像/(右)軽く整えた扇形のような形をした菊花かぶ

下画像をご覧いただけば分かるように、丸く皮を剥いた菊花かぶを扇形のような形に切り分けても、見栄えよく形を整えることができる。

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※正方形(四角形)に切って漬けた菊花かぶの様子。

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※四角形に切って漬けた菊花かぶを形を整えるように、花ビラとなる部分を開いた様子。

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※下画像/(左)正方形に切った菊花かぶ

※下画像/(右)扇形のような形に切り分けた菊花かぶ

参考までにどちらも軽くざっくりとだが、形を整えた菊花の様子。

四角形に切った菊花かぶの方が、見栄えよく(花ビラとなる部分がバランスよく)形を整えることができるが、扇形のような形に切った菊花かぶも、

形を整えることで、見栄えよく仕上げることができる。

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菊花かぶ/漬け地(甘酢)の切り方

※例として、重箱(お重)や弁当箱、焼き物のあしらいなどに菊花かぶを盛り付ける場合、漬け地(甘酢)を切らずに盛り付けてしまうと、漬け地が垂れ、その他の料理に漬け地が染み混んでしまう(味が混ざってしまう)。

平たい皿やその他の料理と一緒に、菊花かぶを盛り付ける場合などにもいえることだが、漬け地が垂れないように漬け地を適度に切る必要がある。

バットなどの容器に、キッチンペーパーなどを敷き、その上に漬け地から取り出した菊花かぶの切り込みを入れた面を下に向けて置く。

切り込みを入れた面を上にして、漬け地を切ることが悪いということではないが、

切り込みを入れた部分などに、漬け地が残ってしまうなど漬け地の切れが悪くなってしまう。

また、形が悪くなるのではと、思った方も居るかとは思うが、菊花かぶは漬けてしんなりとしているので、花ビラの部分が折れてしまうようなことはない。

長時間そのまま放置する訳ではないので、形が戻らないほどの、クセがついてしまうこともない。

盛り付ける際に見栄えよく、しっかりと形を整えることができる。

個人的には、これらの理由から、菊花かぶの漬け地を効率よく(早く)適度に漬け地を切る方法として、切り込みを入れた面を下に向けて、漬け地を切る。好みに合わせてお試しください。

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菊花かぶ/盛り付け/食べ方

1 器に、菊花かぶを格子状に切り込みを入れた面を上に向けて置く。

菜箸などを使い、見栄えよく形を整える(花ビラとなる部分を見栄えよく開く)。

コツ!ポイント!

※重箱(お重)や弁当箱、焼き物のあしらいなどに使う場合、菊花かぶを盛りつける前に、漬け地(甘酢)を切っておくとよい。

漬け地で、びちゃびちゃとした菊花かぶを焼き物のあしらいなどに盛りつけてしまうと、漬け地が垂れ、その他の料理に染みてしまい、味わいを損なってしまう。

また、菊花かぶを単体で、深さ(高さ)のある器に盛りつける場合、

適度に漬け地を注ぎ入れるなど、

状況や目的に合わせて、盛りつけ方をかえるようにするとよい。

好みに合わせて、お試しください。

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どうでしょうか?

おせち料理の一品として!

焼き物のあしらいとして!

いや。好きだから普段から食べる!

など、様々な場面で大活躍間違いなし!

絶品!菊花かぶ(甘酢漬け/酢の物)!

この機会に是非、お試しください。

様々な野菜や魚介、肉/各種ホルモンなどの下処理/下ごしらえ/レシピ/食べ方

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おすすめ調理家電/調理器具

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それでは皆様、お付き合いありがとうございました!

また、宜しくお願いいたしますぅ。

【板前レシピ】しいたけの下処理/下ごしらえ

そのやり方ちょっと待った!汚れの落とし方や軸の取り方、飾り包丁や飾り切り/切り方など、椎茸の下処理/下ごしらえついてまとめて徹底解説!

椎茸って洗うのかなぁ。

軸ってどうしたらいいんだろう?

上手く軸が取れないんだよなぁ。

軸の取り方って違いあるのかな?

椎茸の軸を上手く使う方法ってあるのかなぁ。

どうやって切ったらいいんだろう?

椎茸の飾り切りが上手くできないんだよなぁ。

なんて方が、居るとか居ないとか。

ちょっと待った!

椎茸の下処理など、その人がよいと思っているのであれば、その人にとっては正解で、

否定する訳ではないのですが、

例として、椎茸の飾り切りについてですが、

火の通りをよくしようとしてか、

見栄えよく仕上げようとしてか、

何を目的としているか分からない、無理に飾り切りをしようとしたかのような、やたらと大きく切ったものなど、

ただただ、美味しく食べられる部分を無駄にしているだけとしか、思えない。

それだけでなく、見栄えよくするつもりが、

かえって品のない見栄えになってしまうだけ、

とでも言いますか。

個人的には、無理やり飾り切りをするくらいなら、

浅く包丁を入れる(飾り包丁)で充分火を通しやすくすることができる。

かえって見栄えよく仕上げることができるかと。

小さなことのようでも、これらの積み重ねが、

料理の出来栄えを大きく左右する、大切なことだと考えているのでございます。

椎茸の軸に関しても、しっかりとした下ごしらえをすることで、そのままでは硬いと感じる方も、美味しく食べることができる。

椎茸は無駄なくほぼ、まるごと美味しく食べることができるのでございますけど

そこで、今回!

椎茸の汚れの落とし方、石づき(根元)の取り方、

軸の下処理/下ごしらえ、鍋や炒め物、煮物やあんかけ、スープなどの汁物にする場合の様々な切り方、軸をつけたままの椎茸の切り方(裂き方)、軸の切り方(裂き方)など、椎茸の下処理/下ごしらえについて、まとめて解説していこうと思います。

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椎茸(しいたけ)/下処理/下ごしらえ

椎茸(しいたけ)は洗うのかについて

※一般的に市販されている衛生管理が徹底された、

国内で栽培されている椎茸は、基本的に洗わない。

汚れを落とそうと、ジャブジャブと水洗いしてしまうと、椎茸は水に弱く傷みの原因になってしまう。

それだけでなく、旨みや風味が抜け落ちてしまい、

椎茸の味わいを損なってしまう。

汚れが気になる/汚れている場合などは、

その部分を湿らせた、キッチンペーパーや布巾などで、拭き取る。

それでも、汚れが落としきれないようなら、

料理に使う直前にサッと汚れを洗い流し、

しっかりと水気を拭き取る/水気を取り除くこと。

※汚れを拭き取っている様子。

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※傘の裏側や軸など、汚れがあるようなら、その部分を拭き取る。

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椎茸(しいたけ)/軸(じく)の取り方

(1)椎茸/軸の取り方/切り方

1 軸を上に向けて置く。

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2 傘を切らないように、注意して包丁に角度をつけずに、真っ直ぐ(真横に)軸を切り外す。

コツ!ポイント!

※この切り方は量が多い場合など、手早く軸を切り外すことができる。

ただし、傘と軸の付け根ギリギリ付近を切ろうと意識し過ぎてしまうと、

傘に包丁が入ってしまう原因になる。

傘に包丁を入れないよう注意すること。

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※包丁に角度をつけず、真っ直ぐ(真横に)軸を切り外した様子。

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※軸を切り外した傘の部分を触ると、軸の一部が残った状態になり、

傘の部分とは異なる感触をしていることが分かる。

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(2)椎茸/軸の取り方/切り方

1 軸を上に向けて置く。

傘の部分にある軸の付け根に、斜めに角度をつけるように包丁を立て、

刃先を差し込む。

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2 軸の付け根の周囲に沿わせて、ぐるりと包丁を入れ、軸を切り外す。

※イメージとしては、軸を傘の部分からくり抜く感じ。

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※傘の部分からくり抜くように、軸を切り外した様子。

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※多少、軸が残っているような、感触はあるが(1)よりは、軸を残さず切り取ることができる。

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※(1)(2)軸を切り外し終えた椎茸の傘の部分参考画像。

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(3)椎茸/軸の取り方/切り方

1 軸を上に向けて置く。

片方の手で傘の部分をおさえ、もう片方の手で軸をつまむ。

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2 椎茸の軸をひねるようにして、軸を取り除く。

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※手で軸を取り除いた様子。

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※下画像のように、しっかりと軸の部分を取り除くことができる。

ただし、無理に軸を取ろうとすると、傘の部分が裂けてしまう原因になってしまう。

傘の部分が裂けないよう、注意すること。

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※下画像/左から(1)(2)(3)の軸を取り終えた椎茸を並べた参考画像。

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椎茸(しいたけ)/石づきの取り方

※石づきとは、椎茸に限らずキノコ全般にあり、原木や土、菌床などに直接触れていた部分(ついていた部分)。

※下画像/椎茸の石づき参考画像

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1 石づきの取り方としては、切り落とすというよりは、削ぐように切り外す。

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※軸の根元(石づき)を切り落とすのではなく、削ぐように切り外す。

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※石づきを取り終えた軸の様子。

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椎茸(しいたけ)/軸の切り方(裂き方)

※石づきを取り除いた、椎茸の軸をそのまま使ってはならないということではないが、

椎茸の軸は硬く、歯切れが悪い。

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1 椎茸の軸の繊維に沿って、適度な大きさに裂く。

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※椎茸の軸を繊維に沿って、裂いている様子。

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※適度な大きさに裂いている様子。

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※裂き終えた軸の様子。

椎茸の軸は炒め物や煮物など、様々な料理に使え、

美味しく食べることができる。

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椎茸(しいたけ)/基本となる各種切り方

軸をつけたままの椎茸の切り方(裂き方)

1 軸の根元にある、石づきを切り外す。

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※石づきを切り外した様子。

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2 包丁で軸に切り目を入れる。

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※切り目を入れた軸の様子。

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3 切り目を広げるように、繊維に沿って裂く。

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4 椎茸を裂いている様子。

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※軸をつけたまま、裂いた椎茸の様子。

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※軸に切り目を入れ、繊維に沿って裂くことで、

軸を外ずさなくても綺麗に椎茸を切る(裂く)ことができる。

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椎茸(しいたけ)/削ぎ切り

※椎茸を大きく二つに削ぎ切りにする/薄く削ぎ切りにするなど、

料理に合わせて厚みを変える。

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1 真っ直ぐ切るのではなく、包丁を倒し(角度をつけ)斜めに切る。

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※二つに削ぎ切りした椎茸の様子。

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椎茸(しいたけ)/四つ切り

1 軸を外した椎茸の傘の部分を四つに切る。

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椎茸(しいたけ)/薄切り

1 椎茸を端から真っ直ぐに薄く切る(スライス)。

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椎茸(しいたけ)/飾り包丁

※飾り包丁に関しては、椎茸を切るということではなく、浅く切り目を入れる。

火の通り、味の入り(味を染み込みやすく)、見た目をよくするなどの意味合いが強い。

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1 傘の厚みのある部分に、浅く真っ直ぐ切り目を入れていく。

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※縦に切り目を入れ終えた様子。

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2 縦に入れた切り目の向きを横に変える。

同様に切り目を入れる。

格子状(鹿の子)に切り目を入れる。

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椎茸(しいたけ)/飾り切りについて

※飾り切りについてだが、鍋に使う場合など、

必ず椎茸に飾り切りをしなくては、

ならないということはない。

火の通りや味の通りをよくすることを目的としているなら、上記にある飾り包丁で全く問題ない。

※見栄えよく仕上げることを目的として、飾り切りをしているのか、何がしたいのかよく分からないような飾り切りを多く目にする。

例としては、椎茸の傘めいっぱいの長さの切り込みを入れているもの。

傘の部分(身)をこれでもかっていうくらい、深く大きく切り取っているもの。

人それぞれ好みや考え方が異なることから、

否定する訳ではないが、

個人的には、全く理解できない。

それだけでなく、上記にあるような飾り切りらしきものを良しとする、美的感覚がそもそもない。

ただただ、品の悪い見た目の、

訳の分からないものにしか見えない。

そんなことをして、わざわざ食材を無駄にするくらいなら、はなから切らない方がよい。

※練習しているというのであれば、自分のためにも、

一つでも、多くやるべき。

ただし、切り取った部分も無駄にせず、

食材を大切にし、しっかりと食べること。

※自分も今まで、これでもかっ!てくらい、

夜な夜な一人で色々とやってきました。

もし、包丁を握ったばかりで、頑張って練習している方がご覧になっているのであれば、自分は偉そうなことを言えるような、者ではありませんが伝えたい!

調理場で先輩方に、あぁだこぉだ言われて、日々、歯をくいしばって頑張っていることでしょう。

でも、皆、同じ思いをして、そこを乗り越えた方々です。

人ができることは、時間がかかったとしても、いつか必ずできるようになります!

頑張ってください!

はっ!?申し訳ございません。本題に戻ります。

上記にある格子状(鹿の子)に入れた、

飾り包丁の方が、見栄えよく品のある仕上がりと感じる。

それだけでなく、美味しく食べることができる部分を無駄にしているだけと考える。

花切り(V字の切り込みを三本合わせる)をするのであればイメージとしては、

なるべく、身を無駄にしないように、椎茸の傘の厚みがある部分のみにV字の切り込み三本、見栄えよく合わせるように入れる。

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椎茸(しいたけ)/飾り切り

1 椎茸の傘の厚みのある部分にVの切り込みを三本、

見栄えよく合わせるように入れる。

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椎茸の飾り切り(花切り)の悪い例

※無理に飾り切りをしようとして、

ぎゅっと握るように椎茸を持つ。

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※ぎゅっと握るように椎茸を持ち、V字の切り込みを入れている様子。

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※椎茸をぎゅっと持ち、一本目のV字の切り込みを入れている様子。

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※ぎゅっと握るように椎茸を持って、切り込みを入れることで、切り目が下画像のように、裂けてしまう。

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※悪い例として、傘の部分めいっぱいに切り込みを入れた様子。

見栄えを損なうだけでなく、下画像右にある切り取った部分を見れば分かるように、美味しく食べることができる部分を無駄に切り取ることで、多くの無駄が出てしまう。

悪い例の一例だが、この他に多く目にするのが、

半分くらい切り取ってるの?と、思えるほど、

一つ一つの切り込みを深く大きく、V字の切り込みを入れたものなど、個人的には、料理は目で食べると言われるほど、見た目(見栄え)も大切だが、

何事にもいい意味での適当がある。

見栄えよく(見た目よく)、食材を無駄なく、

美味しく食べることの方が大切だと考える。

これは個人的な考え方なので、

好みや考えに合わせせて、色々とお試しください。

上記にある切り方以外にも、みじん切りや細く切る(細切り)など、料理に合わせて色々とお試しください。

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どうでしょうか?

無駄なく!美味しく!

椎茸を食べるには、しっかりとした下処理/下ごしらえが大切!

椎茸がさらに好きになること間違いなし!?

この機会に是非、お試しください。

きのこ鍋の作り方

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きのこのホイル焼きの作り方

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それでは皆様、お付き合いありがとうございました!

また、宜しくお願いいたしますぅ。

【板前レシピ】なめたけのレシピ/作り方

なめ茸が旨い!自分で作る!手作りのなめ茸は、更に旨い!ご飯がすすむ!絶品!自家製なめ茸のレシピ/作り方、食べ方などまとめて徹底解説!

なめ茸って自分で作ったことないけど、どうやって作るんだろう?

なめ茸のキノコってなんだろう?

作るの難しいのかなぁ。

簡単に作る方法ってないのかなぁ。

あぁ。美味しいなめ茸が食べたいなぁ。

なんて方が、居るとか居ないとか。

ちょっと待った!

市販のなめ茸も確かに旨い。

が、しかし!

手作りのなめ茸は更に、旨い!

初めて作る方など、難しそうに感じてしまうかとは思いますが、

いざ作ってみると、実は思っているより簡単に作ることができる!?ので、ございます。

とはいえ、旨い!美味しい!なめ茸を作るには、

大切なコツやポイントが、あるのでございます。

そこで、今回!

エノキを無駄なく使う切り方、エノキ/なめ茸の味わいを活かすための煮汁(地)の作り方、エノキ/なめ茸の煮方(炊き方)など、

絶品!自家製なめ茸の作り方について、まとめて解説していこうと思います。

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なめ茸について

エノキを醤油やミリン、砂糖などを使い甘辛く味付けして煮た(炊いた)もの。

なめ茸の由来としては、エノキに火を通すとヌメリが出る。

滑りがあることから、【滑茸/なめ茸】と呼ばれるようになったとされる。

また、【なめこ】の別名(別称)も【滑茸/なめたけ】とされることから、

エノキで作った【なめ茸】と、なめこの別名(別称)【滑茸】とを区別する意味で、

使い分けて表記されていることが、多いともいわれている。

なめ茸の作り方

※エノキを無駄にしないための、石づき(根元)の切り方やほぐし方など、下処理/下ごしらえについて詳しくは、こちらをご覧ください。

エノキの下処理/下ごしらえ

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1 エノキの石づき(根元)を切り落とし、根元の軸と軸とがつながった部分をほぐす。

コツ!ポイント!

※エノキをほぐそうとしているのか、最初からエノキをバラすように、

根元をバッサリと切り落とす方も居るが、

美味しく食べられる部分まで切り落としてしまう、

かなりもったいない切り方(食材を無駄にする切り方)といえる。

食材を無駄にすることなく、根元(石づき)を切り落とすこと。

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2 食べやすい大きさに(三等分)エノキを切る。

コツ!ポイント!

※エノキを必ずしも、切らなくてはならないということではないが、エノキは繊維が強く、そのままだと歯切れが悪い。

個人的には、食べやすい大きさ(適度な長さ)に切ることをオススメいたします。

好みに合わせて、お試しください。

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※切り終えたエノキの様子。

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なめ茸/煮汁(地)の作り方

1 鍋に醤油、ミリン、酒、好みで砂糖(適量)を合わせ入れる。

なめ茸/煮汁(地)/割合(目安)

酒2、濃口醤油1、ミリン1、砂糖(適量/好みに合わせた甘さ)

コツ!ポイント!

※エノキは、火を通すと縮む。煮汁(地)の量は、ヒタヒタ程度(ヒタヒタより少なめ)に、少なめ(少量)にすること。

煮汁を少なめ(少量)にする理由としては、他にもある。

煮汁を多く使ってしまうと、なめ茸ならではの味わい(ヌメリ/とろみ)を活かすことができず、ヌメリ/とろみの弱いサラサラとしたような仕上がりになってしまう。

※料理を作る際、良かれと考えてか、なんでもかんでも、昆布出汁や鰹出汁を使う方が居る。

それが間違っていることではないが、

個人的には、なめ茸を作る場合など、食材本来の味わいを活かして仕上げる場合、

出汁を使わない。

一見、手間がかかっているように、

感じる方も居るかとは思うが、

出汁を使うことで、旨みと旨みが混ざり合い(ぶつかってしまい)かえって、

何が何なんだか分からないような、中途半端な仕上がり(中途半端な味わい)になってしまう。

人それぞれ、好みや考え方があり、出汁を使うことを否定している訳ではない。

好みに合わせて、お試しください。

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2 鍋にエノキを入れ火にかける。

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3 菜箸などを使い煮汁にエノキが浸かるように、

混ぜ合わせる。

コツ!ポイント!

※エノキは火を通すと縮むので、そのまま炊いても(煮ても)よいとする方も居るようだが、丁寧に(しっかりとした)均等に火を通す/味を含めるのであれば、

ばさっとエノキを鍋に入れたままにせず、

全体に均等に火を通す/味を含めるためにも、

しっかりと煮汁にエノキが浸かるように、混ぜ合わせること。

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4 途中、アクが浮いてきたら、オタマなどで丁寧にすくい取る。

コツ!ポイント!

※エノキは火を通すとヌメリが出る。

煮汁に浮いてきた泡のようなものが、全てアクということではない。

火が通り煮汁にとろみがつき、泡が残ったものとアクとの違いを知ることも大切。

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※オタマでアクをすくい取っている様子。

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なめ茸/煮方(炊き方)

5 火にかけ煮汁が煮立ったら、火力を落とし、

沸いた状態を維持する程度に調整する。

コツ!ポイント!

※エノキは火が通りやすい。

火力を弱くコトコトと炊いていると、酒とミリンのアルコール分が残ってしまう(煮切りきらない/飛ばしきらない)原因になる。

中途半端にアルコール分が残ってしまうと、酒臭さや苦味を感じる仕上がりになってしまう。

また、煮汁を多く(たっぷりと)使うことでも同様に、

酒臭さや苦味を感じる仕上がりの原因になってしまう。

解説にあるコツやポイントを参考にして、

仕上げることで、

酒臭さや苦味を感じるような仕上がりになることはないが、気になる方などは、

醤油、ミリン、酒を合わせる前に、酒とミリンを煮切ってから(煮切り酒/煮切りミリン)、醤油、好みに合わせて砂糖を合わせるとよい。

※酒、ミリンの煮切り方に関して詳しくは、こちらをご覧ください。

酒/ミリンの煮切り方

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6 火にかけているとエノキからヌメリが出て、煮汁にとろみがつく。

鍋底や鍋肌に焦げ付きやすくなるため、煮汁に泡が残る/泡立つようになってきたら、

火力を少し落とし、際箸などで底から返すように、

混ぜるようにしながら仕上げる(煮あげる/炊きあげる)。

コツ!ポイント!

※なめ茸を作る際の、エノキを煮る(炊く)時間の目安としては、

5分~6分程度でよいと考える。

ただし、煮る(炊く)時間(分)については、量や状況などが異なることから、

何分が正しい/間違っているという答えはない。

火が通っているかなど、実際に味をみてしっかりと確認すること。

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※煮汁にとろみがつき、少し火力を落とした様子。

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7 味をみて火の通りなど問題なく仕上げたら、火を止める。

※5分~6分程度エノキを煮て(炊いて)、仕上げたなめ茸の様子。

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※なめ茸をオタマですくい上げている様子。

煮汁を垂らすと、しっかりととろみがついているのを確認することができる。

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8 炊き(煮)終えたら、鍋からなめ茸をボールなどに移し換え、しっかりと冷ます。

しっかりと冷ましたら、タッパーなどの容器に移し換え、蓋をして冷蔵庫に入れる。

※瓶を使って保存する場合の煮沸消毒について詳しくは、こちらをご覧ください。

瓶の煮沸消毒のやり方/方法

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なめ茸/盛り付け/食べ方

1 器に、そのまま盛り付ける。

または、器に大根おろしを盛り付け、上からなめ茸をかけるように、見栄えよく盛り付ける。

コツ!ポイント!

※食べ方としては、そのままでも、もちろん。

大根おろしと合わせる。

ご飯にかけるなど、好みに合わせてお試しください。

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どうでしょうか?

市販されているなめ茸も確かに旨い!

が、しかし!

自分で作ったなめ茸はさらに旨い!

ご飯がすすむ!絶品!手作りなめ茸!

この機会に是非、お試しください。

きのこ鍋の作り方

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様々な野菜や魚介、肉/各種ホルモンなどの下処理/下ごしらえ/レシピ/食べ方

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おすすめ調理家電/調理器具

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それでは皆様、お付き合いありがとうございました!

また、宜しくお願いいたしますぅ。

【板前レシピ】きのこのホイル焼き/レシピ/作り方

きのこのホイル焼きが旨すぎる!ホイル焼きの包み方やフライパンを使った焼き方など、簡単!絶品!きのこのホイル焼きの作り方、食べ方などまとめて徹底解説!

ホイル焼きって難しそう。

作ったことあるけど、ホイル焼きが上手く包めない。

ホイル焼きの包み方が分からない。

グリルやオーブンじゃないと焼けないのかなぁ。

フライパンで焼けるって聞いたんだけど、どうやって焼いたらいいんだろう?

なんて方が、居るとか居ないとか。

ちょっと待った!

実はキノコのホイル焼き。

旨い!のは間違いない!

それだけではなく、初めての方でも、

思っていたよりも、簡単に作ることができるのでございます。

そこで、今回!

馴染みあるシイタケ、マイタケ、エリンギ、シメジ、エノキ、5種のキノコを使って、

ホイル焼きの包み方、フライパンを使った焼き方、

各種キノコの切り方など、キノコのホイル焼きのレシピ/作り方や食べ方など、

まとめて解説していこうと思います。

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きのこのホイル焼き/作り方

各種キノコの下処理/下ごしらえ

エノキ

※ほぐし方など、エノキについて詳しくはこちらをご覧ください。

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1 石づき(根元)を切り落とす。

2 エノキの軸と軸とがくっついた部分(根元)を

ほぐす(バラす)。

または、軸と軸とがくっついた根元部分をほぐさずに、食べやすい大きさにエノキを裂く。

※石づき(根元)を切り落としたエノキの様子。

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※根元の軸と軸とがくっついた部分をほぐさず、裂いたエノキの様子。

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※一本、一本、ほぐしたエノキの様子。

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シメジ

※石づきの切り方などの、シメジについて詳しくは、こちらをご覧ください。

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1 シメジ(ブナシメジ)の石づき(根元)を切り落とす。

2 根元部分の軸と軸がくっついた部分をほぐさず、シメジにまとまりをつけるように裂く。

または、根元部分の軸と軸とがくっついた部分を一本、一本、ほぐす。

※シメジをほぐさず、まとまりをつけるように裂いたシメジの様子。

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マイタケ

※根元部分の切り方など、マイタケについて詳しくは、こちらをご覧ください。

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1 マイタケの根元の硬く色の変わってしまった部分などを切り落とす。

2 マイタケを手で好みに合わせた大きさに裂く。

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シイタケ

1 軸を切り外す。

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2 傘の部分に浅く切り目を入れる(飾り包丁)

コツ!ポイント!

※厚みがあり火の通りをよくしようと、

無理に飾り切りなどして、美味しく食べることができる部分を無駄にする必要はない。

傘の部分に浅く切り目を入れることで、充分、火を通しやすくすることができる。

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1 軸も使う場合の切り方としては、軸の根元に石づき(硬い部分)がついていれば、

その部分を切り外す。

軸に包丁で切り目を入れる。

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2 繊維に添って切り目から裂く。

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※シイタケを裂いている様子。

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※裂き終えたシイタケの様子。

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エリンギ

1 根元に硬い部分などがあれば、切り落とす。

包丁で傘の部分に浅く切り目を入れる。

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2 切り目から、エリンギの縦に入った繊維に沿って裂く。

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※裂き終えたエリンギの様子。

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ホイル焼きの包み方

1 アルミホイルを広げ置く。

コツ!ポイント!

※アルミホイルの大きさだが、少し大きいかなと感じる程度にする。

ギリギリ包める程度の大きさにしてしまうと、しっかりと包んだつもりでも、

口が閉じきらず隙間ができてしまったり、

包みずらく、無理に包もうとして、

アルミホイルが切れてしまうなど原因になる。

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2 各種キノコをアルミホイルの上に並べ置く。

コツ!ポイント!

※キノコは四方に余白を残すように、アルミホイルの真ん中に寄せるように盛り付ける。

キノコを盛り付ける際、キノコを高く重ねるように盛りつけてしまうと、包みずらくなってしまう。

なるべく重ならないよう盛り付ける。

また、ぎゅうぎゅうに詰めるように盛り付けるのではなく、

余裕をもってキノコを盛り付けることで、まんべんなく全体に火を通すことができる。

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3 酒少々を回しかける。

塩、コショウ(ブラックペッパー粗挽き)少々をふり、バター1片を乗せる。

コツ!ポイント!

※酒がない場合などは無理に使う必要はないが、

湿らせる程度量(霧吹き2回~3回程度量)の少量の水をふってもよい。

※ホイル焼きは、焼くというよりは、食材から出る水分などを上手く利用し、

旨みを逃さず蒸しあげる(蒸し焼き)調理方法といえる。

酒を加える利用としては、旨みを加えるだけでなく、適度な水気を加えることで、

しっかりと蒸しあげることができる。

キノコのホイル焼きなど、火の通りやすい食材をホイル焼きにする場合、

酒やバターを加えることで、アルミホイルに焦げ付いてしまうことを防ぐことができる。

ただし、鮭のホイル焼きなど、火を通すのに時間がかかる食材を使う場合、

焦げ付くのを防ぐ方法として、アルミホイルに薄く油を塗る、

下にオニオンスライスなどを敷くなどをする必要がある。

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4 アルミホイルの手前側と奥側の端を合わせる。

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5 手前側と奥側の端を合わせるようにつまむ。

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6 端と端とを合わせる(口を閉じる)ように、折り返す(1cm程度)。

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※アルミホイルの手前側と奥側の端を合わせるように、1cm程度折り返した様子。

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7 左右の端を折り返す(口を閉じる)。

コツ!ポイント!

※ホイル焼きは、ホイルの口に隙間ができないように、しっかりと閉じることが大切。

※くるくると巻くように閉じてもよいが、

1cm程度折り返し、まだアルミホイルとキノコとの間に余白があるようなら、

2~3回繰り返し口を閉じる。

口を丸めずに折り返すことで、食べるとき綺麗にアルミホイルを開けることができる。

好みに合わせてお試しください。

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※アルミホイルの左右の端を折り返すように閉じている様子。

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※アルミホイルの端を閉じるとき丸めずに、

ホイルの端と端とを折り返すように閉じることで、

食べるとき、綺麗に開けることができる。

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フライパンを使ったホイル焼きの焼き方について

フライパンを使った、ホイル焼きの焼き方の例として、

(1)フライパンに油などを敷かずに置きそのまま焼く。

(2)フライパンに油などを敷かずに置き蓋をして焼く。

(3)フライパンに水を入れ蓋をして焼く。

これらの焼き方のどれが正しい。間違っているということではなく、

ホイル焼きがどういう調理法なのかや、焼き方の違いなどを理解して、使い分ける必要がある。

(1)(2)に関しては、フライパンに食材がくっつかないように加工されていない(テフロンなど)フライパンを使う場合の焼き方。

空焚き不可のフライパンには適していない焼き方。

個人的な考え方としては、(2)に関しては、

キノコのホイル焼きを焼く場合(火の通りやすい食材)そもそもホイル焼き自体が、

アルミホイルで食材を包み蒸し焼きのように仕上げることから、蓋をする必要性を感じない。

ただし、鮭のホイル焼きなど、食材に火を通すのに時間がかかる場合などは除く。

個人的には、空焚き可のフライパンを使用する場合キノコのホイル焼きを焼く場合(1)の焼き方をする。

(3)に関しては、空焚き不可のフライパンを使う場合に適した焼き方と言える。

空焚き不可のフライパンを空焚きしてしまうと、コーティングが剥がれてしまうなど、フライパンを傷めてしまう。

水を使うことで、フライパンを傷めてしまうことを防ぐことができる。

 

 

きのこのホイル焼き/焼き方

1 フライパンに乗せる。

量や状況により一概にはいえないが、

中火程度の火力で5分~6分程度火にかける。

5分~6分程度火にかけたら、しっかりと火が通ったか確認する。

コツ!ポイント!

※酒または、水(霧吹き2回~3回程度の少量)、食材から出る水気、

バターが溶けることから、

まず、ホイルに焦げ付くことはないが、焦げ付くが不安な方など、

途中火力を弱火~中火の弱火に落とし焼く時間を延ばすなどの調整をするとよい。

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※中火程度の火力で5分~6分程度火にかけた、キノコのホイル焼きの様子。

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きのこのホイル焼き/盛り付け/食べ方

1 器に、焼きあげたホイル焼きを乗せる。

好みで、サッと醤油をかける。

レモンやスダチを絞る。

コツ!ポイント!

※そのままでも、もちろん。

好みで醤油をかけたり、レモンやスダチなどの絞り汁をかけると、

また違った味わいのキノコのホイル焼きをお楽しみいただけます。

好みに合わせてお試しください。

※焼きあげたキノコのホイル焼き。

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※スダチを添えたキノコのホイル焼き。

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※醤油をかけ、スダチを添えたキノコのホイル焼き。

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どうでしょうか?

初めての方でも、思っていたよりも簡単に作ることができる!?

絶品!きのこのホイル焼き!

この機会に是非、お試しください。

きのこ鍋/作り方

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また、宜しくお願いいたしますぅ。

【板前レシピ】しめじの下処理/下ごしらえ

そのやり方ちょっと待った!シメジの下処理/下ごしらえ/切り方など、シメジについてまとめて徹底解説!

シメジって洗うのかな?

シメジの根元ってどうやって切ったらいいんだろう?どこを切り落としたらいいんだろう?

シメジの石づきを切り落としたいんだけど、美味しく食べることができる部分まで、一緒に切ってしまう。なんかもったいない。

シメジにまとまりをつけて、料理に使いたいのに、

シメジの石づきを切り落とすと、一本、一本、

シメジがバラバラになってしまう。

なんて方が居るとか居ないとか。

ちょっと待った!

普段、何気なく切り落としている方が、

多いかと思われるシメジの根元。

その切り落とした根元を一度、

よく確認して頂きたいのでございます。

あれ?あれ?あれ?

石づきと一緒に美味しく食べられる部分も、

かなり切り落としていませんか?

石づきを切り落としたシメジに、まとまりがなく、

シメジが一本、一本、バラバラになっているような

ら、要注意!?

シメジが一本、一本、バラバラになってしまうということは、それだけ多くの美味しく、食べられる部分も切り落としてしまっている(無駄にしている)ということ。

それだけではなく、シメジの根元付近の、

軸と軸とがくっついた部分を上手く活かして、

料理に使用することができない。

ということでも、あるのでございます。

要するに、

この料理はシメジの軸のくっついた部分を活かして、軸と軸とをくっつけたまま、

ある程度の大きさに裂いて、シメジにまとまりをつけて使おう。

この料理はシメジを一本、一本、ほぐして使おう。

シメジ(食材)を無駄にするだけでなく、

選択肢まで、わざわざ減らしているということ、

なのでございます。

そこで、今回!

シメジは洗うのか洗わないのかについてや、石づきについて、

シメジを無駄にしない石づき(根元)の切り方、料理に使う際のシメジの切り方(裂き方)など、シメジ(ブナシメジ)の下処理/下ごしらえやシメジについて、まとめて解説していこうと思います。

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しめじ/下処理/下ごしらえ

しめじ/洗うのか洗わないのかについて

基本的にキノコは、シメジ(ブナシメジ)に限らず、

ジャブジャブと水で洗わない。

※採ってきたキノコや一部のキノコは除く。

理由として、キノコは水に弱く汚れを落とそうと、

ジャブジャブと水で洗ってしまうと、傷みの原因になってしまう。

それだけではなく、旨みや風味(香り)が抜けてしまう。

※シメジ(ブナシメジ)に限らず、一般的に市販されている、

衛生管理の徹底された国内で栽培しているほとんどのキノコは、

基本的に洗わず使用する。

※シメジ(ブナシメジ)に、オガクズや汚れがついてる場合などは、

ジャブジャブと水洗いせずに、湿らせたキッチンペーパーや布巾などで、

その部分を拭き取る。

軸と軸との間に、オガクズなどの汚れが入り込んでしまい、

拭き取ることができない場合などは、

料理に使用する直前に、さっと汚れを水で洗い流し、しっかりと水気を拭き取る。

しめじ/石づきとは

石づきとは、原木や地面に触れていた根元の部分。

しめじの濃い茶色をしたような、

硬くカサカサとした根元の部分が石づき。

しめじに限らず、菌床栽培されたキノコの石づき(菌床部)には、

オガクズなどがついている。

※石づきは硬く食感が悪くオガクズなどがついている。

下処理の際、石づきを切り落とす。

また、しめじを栽培する際に、容器に当たっていた軸の根元付近にある、

茶色っぽい色をした線のような部分もしっかりと切り落とす。

 

 

しめじ/石づき(根元)の切り方

※まず、下画像をご覧ください。

基本的に、一般的に市販されている、栽培されたしめじ(ブナシメジ)の根元には、

このような石づきがついている。

また、石づきの少し上(軸)に、食い込むように、茶色っぽい色をした線(跡)が入っている。

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※このままの状態で、無理に石づきと一緒に線の入った部分を切り落とすと、

美味しく食べることができる部分を多く(無駄に)、切り落としてしまうことになる。

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※軸を残すように、このまま切り落とそうとしても、

茶色っぽい色をした線の部分は、軸に食い込むように入っているため残ってしまう。

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1 石づきや線の入った部分を切り落とす前に、

ざっくりと、手で3個~4個程度にシメジを裂く。

コツ!ポイント!

※シメジに限ったことではないが、基本的にキノコは切るというよりは裂く。

包丁で切ると断面が平らになる。

手で裂き断面をデコボコとさせることで、

断面積を増やすことができる。

味が入りやすくなるだけでなく、香り(風味)を引き立たせることができる。

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※ざっくりと大きく裂いたシメジの様子。

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※まだ、石づきや線の入った部分を切り落としずらいと感じるようなら、同様に裂く。

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※ある程度の大きさに、ざっくりとシメジを裂くことで、

線の入った部分や石づき以外の切り落としたくない部分に、

包丁を入れずに切り落とすことができる。

美味しく食べることができる部分を無駄に、

切り落としてしまうことを防ぐことができる。

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2 ある程度の大きさに、ざっくりと裂いたシメジをまな板に置く。

その他の部分を切らないように、包丁で線の入った部分と一緒に石づきを切り落とす。

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※線の入った部分と一緒に、石づきを切り落とした様子。

根元を切り落とす前に、ある程度の大きさにシメジを裂くことで、

切り落としたい部分のみを(その他の部分に包丁を入れずに)切り落としやすくすることができる。

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※無理にバッサリと、根元を切り落とさないことで、根元の太くしっかりとした軸部分を多く残すことができる。

また、軸の根元付近は軸と軸とが、くっついた状態になっている。

この部分を上手く利用することで、一本、一本、バラバラと散らばらずに、

シメジにまとまりをつけて料理に使うことができる。

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しめじ/切り方(裂き方)

1 しめじを持ち、料理に合わせた大きさに手で裂く。

コツ!ポイント!

※上記にもあるように基本的にキノコは、包丁で切らずに、

繊維に沿わせるように手で裂く。

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※石づきを切り落とすためや、一本、一本、しめじをほぐす(バラす)ために切る/石づきからしめじを引き抜くなどぜずに、根元の部分の軸と軸とがくっついた部分を残しておくことで、シメジにまとまりをつけて料理に使うことができる。

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※下画像/根元の軸と軸とがくっついている部分を上手く利用して、

シメジにまとまりをつけるように裂いたシメジの様子。

コツ!ポイント!

※必ずしも、シメジにまとまりをつけなくてはならないということではなく、

料理や目的に合わせて、一本、一本、シメジほぐしたいのであれば、

石づきなどを切り落としてからほぐせば(バラせば)よい。

一本、一本、シメジをほぐして(バラして)からでは、

つながった部分を活かして、シメジにまとまりをつけることができない。

料理に合わせて、シメジをどう使うかの選択肢を増やすことができる。

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どうでしょうか?

特に気にせず、切り落としていたシメジを見てビックリ!?

あぁ。今まで、こんなにシメジを無駄にしていたのか!?

あぁ。もったいないことしてたなぁ。

と、思うこと間違いなし!?

この機会に是非、お試しください。

きのこ鍋/作り方

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それでは皆様、お付き合いありがとうございました!

また、宜しくお願いいたしますぅ。

【板前レシピ】砂肝の下処理/下ごしらえ/食べ方

砂肝の銀皮の取り方/臭みの取り方、切り方や食べ方など、砂肝についてまとめて徹底解説!

砂肝の下処理/下ごしらえってどうするんだろう?

初めて砂肝を使って料理したんだけど、

よく分からないから、そのまま切って、

料理してみたたんだけどなんか、思っていた食感と違って、硬かったんだよなぁ。

砂肝って、コブみたいな形をした身の部分に、

青白っぽい皮(膜)みたいのついてるし、

それとは別に白っぽい皮(膜)みたいのついてるん

だけど、どうすればいいんだろう?

砂肝って食感は好きなんだけど、

クセっていうか臭みっていうか苦手なんだよなぁ。

なんかいい臭みの取り方ってないかなぁ。

銀皮や皮(膜)のような部分の取り方ってないかなぁ。

砂肝のなんかいい下処理/下ごしらえはないかなぁ。

なんて思った方が居るとか居ないとか。

ちょっと待った!

もうね。砂肝がとにかく旨いのなんの!

砂肝のシャキシャキ?サクサク?コリコリ?

とは異なる、これら全てを合わせたような、

砂肝ならではの独特な食感がとにかく旨い!

砂肝は、青白っぽいような銀皮や、

コブのような形をした身の裏側についている、

皮(膜)のような部分も美味しく食べることができる!

ただし、砂肝の味わいを活かすには、

しっかりとした下処理/下ごしらえが大切!

これを怠ってしまうと、砂肝ならではの独特な食感を損ない、さらには、クセのような臭みを感じるような砂肝に。

せっかくの砂肝が台無しに。

そこで、今回!

砂肝の銀皮の取り方、身についた白っぽい皮(膜)のような部分の取り方、臭みの取り方などの、

下処理/下ごしらえはもちろん!

切り方や食べ方など、砂肝についてまとめて解説していこうと思います。

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砂肝(すなぎも)について

砂肝とは鶏の部位/左嚢(さのう)

砂肝は【砂ずり】とも呼ばれる。

砂肝の銀皮について

銀皮とは、砂肝のコブのような形をした身の、

両側についている青白いような色をした、硬い皮(膜)のような部分のこと。

【ぎんかわ/ぎんぴ】と呼ばれる。

砂肝の味わいについて

砂肝の味わいといえば、

真っ先に思い浮かぶのは食感。

コリコリ、サクサク、シャキシャキとは異なる、

これらの表現が混ざりあったような、独特な食感をしている。

また、強くというほどではないが、

クセと感じるような臭いがある。

また、銀皮は硬く基本的に、砂肝の下処理の際、

銀皮を取り除く。

一般的に、砂肝の下処理/下ごしらえとして、

銀皮は取り除き、身についた白っぽい皮(膜)のような部分をつけたまま、砂肝を料理に使用することが多い。

個人的には、砂肝ならではの独特な食感を活かすのであれば、銀皮だけではなく、身についた皮(膜)のような部分もしっかりと取り除く。

※身の食感とはかなり異なるが、銀皮や身についた皮

(膜)のような部分も美味しく食べることができる。

※下処理/下ごしらえを済ませる前の砂肝の画像

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砂肝/下処理/下ごしらえ

砂肝/一般的な銀皮の取り方

1 砂肝のコブのような部分を上に向けて置く。

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2 二つに切り分ける。

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3 コブの両側にある青みがかった白く硬い皮(膜)のような部分/銀皮を切り外す。

コツ!ポイント!

※この銀皮の取り方は初めてでも分かりやすく、

間違った銀皮の取り方ということではないが、

銀皮と一緒に多くの身を切り取ってしまう。

また、銀皮に身をつけないように切り外そうとする

と手間や時間がかかってしまう。

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※銀皮を切り取っている様子。

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※銀皮を切り取った砂肝の様子。

コブのような形をした身に、白っぽい色をした皮(膜)のようなものがついている。

この部分も食べることができる。

ただし、白っぽい色をした皮(膜)のような部分は、砂肝の身の独特な食感とは、異なる食感をしている。

身の裏側についた皮のような部分も取り除くことで、砂肝ならでは、シャキシャキともコリコリともいえない、独特な食感を活かす(引き立てる/際立たたせる)ことができる。

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砂肝/一般的な身についた白っぽい皮(膜)のような部分の取り方

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1 コブのような形をした身の端の、薄くヒラヒラとした部分から包丁を入れる。

包丁を白っぽい皮の部分に、沿わて切り外す。

※イメージとしては、魚の皮を包丁で引く感覚。
コツ!ポイント!

※身の裏側についた皮のような部分から、包丁を浮かせてしまうと、身が残ってしまう。

ただし、白っぽい皮のような部分に身が多く残ってしまっても、皮のような部分も美味しく食べることができる。

初めての方など、無理に身を残さないように、

皮のような部分を取り除こうと、

意識し過ぎてしまうと、皮のような部分を切ってしまったり、身に残ってしまい、多くの手間や時間がかかってしまう。

慣れるまでは難しく考えず、感覚を掴むつもりで、

取り除くようにするとよい。

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※皮のような部分を取り除く際、身が残ってしまってもこの部分は美味しく食べることができる。

初めての方など、何事もそうだが、

難しく考え過ぎてしまうと、それだけで嫌になってしまう。

慣れるまでは難しく考えず、数をこなして感覚を掴むつもりで取り除くとよい。

※参考までに、皮のような部分に身を残して取り除いた様子。

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※慣れて感覚を掴むことで、身を残さず綺麗に皮のような部分を取り除くことができる。

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砂肝/串を使った銀皮や身についている白っぽい皮(膜)のような部分の取り方

串や手で取り除く方法について

※串や手を使う、銀皮や皮(膜)のような部分の取り方に関しては、

正直なところ個人的に、知識として覚えておけばよい程度に考えている。

※串を使う場合に関しては、身に串が入ってしまうと、銀皮などを剥がす際、身がちぎれてしまう。

身に差し込まないよう、しっかりと身と銀皮や皮のような部分の間に差し込む必要がある。

※手で取り除く方法に関しても、身がちぎれないよう注意する必要がある。

慣れや感覚を掴んでしまえば、難しいことはないが、個人的には、長く包丁を扱っていたこともあり、圧倒的に包丁を使った方が効率がよい。

※様々な状況に対応できるよう、いくつもの方法を知っておいて、損になることはないと考えていることから、少しでも皆様の参考になればと思い串や手を使った方法を解説している。

個人的に、正直なところ効率のよいやり方だとは、考えてはいないので、参考程度(知識)に考えて、ご覧ください。

1 身と皮のような部分の間(銀皮も同様)に、串を差し込む。

※身に串が入らないよう注意すること(銀皮も同様)。

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2 そのまま身または皮のような部分に沿わせるように、串を進める。または、串をひねるようにして、身から皮のような部分を剥がし取る。

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※串を差し込み、身から皮のような部分(銀皮も同様)を剥がしている様子。

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※串を使って、身から皮のような部分(銀皮も同様)を剥がし取ることができる。

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砂肝/銀皮や身についている白っぽい皮(膜)のような部分を手で取り除く方法/取り方

1 上記にあるように、串を使って一部を剥がし、

銀皮などに身が残らないよう注意して、手(指)で剥がしていく。

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※下画像は、皮(膜)のような部分を剥がしているが、銀皮も同様に取り除くことができる。

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手早く綺麗に銀皮を取る方法/取り方

※下画像をご覧ください。

初めての方など、銀皮がどこについているかをしっかりと覚えておく。

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1 皮(膜)のようなものがついている面を上に向けて置く。

片側のコブのような形をした身を持ち、まな板に銀皮をグッと押しつける。

コツ!ポイント!

※この銀皮の取り方は、身を残さず手早く銀皮を取ることができる、とても効率のよいやり方といえる。

個人的に砂肝の銀皮を取るとき、ほぼこのやり方をする。

ただし、銀皮のついた部分が見えない状態で、

切り取るやり方なので、初めての方など、

まずは、銀皮がどこについているかをしっかりと覚える必要がある。

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2 下側にある銀皮に包丁を沿わせて、身を削ぐように銀皮を切り外す。

コツ!ポイント!

※銀皮を身から切り外す際、包丁は銀皮にピタリと当てること。

イメージとしては、魚の皮を引く感覚。

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※押しつけている銀皮に沿わせて、銀皮から身を削ぎ取るように切り進めている様子。

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※片側の銀皮を身から切り外した様子。

銀皮にピタリと包丁を当て、銀皮に沿わせて身を削ぎ取るように切り外すことで、

銀皮に身をほぼ残さず、取ることができる。

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2 砂肝の向きを変え、反対側も同様に切り外す。

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※参考までに、銀皮から包丁を少し浮かせるように、切り外している様子。

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※包丁を銀皮から少し浮かせて、切り進めている様子。

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※下画像をご覧いただければ分かるように、銀皮から包丁を浮かせてしまうと、銀皮に身が多く残ってしまう。

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※コブのような形をした身の、片側の銀皮を取り終えた様子。

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3 上記の銀皮の取り方と同様に、銀皮をまな板に押しつけるように砂肝を持つ。

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※銀皮をまな板に押しつけるように、砂肝を持っている様子。

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4 同様に身から銀皮を切り外す。

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※銀皮を取り終えた砂肝の様子。

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※下画像をご覧いただければ分かるように、綺麗に銀皮を取り除くことができる。

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5 同様に、銀皮を切り外す。

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※同様に切り外している様子。

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※銀皮を取り終えた砂肝の様子。

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※身についた皮(膜)のような部分については、

必ず取り除く必要はなく、つけたままでも美味しく食べることができる。

ただし、砂肝の身の独特な食感を活かすのであれば、身と異なる食感をした皮(膜)のような部分も取り除く。

好みに合わせて、お試しください。

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手早く皮(膜)のような部分を取る方法/取り方

1 身についた皮(膜)のような部分を下に向けて置く。

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2 下に向けた皮(膜)のような部分一枚を残すイメージで浅く切り目を入れる。

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3 下側にある皮(膜)に沿わせて、コブのような形をした身を削ぎ取るように切り外す。

コツ!ポイント!

※包丁を進める向きについては、自分のやりやすい向きに合わせればよい。

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※片側の身についた皮(膜)のような部分を切り外した様子。

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4 反対側の皮(膜)のような部分も同様に切り外す。

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※身についた白っぽい皮(膜)のような部分を取り終えた様子。

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※取り終えた皮(膜)のような部分の様子。

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※手早く皮のような部分を取ることができる。

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砂肝(すなぎも)/切り方

※下画像/銀皮と皮(膜)のような部分を取り除いた砂肝。

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※下画像/銀皮を取り除いた砂肝。

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※砂肝が大きい、食べずらさを感じる場合など、

半分に切るなどして大きさを調整をするとよい。

また、砂肝を切ることで、火の通りや味の入りをよくすることができる。

※下画像/半分に切った砂肝の様子。

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※砂肝が大きい/厚みがある場合など、

切らずに(切り落とさずに)、切り目を入れることで、一つ一つの食べごたえを残して、火の通りや味を入れやすくすることができる。

※下画像/(左)切り目を一本入れた砂肝

※下画像/(右)切り目を二本入れた砂肝

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※下画像/(左側/上下)銀皮と皮のような部分も取り除いた砂肝/銀皮を取り除いた砂肝

※下画像/(右側/上下)取り除いた銀皮や皮(膜)のような部分

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砂肝/臭みの取り方

1 銀皮や、皮(膜)のような部分を取った砂肝をボールに移し換える。

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2 酒と塩少々(酒塩)を振りかける。

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3 酒塩を砂肝に絡めるように、しっかりと揉み込む(揉み洗い)。

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※酒塩を絡めるように、砂肝を揉み洗いして、

臭みの原因となるヌメリや血などを落とす。

※酒塩で砂肝を揉み洗いすると、

下画像のように酒塩が濁る。

濁った酒塩の臭いを確認すると、生臭さのような臭いを感じる。

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4 酒塩で揉み洗いを済ませた、砂肝の水気を切る。

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5 水気を切った砂肝に水を当て、砂肝についた酒塩やヌメリなどを洗い落とす。

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※下画像を確認すると分かるように、酒塩で揉み洗いを済ませ、水気をしっかりと切ればよいということではない。

砂肝に残った酒塩やヌメリなどを洗い落とすと、ボールに溜まった水がかなり濁る。

酒塩で揉み洗いを済ませた砂肝を必ず水洗いすること。

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6 洗い終えた砂肝の水気をしっかりと切る。

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7 タッパーなどの容器やバットなどに、

キッチンペーパーを敷き、しっかりと水気を切った砂肝を並べ置く。

蓋またはラップをして冷蔵庫に入れる。

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※銀皮を取り除き、身の裏側にある白っぽい皮(膜)を残した砂肝も、同様に酒塩で揉み洗いする。

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※しっかり酒塩で砂肝を揉み、臭みの原因となる

ヌメリや血を洗い落とす。

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※水でしっかりと酒塩やヌメリなどを洗い落とす。

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※水気をしっかりと切る。

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※タッパーなどの容器に、キッチンペーパーなどを敷き、砂肝を並べ置き冷蔵庫へ入れる。

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銀皮/臭みの取り方

1 銀皮と、取り除いたのであれば身の裏側についた白っぽい皮(膜)を

ボールに移し換え、酒と塩少々(酒塩)を振りかける。

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2 酒塩を銀皮や身の裏側についていた皮(膜)に、

絡めるようにしっかりと揉む(揉み洗い)。

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3 揉み洗いを終えた銀皮などをザルに上げ水気を切る。

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4 水を当て残った酒塩や臭みの原因となる、ヌメリなどを洗い落とす。

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5 洗い終えたらザルに上げ水気を切る。

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6 タッパーなどの容器やバットなどにキッチンペーパーなどを敷き、

なるべく重ならないように広げ置く。

蓋またはラップをして冷蔵庫へ入れる。

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砂肝や銀皮の食べ方

※砂肝や銀皮は、炒め物(焼き物)やアヒージョなど、好みに合わせて様々な料理を楽しむことができる。

※銀皮の食感は強い(硬い)。

銀皮の強い食感が好みであれば、そのまま問題なく料理に使うことができる。

ただし、銀皮の強い食感が苦手な方や、

食感を弱めたい方など、

包丁の刃元などを使い銀皮を叩く(数ヶ所穴を開ける)。細く刻むなどしてから、料理に使うとよい。

※下ごしらえを済ませた砂肝については、好みの食べ方をすればよいと考えるが、

解説の下ごしらえを初めて試す方など、今までとの違いを感じる意味で、

まずは、あれこれ使わずに、シンプルに塩コショウで味を整えた、

炒め物にすることをオススメいたします。

※砂肝は塩ダレとの相性が良い。

塩ダレの作り方について詳しくはこちらをご覧ください。

ネギ塩ダレ/塩ダレの作り方

itamae-recipe.com

※下画像/シンプルに塩コショウで味を整えた、

銀皮と身の裏側についていた皮(膜)の炒め物。

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※下画像/銀皮と皮(膜)のような部分を取り除き、

切り目を入れていない砂肝/切り目を一本/切り目を二本入れた砂肝をシンプルな味つけ(塩コショウ)で仕上げた、砂肝の炒め物。

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どうでしょうか?

砂肝は、身についた銀皮や身についた皮(膜)のようなものをつけたままでも、食べることができる。

が、しかし!

砂肝ならではの独特な食感を活かすなら、

砂肝の身と異なる食感の、

銀皮や皮(膜)のような部分を取り除く必要があるのでございます。

これらを取り除き、クセのような臭みを取り除くなどの、しっかりとした下処理/下ごしらえを済ませた砂肝が旨いのなんの!

この機会に是非、お試しください。

様々な野菜や魚介、肉/各種ホルモンなどの下処理/下ごしらえ/レシピ/食べ方

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おすすめ調理家電/調理器具

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それでは皆様、お付き合いありがとうございました!

また、宜しくお願いいたしますぅ。

【板前レシピ】えのきの下処理/下ごしらえ

【えのき】を無駄にするそのやり方ちょっと待った!本格的な【えのき】の下ごしらえ、切り方(ほぐし方)など、まとめて徹底解説!

エノキの石づきって、どこまで切ったらいいんだろう?

エノキって洗うの?

エノキって根元をかなり切り落とすみたいだけど、なんかもったいない。

エノキの根元を無駄なく使うことできないのかな?

エノキを上手くほぐす方法(バラす方法)ってあるのかな?

なんか良い下処理/下ごしらえないかなぁ。

なんて思った方が、居るとか居ないとか。

ちょっと待った!

よくこんな感じのがあるかと。

エノキの下処理/下ごしらえはこう。

エノキは石づきがあって、石づきは食べられないから、根元はこの辺でバッサリと切り落とす。

エノキを一本、一本ほぐすには、

こうやってバッサリ切る。

こう切るとエノキがほぐれる。

ねっ。こんな感じで簡単に下ごしらえができるよ。

そのやり方ちょっと待った!!

いやいや。

良い意味のいい加減と、悪い意味のいい加減。

良い意味の適当と、悪い意味の適当。

料理に限らず、何事にもあることかと。

これ。かなりの違いだと思うのは、私だけでしょうか?

エノキに限らず、食材を知ることはとても大切なことで、

その食材を知り、その食材に合わせて、

しっかりとした下処理/下ごしらえを済ませることで、美味しく食べられるだけでな

く、無駄なく食べることができるのでございます。

そこで、今回!

エノキは、洗うのか?洗わないのか?

石づきはどこなのか。

エノキ(根元/石づき)はどこを切り落とせば良いのか。

エノキを無駄にしない方法。

エノキを無駄にしない根元の切り方。

一本、一本、エノキをほぐすために、エノキを無駄に切り落とさない。

エノキのほぐし方(バラし方)、切り方や裂き方など、エノキの下処理/下ごしらえに

ついて、まとめて解説していこうと思います。

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えのき/下処理/下ごしらえ

えのきは洗うのか/洗わないのかについて

※まず、えのき(榎茸)は洗うのか?洗わないのかについてだが、

一般的に市販されている国内で栽培されたエノキは、しっかりと衛生管理をされている

ため、基本的に洗う必要はない。

エノキに限らず、キノコ全般にいえることだが、

水に弱くビシャビシャと、水で洗ってしまうと、

かえって傷みやすくなってしまう。

それだけでなく、風味や旨みも損なってしまう。

おがくずや汚れなどがついているのであれば、

水洗いするのではなく、湿らせたキッチンペーパーや布巾などで、

その部分を拭き取る。

または、水を使って洗うとしても、

料理に使う前に、さっと汚れを流す程度にし、

しっかりと水気を拭き取る。

えのき/根元(石づき)はどこから切るかについて

えのき/石づきとは

※石づきとは、原木や地面などに触れていた部分(色が濃く硬い部分)。

※エノキの根元(石づき)の切り方として、

エノキの根元よりにある、線のような跡のついた部分を目安に、

バッサリと切り落としている方をよく目にする。

エノキの石づきは、根元の先にあるカサカサとして、オガクズが絡んでいるような、

濃い茶色っぽいような色をした部分。

エノキの根元付近の軸と軸とがくっついたような軸の部分(線のような跡のついた部分も含め)も、美味しく食べることができる。

どこから切るというより、石づき部分(1cm程度)を切ればよい。

 

 

えのき/石づきの切り方/無駄なく使う根元の切り方

1 エノキの根元の濃い茶色っぽい色をしたカサカサとした部分を切り落とす。

コツ!ポイント!

※上記にもあるように、石づきは原木や地面などに触れていた部分。

菌床栽培されたエノキの石づきは、オガクズなどがつき、

茶色っぽいような色をした、カサカサとしている部分。

根元付近の軸と軸とがつながったような部分や、

軸に線のような跡がついている部分も、美味しく食べることができる。

石づきの部分(オガクズが絡まったような部分)のみを切り落とせばよい。

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※線のような跡のついた部分を残し、エノキの石づきの部分を切り落とした様子。

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※石づきを切り落とした、エノキの根元の断面をご覧いただければ分かるように、

軸と軸とがくっついたようになっているが、

断面の色も、一本、一本、分かれている軸と同じような色をしている。

この部分も美味しく食べることができる。

※軸と軸とがくっついたような部分の根元のほぐし方(ばらし方)については、

下記/えのきのほぐし方をご覧ください。

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えのき/鍋などに使う場合の切り方(裂き方)

※軸を一本、一本、ほぐしたい/ほぐしてエノキを使いたい方など、

下記/えのきのほぐし方をご覧ください。

1 根元がついた状態(軸と軸とがくっついている状態)の、

エノキを鍋などに使う場合の、エノキの切り方(裂き方)としては、

エノキを持ち、軸と軸がくっついた部分を剥がように好みの大きさに裂く。

コツ!ポイント!

※根元を切り落とさずに、軸と軸がついた部分を上手く利用し、

エノキを裂くことで、一本、一本、バラバラと散らばることなく、

エノキにまとまりがつく。

裂き終えたエノキにまとまりをつけることで、見栄えよく盛り付けることができる。

また、料理にエノキを使い火にかけても、エノキがバラバラと散らばらずに、

見栄えを損なうことなく料理を仕上げることができる。

ただし、エノキは食感が強く、大きく裂いて使うと、

歯切れが悪くなってしまうので、注意すること。

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※根元をなるべく残すように、石づきの部分を切り落とすと、

エノキの根元の部分の軸と軸とが、つながったような状態になっている。

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※軸と軸とがつながった、根元の部分を活かすように、

手でつながった部分を剥がすように、エノキを裂くことで、

裂き終えたエノキに、まとまりをつけることができる。

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※下画像をご覧いただければ分かるように、軸と軸とがつながった部分を

上手く利用して、エノキを裂くことで、エノキにまとまりをつけることができる。

ただし、あまり大きく裂いてしまうと、歯切れが悪くなってしまうので、

注意すること。

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えのき/味噌汁や和え物などに使う場合の切り方

※下画像をご覧いただければ分かるように、エノキの根元の軸と軸とが、

くっついたような状態になっている。

このままエノキを料理に合わせた大きさに切ってしまうと、

根元付近の部分が塊(かたまり)のようになってしまう。

切り終えてから、その部分をほぐす手間が生じてしまう。

まずは切る前に、ほぐす(バラす)必要がある。

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※エノキの先(傘に近い部分)は、一本、一本ほぐれている。

真ん中の軸の部分も同様にほぐれている。

根元付近に関しては、軸と軸とがくっついていて、

エノキが塊(かたまり)のように、なってしまっている。

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※切ったエノキの根元付近の様子。

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えのき/ほぐし方(バラし方)

1 えのきの根元部分(軸)の無駄をなくすよう、

根元(石づき)を切り落としたエノキをまな板に置き、片方の手で押さえる。

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2 盛り箸(先の細い箸)、竹串、鉄串などをエノキの軸と軸とがつながった部分に差し込む。

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3 エノキの軸と軸とつながった部分に、差し込んだ盛り箸などを根元に向かって動かし、つながった部分を裂くように、エノキをほぐしていく。

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4 エノキの向きや位置を換え、同様にエノキをほぐしていく。

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※エノキのつながった部分を裂くように、ほぐしている様子。

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※数回、繰り返すとエノキがほぐれてくる。

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※ほぐし終えたエノキの様子。

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※下画像をご覧いただければ分かるように、エノキをほぐす(バラす)ために、

根元を無駄に切り落とす必要はない。

盛り箸などを使うことで、エノキを無駄にすることなく一本、一本、

ほぐすことができる。

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4 ほぐし終えたエノキを好みの大きさに切る。

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※ほぐし終えたエノキを料理に合わせた大きさに、切り終えた様子。

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※ほぐし終えたエノキを切り、手で広げたエノキの様子。

エノキの先付近(傘のついた部分)、軸の部分と同様に根元付近の部分も、

一本、一本ほぐれているのが分かる。

しっかりとした下処理/下ごしらえを済ませることで、

エノキを無駄なく食べることができる。

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どうでしょうか?

今までなんとなく、切り落としていたエノキの根元部分。

実はこれ。かなりもったいない。

一手間加えることで、無駄なくエノキを食べることができるのでございます。

ということはですよ。

ご家庭で、エノキを使って鍋などを食べたとき、

あぁ~!エノキ食べたかったのにぃ。

もうないじゃんか。

と、今までのやり方だと、足りなくなってしまっていたかもしれない、エノキが根元まで無駄なく使うことで!?

あぁ~大好きなエノキもしっかりと食べれたし、

満足!満足!と、なること間違いなし!?

この機会に是非、お試しください。

様々な野菜や魚介、肉/各種ホルモンなどの下処理/下ごしらえ/レシピ/食べ方

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それでは皆様、お付き合いありがとうございました!

また、宜しくお願いいたしますぅ。

【板前レシピ】舞茸(まいたけ)の下ごしらえ/食べ方

舞茸の下処理/下ごしらえ/切り方はもちろん!舞茸の味わいを活かしてさっと作れる!料理レシピ/作り方など、まとめて徹底解説!

舞茸ってどこまで食べられるんだろう?

舞茸って洗い方とかあるのかな?

うーん。どうやって切ったらいいのかな?

舞茸だけで、さっと作れるレシピとかないかな?

なんて思った方が居るとか居ないとか。

ちょっと待った!

舞茸を扱ったことがない方など、

キノコといわれて、パッと真っ先に思い浮かぶのは、

傘に軸のついた、シイタケやシメジのような形をしたキノコではないだろうか。

いざ、キノコを使って料理をしようと、

舞茸を手に取った瞬間!?

ん?なんか思っていたキノコと違う。

あれ?なんだこれ?

薄くヒラヒラとしたような、傘の下に塊のような白い部分が!?

え?舞茸ってどこが食べられるんだ?

もしかして、舞茸って薄くヒラヒラとした傘の部分しか食べられないの?

よくよく見たら、白い部分ばかりなんだけど。

洗い方はどうすれば?

切り方はどうしたらいいんだろう?

料理に使うため、大きさを揃えようとしたら、

傘の部分がボロボロと崩れてしまう。

など、舞茸の下ごしらえや切り方に、

お困りの方が多いかと、思うのでございます。

そこで、今回!

舞茸の汚れの落とし方、舞茸の切り方(裂き方)、

白い部分の外し方などの下処理/下ごしらえはもちろん。

切り外した白い部分の下処理/下ごしらえ、

舞茸の味わいを活かして、あれこれ使わずシンプルに、

さっと作れる料理のレシピ/作り方など、まとめて解説していこうと思います。

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舞茸(まいたけ)について

舞茸に限らず、基本的にキノコは水(水分)に弱く、汚れを落とそうと、

じゃぶじゃぶと水で洗ってしまうと、かえって傷みやすくなってしまう。

それだけでなく、旨みや風味が抜け、本来の味わいを損なってしまう。

天然物の舞茸(採ってきた舞茸)など、一部を除き、

国内で栽培されしっかりと衛生管理/品質管理をされた、

一般的に市販されている舞茸は、洗わずに使う。

汚れが気になる/汚れがついている場合など、

汚れがついた部分を湿らせた、布巾やキッチンペーパーなどで拭き取る。

また、おがくずや細かな汚れなどが、傘の隙間などに入り込んでいるのであれば、

舞茸を料理に使うとき、さっと洗い流し、しっかりと水気を取り除く。

※一般的に市販されている舞茸は、石づきの部分が切られていて、

基本的に石づきがついていない。

※石づきとは、キノコの根元付近の原木(木)や地面(土)おがくずなどと接していた部分(硬い部分)。

とはいえ、菌床栽培された舞茸の根元付近に、おがくずなどが、

ついた部分があるようなら、その部分を切り外す。

根元付近の表面や断面など、硬くなっている部分があるのであれば、

その部分を切り外す。

また、舞茸は傘の部分に限らず、白い部分も美味しく食べることができる。

上記にある、国内で栽培され一般的に市販されている舞茸は、

ほぼ全ての部分を食べることができる。

舞茸(まいたけ)/下処理/下ごしらえ

1 舞茸の根元付近に石づきがあるか確認する。

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舞茸(まいたけ)/どこまで食べられるかについて

※まず、下画像/裂いた舞茸の断面の様子をご覧ください。

※下画像をご覧いただければ分かるように、

舞茸はシイタケやシメジのような軸(じく)がついていない。

裂いた舞茸の断面を確認すると分かるように、

白い/白っぽい色をした部分(根元や茎と呼ばれる部分)の上に、

薄くヒラヒラとした傘が複数ついたような、形をしている。

ヒラヒラとした傘の部分はもちろんのこと、白い部分も美味しく食べることができる。

栽培された一般的にパックなどで売られている、

舞茸に関しては、傷んだような部分や乾いたような部分、

他の部分と比べ、明らかに硬い部分などは、切り外すのはもちろんだが、

それら一部を除き、ほぼ全て食べることができる。

※白い部分が多く傘の部分と分けて使いたい/白い部分を上手く外したい/

白い部分を上手く使う方法を知りたい方など、

下記、舞茸(まいたけ)/白い部分の下処理/下ごしらえをご覧ください。

※画像/裂いた舞茸の断面の様子

f:id:chippy55:20221031041534j:image

 

 

舞茸(まいたけ)/切り方/裂き方

2 舞茸を料理に合わせた大きさに、手で裂いていく。

コツ!ポイント!

※基本的に包丁は使わずに手で裂く。

舞茸を包丁で切ると断面が平らになる。

切らずに手で裂くことで、断面をデコボコとさせることができる。

断面積/表面積が増えることで、舞茸に味が入りやすく(染み込みやすく)なる。

また、風味/香りを立たせることができる。

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舞茸(まいたけ)/傘を崩さず綺麗に裂く方法

※端から好みの大きさに、裂いていってもよいが、

無理に端から裂いていこうとすると、傘をボロボロと崩してしまう。

舞茸を崩さず、綺麗に裂く方法として、

まずは、ざっくりと大きく二つに裂く。

裂きずらさを感じるようであれば、同様に裂く。

イメージとしては、傘を崩しながら無理に好みの大きさに裂くのではなく、

徐々に、好みの大きさに合わせるように、裂いていく。

※下画像/はじめから無理に好みの大きさに裂かずに、

裂きやすい大きさになるまで、大きくざっくりと裂いている様子。

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※まだ、裂きずらさを感じるようなら同様に大きくざっくりと裂く。

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※料理に合わせた大きさに裂き終えた舞茸の様子。

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舞茸(まいたけ)/白い部分の下処理/下ごしらえ

1 舞茸の白い部分を外そうとして、そのままの状態で、

根元部分を切り落としてしまうと、傘の部分が細かく、

バラバラとした状態になってしまう。

無理に傘ごと根元を切り落とさずに、ざっくりとある程度の大きさに裂く。

コツ!ポイント!

※舞茸の大きさにより、何等分に裂けばよいとは言えないが、

例えば普段より大きいなと、感じるような舞茸なら、

四等分~六等分程度ざっくりと裂く。

そのままだと、傘も切らないと、白い部分を切り落とすことができないが、

舞茸を裂くことで、傘の下にある白い部分を表側に出すことができる。

ある程度の大きさに裂くことで、傘のない部分に当たりつけることができる。

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2 白い部分が切りやすくなる程度の、大きさにざっくりと裂く。

コツ!ポイント!

※下画像をご覧いただければ分かるように、ある程度の大きさにざっくりと裂くことで、傘を切らずに、白い部分を切り外しやすくすることができる。

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3 なるべく傘の部分を切らない部分に当たりをつけ、白い部分を切り外す。

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舞茸(まいたけ)/白い部分の切り方

4 厚みのあるゴロッとした状態が好みであれば、

そのままざっくりと好みの大きさに合わせて切る。

傘の部分と一緒に料理に使い、火の通りや味を均等に、仕上げたいのであれば、

切り外した舞茸の白い部分が厚いようなら、半分に切るなどして厚みを調整する。

厚みを調整するように切った白い部分を

傘の部分に合わせるように薄く切る(スライス)。

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※切り終えた舞茸の白い部分の様子。

傘の部分に合わせるように、白い部分を切ることで、

火の通りや味を均等に仕上げることができる。

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舞茸(まいたけ)の食べ方

舞茸(まいたけ)/さっと作れる料理レシピ(1)

1 舞茸の傘の部分を好みの大きさに裂く。

舞茸の白い部分は、傘の部分に合わせるように、薄く切る(スライス)。

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2 フライパンを火にかけ温める。

温めたフライパンにバターまたは、マーガリンを入れ溶かす。

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3 バターまたは、マーガリンを溶かし、フライパン全体に馴染ませたら、

舞茸を入れる。

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4 塩、こしょう(ブラックペッパー粗挽き)で味つけし、舞茸にしっかりと火を通す。

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※バター、塩、ブラックペッパーを使い、舞茸を炒めている(ソテー)様子。

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※炒めて火を通すと舞茸がしんなりとしてくる。

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5 炒めて舞茸に火を通し、全体がしんなりとしたら、

仕上げにさっと隠し味程度の醤油を回し入れ、風味をつける。

コツ!ポイント!

※仕上げに隠し味程度の醤油を使うことで、醤油の風味はもちろん。

味にまとまりをつけることができる。

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6 器に、見栄えよく舞茸のソテーを盛り付ける。

コツ!ポイント!

※好みで、スダチやレモンの絞り汁をさっとかけても、

また違った味わいに仕上げることができる。

好みに合わせて、お試しください。

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舞茸(まいたけ)/さっと作れる料理レシピ(2)

1 アルミホイルの上に、好みの大きさに裂いた舞茸を並べ置く。

酒少々を振りかけ、軽く塩を振る。

なるべく、隙間ができないようアルミホイルで舞茸を包む。

コツ!ポイント!

※舞茸は火を通すと縮む。仕上がりをイメージして、少し大きめに裂く。

※舞茸の置き方についてだが、アルミホイル全体に舞茸を広げて置いてしまうと、

舞茸を上手く包めなくなってしまう。

舞茸は、アルミホイルの全体に広げて並べ置くのではなく、

アルミホイルの四方に余白を残すように、真ん中辺りになるべく重ならないように、

広げ置くようにすること。

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2 フライパンにアルミホイルで包んだ舞茸を乗せ、火にかける。

コツ!ポイント!

※酒を少々振りかけることで、アルミホイルの中で舞茸が、

蒸し焼きのような状態になる。

舞茸は火が通りやすく、フライパンに蓋などをしなくても、

しっかりと火を通すことができる。

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※フライパンに蓋をせず、舞茸のホイル焼きを仕上げている様子。

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※下画像をご覧いただければ分かるように、わざわざフライパンに蓋をする必要もなく、しっかりと舞茸に火を通すことができる。

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3 しっかりと舞茸に火を通し、仕上げた舞茸のホイル焼きを器に乗せる。

好みで、さっと醤油を振りかける。

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どうでしょうか?

パッとキノコと言われて思い浮かぶのは、

傘に軸がついたシイタケやシメジかと。

舞茸を初めて扱う方など、

ん?これはどこを食べるんだ?

白い部分は食べることができるのか?

切り方はどうすれば?

など、下ごしらえにお困りの方も、

多いかと思います。

が、しかし。

国内で栽培され一般的に販売されている、

衛生管理/品質管理のしっかりとした、

舞茸の下ごしらえについては、初めて舞茸を扱う方でも、

あれ?そうなの?もしかして簡単!?

と、思うこと間違いなし!?

舞茸の下ごしらえを済ませたら、まずは、舞茸の味わいを活かして、

あれこれ使わずシンプルに、さっと舞茸のソテーやホイル焼きを作る!

食べ終わり一言、【旨い】!

と、言うとか言わないとか。

この機会に是非、お試しください。

きのこ鍋の作り方

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それでは皆様、お付き合いありがとうございました!

また、宜しくお願いいたしますぅ。

【板前レシピ】秋刀魚(サンマ)のつみれ鍋のレシピ/作り方

秋刀魚の【つみれ鍋】がとにかく旨い!心と体が温まる!絶品!秋刀魚のつみれ鍋の/レシピ/作り方について、まとめて徹底解説!

うーん。寒くなってきたし、旨い鍋が食べたいなぁ。

なんか旨い!秋刀魚の食べ方ないかなぁ。

うーん。つみれってなんか、独特な食感というかなんと言うか。

ゴムみたいな、感じというか、食感というか。

なんか自然じゃないというか、不自然というか。

口の中で、ホロッとほぐれるような、

柔らかな食感のつみれって作れないのかなぁ。

あぁ。旨い秋刀魚のつみれ鍋が食べたいなぁ。

なんて思った方が、居るとか居ないとか。

ちょっと待った!

いやいや。なんと言いますか。

個人的に理想とする【秋刀魚のつみれ】は、

形を整えるためなのか、なんなのか、

薄力粉(小麦粉)や片栗粉などを繋ぎに使い、

ぷにぷにとしたような、団子のような、

不自然な食感のつみれではなく、

しっかりと形が整っているのに、

パクっと口に入れた瞬間!?

あら。不思議!?

ホロッとほぐれるような、柔らかな食感に仕上げる。

【秋刀魚のつみれ鍋の鍋出汁】の理想としては、

雑味がなく、秋刀魚の旨みが溢れ、

澄んで綺麗な鍋出汁に仕上げる。

理想的な【秋刀魚のつみれ】と、

理想的な【秋刀魚のつみれ鍋の鍋出汁】を

組み合わせたとき!

正に絶品!【秋刀魚のつみれ鍋】ができ上がると、

考えるのでございます。

そこで、今回!

秋刀魚のつみれは、形が整っているのに、

ホロッとほぐれるような、柔らかな食感!

鍋出汁は、秋刀魚の旨みが溢れ、

澄んで綺麗に仕上げる!

個人的に理想とする、秋刀魚のつみれと、

秋刀魚のつみれ鍋の鍋出汁を合わせて、仕上げる!

正に絶品!秋刀魚のつみれ鍋の作り方を解説していこうと思います。

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秋刀魚(サンマ)のつみれ鍋/作り方

1 サンマを三枚におろし、骨や皮を取り除く。

※サンマの捌き方/おろし方について詳しくは、こちらをご覧ください。

秋刀魚(サンマ)のさばき方/おろし方

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2 サンマを重ね置き、端から刻む。

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3 端から刻んだサンマを細かく叩く(刻む)。

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4 全体にまとまりがつくくらいまで、細かくしっかりと叩く(刻む)。

コツ!ポイント!

※火を通すときは崩れず、食べたとき、

口の中でホロッほぐれるような、優しい口当たりの食感のつみれに仕上げるには、しっかりと全体にまとまりがつく程度、細かく叩く(刻む)必要がある。

荒すぎてしまうと、火を通す段階で、バラバラと崩れてしまう。

全体をまんべんなく、しっかりと細かく叩く(刻む)こと。

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5 ネギと生姜をみじん切りにする。

※ネギ(長ネギ)や生姜を簡単にみじん切りにする方法(切り方)などについて、詳しくはこちらをご覧ください。

ネギや生姜を簡単にみじん切りにする方法/切り方

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6 しっかりと細かく叩き(刻み)終えたサンマと、

みじん切りにしたネギと生姜、隠し味程度(少量)の薄口醤油とミリンを入れ、しっかりと混ぜ合わせる。

コツ!ポイント!

※食べたとき、口の中でホロッとほぐれるような、

つみれに仕上げることを目的としている。

薄力粉(小麦粉)や片栗粉などは、使わない。

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※サンマとみじん切りにした、ネギと生姜、

隠し味程度に加えた、少量の薄口醤油とミリンをしっかりと混ぜ合わせる。

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秋刀魚(サンマ)のつみれ鍋/鍋出汁(地)の作り方

7 鍋に出汁、薄口醤油、ミリンを合わせ入れ、火にかける。

鍋出汁が沸いたら、鍋出汁がコトコトとなる程度に、火力を落とし調整する。

秋刀魚(サンマ)のつみれ鍋/鍋出汁(地)/割合(目安)

出汁10~12、薄口醤油1、ミリン1

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秋刀魚(サンマ)のつみれ/下ごしらえ/つみれの形の整え方

8 つみれを一握り程度量(手のひらに収まる程度量)持つ。

細長くなるように、手のひらの中で形を整える。

コツ!ポイント!

※イメージとしては、つみれを持った手のひらの中で、つみれの空気を抜くように、つみれを軽く握るようにして、細長く形を整える。

※手のひらに軽く油を塗ると、手につみれがつきずらく、効率よくつみれを形どることができる。

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9 手のひらの、中にあるつみれを親指と、

人差し指の間から、絞り出すように軽く握る。

※つみれを軽く握り、下画像のように、

つみれを親指と人差し指の間から絞り出す。

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※つみれ一個分、絞り出した様子。

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10 人差し指と親指の間から絞り出した、

つみれをスプーンですくい取る。

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※つみれをスプーンですくい取った様子。

多少の慣れが必要になるが、感覚を掴むと手早く、つみれを形どることができる。

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11 火にかけてコトコトとした鍋出汁に、つみれを落としていく。

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12 つみれを二個、三個と続けて入れ、しっかりと火を通す。

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※途中、アクが浮いてきたら、丁寧に取り除きながら、しっかりと火を通し終えた、サンマのつみれの様子。

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13 鍋からつみれを取り出す。

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14 盆ザルなどに、火を通したつみれ同士が重ならないよう、広げるように並べ置き冷ます。

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15 つみれに火を通した鍋出汁を一度、濾し(こし)、ボールなどに移し変えしっかりと冷ます。

コツ!ポイント!

※つみれに火を通した鍋出汁を使うことで、しっかりとサンマの旨みを活かした、鍋に仕上げることができる。

※火を通さずに、そのまま鍋につみれを入れ仕上げると、崩れた場合など、鍋出汁が濁ってしまう。

※一度つみれに火を通すことで、アク(雑味)を取り除くことができる。

※盛り付ける前に火を通すことで、形を整えることができ、見栄えのよいつみれに仕上げることができる。

それだけでなく、仮に崩れてしまった場合や、細かく崩れた部分などが、鍋出汁の中にあったとしても、一度濾すことで、しっかりと取り除くことができる。

これらをまとめると、

サンマの旨みを逃すことなく、雑味を取り除き、

鍋出汁が澄んで、綺麗な仕上がりの、

つみれ鍋に仕上げることができる。

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16 ネギ(長ネギ)を洗い、しっかりと水気を拭き取る。

根元を落としネギを斜めに切る(笹切り)。

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17 絹ごし豆腐を好みの大きさに切る。

切り終えた豆腐を水にさらす。

コツ!ポイント!

※切り終えた豆腐をそのまま、鍋に入れてしまう、

鍋出汁(地)が白っぽく濁ったような、仕上がりになってしまう。

好みの大きさに切り終えた豆腐を

一度、水にさらすことで、豆腐の周りについた、

崩れた部分などを落とすことができる。

一度水にさらし、それらを落とすことで、鍋出汁が濁らず、

綺麗に澄んだ鍋出汁の、つみれ鍋に仕上げることができる。

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秋刀魚(サンマ)のつみれ鍋/盛り付け方

18 豆腐やネギを奥に盛り付け、メインとなるつみれを手前に、見栄えよく盛り付ける。

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19 盛り付けを終えたら、鍋出汁を適量(気持ち少ないかな程度量)注ぎ入れる。

コツ!ポイント!

※鍋の盛り付け方として、基本的に鍋出汁(地)は、

たっぷり入れない。

たっぷりと多めに鍋出汁を入れてしまうと、

火にかけたとき、鍋出汁が溢れ出してしまう。

また、鍋出汁は盛り付けを終えてから、盛り付けを崩さないよう注意して注ぎ入れる。

先に鍋鍋出汁を鍋に入れてしまうと、

盛り付けるとき、食材が浮き上がり、

綺麗に盛り付けることができなくなってしまう。

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秋刀魚(サンマ)のつみれ鍋/仕上げ方

20 盛り付けを済ませたら、火にかける。

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21 火にかけ、アクが浮いてきたら、丁寧にすくいとる。

コツ!ポイント!

※土鍋は温まるまでに、多少の時間がかかってしまうが、一度温まると、冷めずらい。

沸かしてから鍋出汁が溢れ出そうになったからといって、火力を落としても、鍋出汁が落ちつくまで、多少の時間がかかってしまう。

溢れ出して、焦ってしまうと、火傷などの怪我をしてしまう恐れがある。

溢れ出してしまったからと、

焦らず余裕を持って対応する。

土鍋の扱い方には、注意すること。

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秋刀魚(サンマ)のつみれ鍋/食べ方

22 鍋を火にかけ仕上げる。

そのまま食べるのはもちろん。

仕上げに刻んだ柚子の皮を散らすと、

また違った、秋刀魚(サンマ)のつみれ鍋を味わうことができる。

好みに合わせて、お試しください。

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どうでしょうか?

秋刀魚(サンマ)のつみれ鍋の盛り付けを済ませ、

火にかけて仕上げる。

鍋出汁は秋刀魚の旨みが溢れ、

綺麗に澄んで美しく。

しっかりとつみれの形が整っているのに、

パクっと口に入れたら、あら。不思議!?

ホロッとほぐれるような、柔らか食感!

もうね。正に絶品!で、ございます。

心も体も温まる!

【絶品!秋刀魚のつみれ鍋】

この機会に是非、お試しください。

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また、宜しくお願いいたしますぅ。

【板前レシピ】イクラが柔らかく旨みはしっかり!絶品!いくらの醤油漬けのレシピ/作り方

そのやり方ちょっと待った!イクラを柔らかく!イクラの旨みをしっかりと活かした!【こだわりの絶品!イクラの醤油漬け】の作り方、ぬるま湯や道具不要!生筋子のほぐし方など、まとめて徹底解説!

筋子ってぬるま湯使わないとほぐせないの?

何回も何回も、ぬるま湯を交換して、

筋子をほぐすのが大変。

生筋子とイクラって同じじゃないの?

ぬるま湯を使うと、筋子/イクラが白っぽくなる。

どうしても、皮が硬くなってしまう。

なんだか味気ないイクラに仕上ってしまう。

せっかく自分で生筋子をほぐして、

イクラの醤油漬けを作るなら、旨い!イクラの醤油漬けを作りたい!食べたい!

なんて思った方が、居るとか居ないとか。

ちょっと待った!

筋子(すじこ)/生筋子のほぐし方やイクラの醤油漬けの作り方を解説する前に、

筋子(すじこ)/イクラについて

筋子とイクラは元は同じ、鮭や鱒の卵

皮が柔らかく卵同士が繋がったような、ねっとりとした未熟な卵。

膜に卵が覆われている状態【筋子/すじこ】

筋子と比べ、皮が硬く卵一粒、一粒がしっかりとして成熟した卵。

筋子(生筋子)を開き、覆われた膜を丁寧に取り除き、

卵を一粒、一粒、ほぐした状態【いくら】

筋子(すじこ)のほぐし方について

【筋子(すじこ)/生筋子】のほぐし方(バラし方)として、

よく目にする耳にする、一般的な方法(やり方)としては、

1 水または、塩水を40℃程度に温める(ぬるま湯)。

2 その中で、開いた筋子(すじこ)/生筋子を揉むようにして、

薄い膜を取り除きながら、一粒、一粒、卵をほぐす。

3 複数回、40℃程度のぬるま湯または、温めた塩水を交換しながら、

丁寧に膜を取り除いていく。

4 膜を丁寧に取り除き、一粒、一粒、ほぐしたイクラの水気を切る。

5 用意しておいた醤油漬けの漬け地(冷ました漬け地)に、イクラを漬ける。

とまぁ。このような流れで、イクラの醤油漬けを作ることが多いかと。

人それぞれ好みや考え方が異なり、同じ料理でも様々なやり方(作り方)があるのが、

料理の難しいところであり、面白くも楽しくもあるところ。実に奥深い。

が、しかし。

個人的に、ぬるま湯や温めた塩水を使う、筋子(すじこ)のほぐし方を

良い/正しいほぐし方とすることはない。

それをよしとする方の正解であって、

自分の正解ではない。

個人的になぜ、筋子のほぐし方として、

40℃程度に温めた塩水やぬるま湯を使うことを

正しいとしないかについてだが、

筋子の膜を取り除きやすくするために、

40℃程度に温めた塩水やぬるま湯を使っているようだが、

実際のところ全くの逆で、膜に火(熱)が入ることで、

膜がボロボロと崩れるような状態になってしまう。

ボロボロと細かく崩れた膜などをしっかりと取り除くために、

何度も、温めた塩水やぬるま湯を交換しながら、取り除く必要が生じる【無駄な手間を増やす】【膜を取り除きずらくなる】。

しっかりと膜を取り除くために、ぬるま湯や温めた塩水にイクラが浸かっている時間が増える。

筋子をぬるま湯や温めた塩水にしばらく浸けておく方もいるが、

時間をかけて膜などを取り除いている間に、イクラが多くのぬるま湯や温めた塩水を

含んでしまい、皮がパンパンに張ったような【硬いイクラ】に仕上がってしまう。

それだけでなく、ぬるま湯や温めた塩水を使うことで、

ほぐし終えたイクラに、無駄に火(熱)を入れることで、

【イクラの色が白っぽくなってしまう】。

冷ました漬け地にイクラを漬けると、【イクラの色が元の色に戻る】から問題ない、

とする方もいるようだが、確かに、色のみで考えるのであれば、

白っぽくなったイクラを漬け地に漬けることで、戻すことができる。

料理は、目で食べると言われるように、見た目も大切なのはもちろんだが、

ぬるま湯や温めた塩水を使う方が、気にする大半は、

見た目のみ【色のみ】を気にしているようだが、

食べて旨い!美味しいの根本的な部分は味/味わい。

イクラ/食材の味わいの部分について、全く気にしていない(意識していない)。

イクラの味わいについてだが、

イクラに無駄に火(熱)を入れることで、【イクラの皮が硬くなってしまう】。

それだけでなく、【旨みが溶け出てしまう/旨みが抜ける】

これらの理由から、

個人的には、ぬるま湯や温めた塩水を使う、

筋子のほぐし方を正しいやり方法と考えることはない。

醤油漬けの漬け地や、仕上がりについては、

イクラ自体にしっかりとした味わい(旨み)がある。

本来のイクラの味わいを活かして、

醤油漬けを仕上げるのであれば、個人的に出汁などを使う必要はないと考える。

※旨みを引き立てる程度の量であれば別

料理を作る際、多く見られるのが、とにかく出汁を使えばよいと考えてなのか、

何でもかんでも出汁を使う方がいる。

食材の持つ旨み(出汁)と、よかれと思って加えた出汁(旨み)が混ざり合い、

何をメインとしているのか、何の料理なのか、よく分からない仕上がりになってしまう。

旨み足す/補う/引き立てるどころか、ただ旨みと旨みが喧嘩したような、

食材本来の味わいを損なった仕上がりになってしまう。

また、イクラが漬け地に浮き上がるほどの、必要以上の漬け地を使い、

醤油漬けを作る方もいるが、漬け地を無駄にするだけでなく、

過度に漬け地を含んだイクラは硬く、漬け地が多くびちゃびちゃとした、

仕上がりになってしまう。

これらについても、個人的に考える【理想的なイクラの醤油漬け】とは言えない。

個人的に考える【理想的なイクラの醤油漬け】は、

イクラ本来の味わいを活かし、

イクラ旨みを逃さず、しっかりと残す。

口の中で潰れずに逃げ回るような、硬いイクラではなく、

舌を軽く当てると、潰れるような柔らかな皮のイクラに仕上げる。

漬け地にイクラを漬け終えた頃には、

イクラが漬け地を含み、漬け地が容器などにほぼ残らない適度な量を使う。

たっぷりと漬け地を使い、過度に漬け地を含ませ、

硬くビチャビチャとしたような、仕上がりの醤油漬けにすることなく、

漬け地を適度に含ませ、ふっくら(ぷっくり)と柔らかなイクラに仕上げる。

仕上げたイクラの醤油漬けを食べたとき、イクラ本来の味わいや、

適度に含ませた漬け地の味わいが、口いっぱいに広がり溢れ出すような、

イクラの醤油漬けを【理想的なイクラの醤油漬け】とする。

筋子とイクラの違いや、個人的に考える。

理想的なイクラの醤油漬けについては、これくらいにして。

あの人がこの人が、言っていたから、

一般的なやり方がこうだからと、今まで特に気にすることなく、

ぬるま湯や温めた塩水を使い、筋子をほぐしていた方、

イクラの醤油漬けを作っていた方、

初めて筋子をほぐす/イクラの醤油漬けを作る方など、

そのやり方ちょっと待った!

とりあえず、解説をご覧いただいてから、

好みのほぐし方、作り方をお試し頂ければと思うのでございます。

そこで、今回!

筋子のほぐし方として、網などを使ってほぐす方法もあるのですが、

膜がちぎれたようになり、かえって膜を取り除くのに、

手間がかかってしまうなどの理由から、

ぬるま湯や温めた塩水、道具などを使わず、

慣れてしまえば、ものの数分でしっかりと膜を取り除き筋子をほぐすことができる。

イクラが過度に水分を含み硬くなることを防ぐ!

手早く簡単に筋子をほぐす方法!

イクラの味わいを逃さず!皮をいくらを硬くしない!

イクラ本来の味わいを活かした、皮が柔らかく、旨み溢れる!

正に絶品!【イクラの醤油漬け】のレシピ/作り方など、

まとめて解説していこうと思います。

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いくらの醤油漬けの作り方

いくらの醤油漬け/漬け地の作り方

1 鍋に酒とミリンを合わせ入れる。

いくらの醤油漬け/漬け地/割合(目安)

酒1~2、醤油1、ミリン0.5~1

※酒やミリンの煮切り方(アルコール分の飛ばし方)について詳しくは、こちらをご覧ください。

酒/ミリンの煮切り方

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2 火にかけて沸かし、しっかりと酒とミリンのアルコール分を飛ばす(酒、ミリンを煮切る)。

コツ!ポイント!

※しっかりと酒とミリンの煮切りを済ませないと、

アルコール臭さや苦味を感じる仕上がりになってしまう。

また、漬け地を全て合わせて、煮切る方もいるが、

漬け地が詰まり味が濃くなってしまったり、

鍋肌に漬け地を焦げつかせてしまうと、

それが原因で苦味や焦げ臭さを感じるような仕上がりになってしまう。

これらの理由から、個人的には、漬け地を全て合わせてから、火にかけるのではなく、

まず、酒やミリンをしっかりと煮切る(煮切り酒/煮切りミリン)。

※酒やミリンをしっかりと煮切れたかを確認する方法としては、

臭いを嗅ぐ。味をみる。

そうすることで、しっかりと煮切れたか(アルコールを取り除けたか/飛ばせたか)を

確認することができる。

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3 酒とミリンをしっかりと煮切り終えたら、鍋に醤油を合わせ入れ火にかける。

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※醤油を合わせ入れ、漬け地を一煮立ちさせる。

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4 漬け地を一煮立ちさせたら火を止め、漬け地をボールなどに移し換え、

しっかりと冷ます。

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筋子(すじこ)/下処理/下ごしらえ

1 ボールなどに水と塩(水に対して3%程度量の塩)を入れる。

しっかりと塩を溶かし、塩水(立塩/立て塩)を用意する。

塩水(立て塩)

例/水1000mlに対して、塩30g(塩分濃度3%)

コツ!ポイント!

※筋子の膜を取り除きやすくするため。

筋子をほぐしやすくするため。

などを理由に、筋子のほぐし方として、

ぬるま湯や温めた塩水を使用する方が多いようだが、

個人的には全く逆で、余計に時間や手間がかかると考える。

実際にぬるま湯や温めた塩水を使って、筋子をほぐしてみれば分かるが、

よかれと思って、ぬるま湯や温めた塩水を使うことで、

膜に火が(熱が)入り、膜がボロボロと崩れたような状態になってしまう。

ボロボロと細かく崩れた膜をしっかりと取り除くために、

何度もぬるま湯や温めた塩水を交換することになり、

結果的にかえって、手間や時間がかかってしまう。

それだけでなく、一粒、一粒、ほぐしたイクラの皮に火が(熱が)入り、

イクラの色が白っぽくなってしまう。

色に関しては冷ました漬け地に漬けることで、戻すことはできるが、

皮は硬く、旨みは溶け出して(抜けて)しまう。

イクラ本来の味わいを損なった皮の硬い、味気ないイクラになってしまう。

これらの理由から、個人的にイクラをほぐす際に、ぬるま湯や温めた塩水は使わない。

人それぞれやり方や考え方が異なるため、

ぬるま湯や、温めた塩水を使用することを否定しているということではない。

好みに合わせて、お試しください。

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※水に入れた塩をしっかりと溶かした塩水の様子。

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筋子(すじこ)/生筋子のほぐし方

2 膜に覆われた筋子を持ち手で開く。

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※筋子を確認し、開いた部分があるようなら、そこからしっかりと筋子を開く。

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※膜に覆われた筋子を開いている様子。

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3 筋子をしっかりと開いたら、塩水にほぐした筋子を落としながら、

膜に指を沿わせるように、筋子をほぐししていく(膜から外していく)。

コツ!ポイント!

※どこから筋子をほぐさなくては(バラさなくては)ならない、

ということではないが、経験上、筋子を効率よくほぐす方法(ほぐし方)として、

まずは、筋子の両端(筋子の向きを縦とするなら両先)を

丁寧にほぐす(膜から筋子を外す)。

両端(両先)に近い部分は両端(両先)に向かって、

真ん中辺りや両横の端などは、膜に沿わせて指を左右に開くように(両横に向かっ

て)、膜から筋子を外していくように、筋子をほぐしていく。

※真ん中辺りから、ほぐしてはならないということではないが、

端(先)をしっかりとほぐしてから、全体をほぐしていくようにすると、

効率よく筋子をほぐすことができる。

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※開いた筋子の端の部分の画像。

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※筋子の端をほぐしている様子。

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※膜に指を沿わせるように、端をほぐしている様子。

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※開いた筋子の反対側の端の画像。

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※同様に筋子をほぐす(両端)。

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※両端(両先)を丁寧にほぐしてから、全体をほぐしていく。

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※膜に指を沿わせるように、筋子をほぐすことで、

膜を切らずに、筋子には膜などを残さず、一粒、一粒、綺麗にほぐすことができる。

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※縦に向けて、筋子を持ちほぐす。

そのままの向きだと、ほぐしずらいと感じるようなら、

向き変えほぐすなどするとよい。

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※膜に沿わせて、指を左右に開くように、ほぐしている様子。

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※端などに少し残る程度までほぐしたら、

親指と人差し指で、膜を挟むようにして、しごくように膜から筋子を外す。

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※しごくように、膜から筋子を外している様子。

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※下画像をご覧頂ければ分かるように、筋子を一粒、一粒、綺麗に膜から外すことができる。

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※一部の膜に残った筋子を外している様子。

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※筋子を外し終えた膜の様子。

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※下画像/筋子をほぐし終えた膜をまな板に、広げ置いた様子。

ぬるま湯や温めた塩水を使わず、無駄に火(熱)を膜に入れないことで、

筋子を覆うようについていた膜などをほぼ、そのままの状態で取り除くことができる。

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※ほぐした筋子を塩水(立て塩)に落としながら、一粒、一粒綺麗にほぐし終えた様子。

この時点で、塩水を交換する/膜を取り除くなどしていないが、

下画像をご覧いただければ分かるように、塩水(立て塩)の中に膜など、

僅かにしか入っていない。

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4 筋子をほぐし終えたら、イクラを流さないよう注意しながら、

筋子をほぐす際に入った、細かな膜などと一緒に塩水を流す(塩水を切る)。

コツ!ポイント!

※そのまま塩水を流すと(切ると)、底に沈んでいる膜や、

イクラとイクラの間(隙間)に入り込んでいる、細かな膜などが残ってしまう。

軽く混ぜることで、底やイクラとイクラの間に入り込んだ、

細かな膜などが浮かび上がる。

細かな膜などを浮かび上げるように、軽く混ぜながら塩水を流ことで、

残った細かな膜などを一度で綺麗に取り除くことができる。

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※下画像/塩水の中にあるイクラを軽く混ぜ、残った細かな膜などを浮かび上がらせた様子。

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※塩水を流す際、細かな膜や塩水と一緒に、イクラを流さないよう、

イクラに優しく手を添えながら、流すようにするとよい。

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5 細かな膜などと一緒に塩水を流し終えたら、

イクラをザルに上げ、しっかりと水気を切る。

コツ!ポイント!

※ぬるま湯や温めた塩水を使って、筋子をほぐすと、

膜がボロボロとしたような状態になり、

ぬるま湯や温めた塩水の中に、膜などが多く残る。

それだけでなく、ちぎれたような膜が、ほぐした筋子についたまま残ってしまう。

それら取り除くために、何度も何度もぬるま湯などを交換するなど、

かなりの手間や時間がかかる。

何度も何度も40℃程度に温めた塩水やぬるま湯を交換することで、

イクラに火(熱)が入り、色が白っぽく変わり、皮の硬いイクラになってしまう。

それだけでなく、イクラ本来の味わい(旨みなど)が抜け落ちる。

※下画像をご覧いただければ分かるように、ぬるま湯や温めた塩水を使わず(余計な熱

を加えず)、筋子をほぐすことで、皮が白っぽくなってしまったたり、

皮を硬くしてしまうことなく、

色鮮やかで、皮が柔らかなイクラに仕上げることができる。

また、塩水の中に残った細かな膜などを取り除く際に、一度も塩水を交換していない。

このように、しっかりとした下ごしらえを済ませることで、

無駄に何度も塩水を交換することなく、最初に用意した塩水のみで(一度で)、

しっかりと細かな膜などを取り除くことができる。

※下画像/ぬるま湯や温めた塩水を使わず筋子をほぐし、水気を切っているイクラの様

子。一粒、一粒が、色鮮やかなイクラに仕上がる。

何度も塩水を交換することなく、一度でしっかりと細かな膜などを取り除くことができる。

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いくらの醤油漬け/漬け方

1 しっかりと水気を切ったイクラをタッパーなどの容器に移し換える。

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2 しっかりと冷ました漬け地をイクラがヒタヒタと浸かる程度量(少量)注ぎ入れる。

コツ!ポイント!

※イクラが浮きあがり、イクラと漬け地が別れてしまうような量(たっぷり)の、

漬け地でイクラを漬けると、イクラが過度に漬け地を含み、

皮がパンパンに張ったような硬いイクラになってしまう。

漬け地でびちゃびちゃとしたような、仕上がりの醤油漬けになってしまう。

イクラと漬け地を絡めるように混ぜ合わせ、

イクラと漬け地が別れないような量(ヒタヒタと浸かる程度量/少量)の漬け地に、

イクラを漬けることで、仕上がりの際、容器に漬け地がほぼ残らず、

一粒、一粒が、ふっくら/ぷっくりとした仕上がりの、

イクラの醤油漬けに仕上げることができる。

※イクラがヒタヒタと浸かる程度量(少量)の漬け地を注ぎ入れた様子。

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3 タッパーなどの容器にイクラと漬け地を入れたら、

イクラと漬け地をしっかりと絡めるように、底から返すように、

全体をしっかりと混ぜ合わせる。

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4 全体をしっかりと混ぜ合わせ終えたら、タッパーなどの容器に蓋をして、

冷蔵庫に入れ好みに合わせた仕上がり(漬かり具合)のになるよう、イクラを漬ける。

 

 

いくらの醤油漬け/漬け時間(目安)

どれくらい漬けるかは、人それぞれ好みが異なることから、

何を正しいとするかは難しい。

参考までに、

浅めに漬かった仕上がりのイクラの醤油漬けが好みなら2時間~3時間程度。

個人的には、イクラに漬け地を含ませるように、

一晩程度置き(冷蔵庫)、味をしっかりと馴染ませるように仕上げたイクラの醤油漬けを好む。

漬け時間については、参考程度(目安)と考え、

漬ける時間を短くし、漬け地とイクラを絡めるように食べる。

過度な漬け地を使わず、適度な漬け地に数時間イクラを漬けると、

イクラが漬け地を含み、ほぼ漬け地がタッパーなどの容器に残っていない。

漬ける時間を延ばすという表現だと、意味合いが異なってしまう。

一日程度置き、しっかりと味を馴染ませるなど、

好みに合わせてお試しください。

※しっかりと混ぜ合わせたイクラと漬け地の様子。

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いくらの醤油漬け仕上がりについて

※まず、下画像/一日程度置き、しっかりと味を馴染ませたイクラの醤油漬けをご覧ください。

漬け地をたっぷりと使い、イクラを漬けてしまうと、

過度に漬け地を含んだイクラは硬くなり、

漬け地でビチャビチャとしたような、仕上がりのイクラの醤油漬けになってしまう。

漬けているイクラと漬け地が別れない程度の量(イクラがヒタヒタと浸かる程度の量/

少量)の、漬け地にイクラを漬けることで、適度にイクラに漬け地を含ませることができる。

画像をご覧いただければ分かるように、漬け地が残らず、

一粒、一粒がふっくら/ぷっくりとしたイクラの醤油漬けに仕上げることができる。

味をみると分かるが、イクラ本来のしっかりと味わいと含ませた漬け地が口いっぱいに

広がるような、イクラの醤油漬けに仕上げることができる。

また、ぬるま湯や温めた塩水を使ってほぐしたイクラと、

ぬるま湯や温めた塩水を使わず、過度な熱を加えずにほぐしたイクラを食べ比べると、

ハッキリとした違いを確認することができると思うが、

ぬるま湯や温めた塩水を使ってほぐし、必要以上の漬け地で漬け過度に、

水分を含んだイクラを使い、仕上げたイクラの醤油漬けは、

口に入れ噛もうとすると、口の中で逃げるような、

皮などの硬いイクラになってしまう。

口の中でイクラを潰しても、イクラ本来の味わいを損なった味気ない、

漬け地の味がたったような仕上がりになってしまう。

一方、

ぬるま湯や温めた塩水を使わず、過度な熱を加えずにほぐし、

適度な量の漬け地に漬け仕上げた、イクラの醤油漬けは、

口に入れ上顎に舌で軽くイクラを当てるだけで、

潰れてしまうほど、皮などが柔らかなイクラに仕上げることができる。

それだけでなく、口の中でイクラを潰すと、しっかりとしたイクラ本来の味わいと、

適度に含んだ漬け地の味わいが溢れ出すように、口いっぱいに広がる。

個人的に理想とする【いくらの醤油漬け】に仕上げることができる。

※下画像/一日程度しっかりと置き味を馴染ませたイクラの醤油漬け

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※しっかりとイクラに漬け地を含ませるように、仕上げたイクラをすくっている様子。

適度な量の漬け地に、イクラを漬け仕上げることで、ビチャビチャと漬け地が残らない。

また、パンパンに皮が張ったようないくらではなく、ふっくら/ぷっくりとした仕上が

りのイクラの醤油漬けに仕上がっているのが分かる。

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※イクラの醤油漬けをすくい上げても漬け地が、

残っていないことを確認することができる。

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いくらの醤油漬け/食べ方

1 器に適量、イクラの醤油漬けを盛り付ける。

コツ!ポイント!

※人それぞれ好みや考え方、様々な作り方があり、

今までどのような作り方をしていたかは、

分からないが、仕上がりがどう違うのか味をみる。

イクラの醤油漬けの食べ方としては、

豪快に、イクラの醤油漬けをご飯にかけて食べる。

海苔にイクラの醤油漬けを巻き食べるなど、

好みに合わせてお試しください。

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どうでしょうか?

ぬるま湯や道具を使わず!

手早く簡単!効率よく生筋子の膜を取り除く!

イクラ本来の味わいを活かし!

イクラの旨みがしっかりと、皮が柔らかく、

イクラに漬け地を含ませるように、

適量の漬け地に漬け、イクラがふっくら。

ぷっくりとした醤油漬けに仕上げる!

まさに、絶品!【いくらの醤油漬け】!

この機会に是非、お試しください。

様々な野菜や魚介、肉/各種ホルモンなどの下処理/下ごしらえ/レシピ/食べ方

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おすすめ調理家電/調理器具

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それでは皆様、お付き合いありがとうございました!

また、宜しくお願いいたしますぅ。

【板前レシピ】秋刀魚(サンマ)の刺身の作り方/刺身の切り方

サンマの刺身が旨すぎる!刺身の飾り切りや飾り包丁、そぎ造り(へぎ造り)、コバのつけ方など、切りつけ(切り方)/レシピ/作り方など、まとめて徹底解説!

秋刀魚の刺身って食べたことないや。

旨いのかなぁ。

毎回、刺身を決まった切り方してる。

あしらい(掻敷/かいしき)を

それっぽく見えるように、盛り付けるから、

刺身の切り方は、特に気にしてないなぁ。

刺身の切りつけ(切り方)に興味はあるけど、

切りつけなんて分からないし。

普段適当に切って、適当に盛り付けてる。

うーん。なんかいい刺身の切りつけ(切り方)はないかなぁ。

なんて方が居るとか居ないとか。

ちょっと待った!

刺身の切りつけ(切り方)に、興味はあるけど、

切り方が分からない。切り方なんて知らない。

だから適当に切って、適当に盛り付けてる。

切りつけ(切り方)は、特に気にせず、

それっぽく切って、それっぽく、これでもかってくらいのあしらいを盛り付けてる。なんて方など、

料理は何が正しく、何が間違いなんてことはなく、自分が食べる方が、それをよいと思うのであれば、

それは、その人にとっての正解だと、

私は思うのであります。

が、しかし。

それらを否定する訳ではないのですが、

今までの経験や料理に対しての考え方などを含め、

個人的には、うーん。

それは、なしかなぁ。

と、思うのでございます。

ただ、食べられればよいというなら、

それでよいのかも知れないですが、

興味があって料理をするのに、

分からないから、知らないからやらない。

これは、かなりもったいないと、

私は思うのであります。

刺身を適当に切って、それっぽく見えるように、

あしらいをこれでもかってくらい盛り付ける。

これに関しては、なんと言ったらよいのか。

まず、何がメインなのかが大切で、

パッと見。華やかそうに感じても、

いざ料理を食べようと、メインとなる食材を見たとき、なんだこれ?

どれだけ飾ったところで、どれだけ高価な食材を使ったところで、メインとなる食材/料理が適当であれば、全てが台無しになってしまう。

飾りは飾り。メインを引き立たせてこそ。

意味がある。

当ブログで解説する際、特に意識しているのが、

メインとなる食材/料理が引き立つよう、

いかにシンプルに盛り付けるか。

料理は目で食べる。なんて言われることもありますが、それは間違いない。と、個人的にも思います。

が、しかし。

個人的な解釈としては、飾りは飾り。

メインとなる食材/料理を引き立たせてこそ。

目で【食べる】の【食べる】の言葉通り、

食べるのは食材/料理。

メインとなる食材/料理をいかに、引き立てるか。

いかに、メインとなる食材/料理を見栄えよく盛り付けるか。

が、最も大切なことだと思うのでございます。

おっと。またまた話が長くなってしまいました。

この話はこれくらいにして。

そこで今回!

秋刀魚の皮の引き方や、あしらい/掻敷を使わなくても、

見栄えよく盛り付けることができる。

様々な刺身の切りつけ(切りつけ方/切り方)、

秋刀魚の刺身の作り方/食べ方などについて、まとめて解説していこうと思います。

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秋刀魚(サンマ)/刺身の作り方(切り方/切りつけ方)

1 秋刀魚を捌き(三枚におろす)、骨を抜く。

※秋刀魚(サンマ)の水洗いや骨の抜き方など、

捌き方/おろし方(基本となる三枚おろしや大名おろし)について、詳しくはこちらをご覧ください。

秋刀魚(サンマ)のさばき方/おろし方

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秋刀魚(サンマ)/皮の引き方/皮の取り方

(1)皮の引き方/皮の取り方(頭側から尾側)

1 三枚におろし、骨を抜いた身の頭側(端)の皮を少しめくる。

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2 皮側を下に向けて置く。

少しめくった皮を押さえ、包丁の刃または、背を皮から浮かせないようにピタリと当てる。
包丁を皮に沿わせて頭側から尾側に向かって、

皮から身を剥がすように皮を引いていく。

コツ!ポイント!

※皮に当てる包丁についてだが、

包丁の刃または、背を使い皮を引く。

個人的には、皮を引く際、刃を使うか背を使うかは、どちらでもよいと考える。

皮を引く際、刃を使うよりも、背を使った方が、

皮を切りずらい。

好みに合わせて、お試しください。

※頭側の少しめくった皮の端を押さえ、皮にピタリと包丁を当てる。

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※包丁を皮にピタリと当て、包丁をスーと流すように、頭側から尾側に向かって皮を引く。

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※頭側から尾側に向かって、皮から身を剥がすように、一気に皮を引く。

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※包丁の背を使うと、皮を切らずに引きやすい。

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※皮を引き終えた様子。

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(2)皮の引き方/皮の取り方(尾側から頭側)

1 皮側を下に向けて置く。

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2 端付近の身に、皮一枚残すように、切り目を入れる。

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3 包丁の刃または、背を皮にピタリとつけ、

尾側から頭側に向かって、皮から身を剥がすように皮を引いていく。

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※皮から包丁を浮かせないよう注意する。

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※皮から身を剥がすよう、一気に皮を引いていく。

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※皮目を綺麗に皮を引くポイントとしては、

とにかく、皮から包丁を浮かせないことを意識する。

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※皮を引き終えた様子。

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刺身/そぎ造り(へぎ造り)/切り方

(1)そぎ造り(へぎ造り)

1 皮目を上に向けて、斜めに角度をつけて置く。

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2 身の端を少し落とし、形を整える。

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3 包丁を寝かし(倒し)スーと流すように切りつける(削ぎ切り)。

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※皮目を上にして、切りつけした【そぎ造り/へぎ造り】の様子。

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(2)そぎ造り(へぎ造り)/小刃付き(こばつき)

1 皮目を下に向け、斜めに角度をつけて置く。

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2 身の端を少し落とし、形を整える。

コツ!ポイント!

※コバをつけて、そぎ造り(へぎ造り)にする場合、

切りつけるときと同様に、形を整える必要がある。

端を切り外す直前で、寝かしていた(倒していた)包丁を立て、身を切り外す。

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※端を少し切り外す直前に、包丁を立てて切り外す。

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3 包丁を寝かせ(倒し)、そぎ切りする。

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4 身を切り外す直前に、包丁を立てる。

切り外す際、立てた包丁の刃先を使い、

真っ直ぐ手前に引くように、身を切り外す。

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※コバ(角を立たせた)をつけて切りつけた、切り身の様子。

コバをつけることで、切り口(断面)に、

段差がついたような切り身になる。

コバをつけることで、切り外した部分に角ができ、

皮目の輪郭をハッキリ(際立たせる)とさせることができる。

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※コバをつけた切り身の様子。

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刺身/飾り包丁(かざりぼうちょう)/切り方

(1)飾り包丁(かざりぼうちょう)

1 皮目を上に向けて、置く。

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2 表面に包丁で浅く、切り目を入れる。

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※皮目に浅く、切り目を一本入れた様子。

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3 皮目に浅く、切り目を二本入れた様子。

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※飾り包丁を入れ、適度な大きさに切る。

表面に丸みをつけるように、重ねる(盛り付ける)ことで、切り目を際立たせることができる。

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(2)飾り包丁(かざりぼうちょう)/鹿の子造り(かのこづくり)

1 皮目を上に向けて置く。

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2 皮目の端から、斜めに浅く切り目を入れていく。

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※皮目の端から切り目を入れている様子。

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※斜めに浅く切り目を入れ終えた様子。

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※斜めに浅く切り目を入れ終えたら、

再度、端から交差するように、斜めに浅く切り目を入れる。

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※皮目に浅く格子状(鹿の子)に、切り目を入れ終えた様子。

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※皮目に格子状(鹿の子)の切り目を入れ、

適度な大きさに切る。

表面に丸みをつけるように、盛り付ける(重ねる)ことで、格子状に入れた切り目を際立たせることができる。

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刺身/飾り切り/切り方

木の葉造り(このはづくり)

1 皮目を上に向けて置く。

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2 大きさや好みにより異なるが、六等分程度に切る。

コツ!ポイント!

※個人的にサンマを使って木の葉造りにする場合、

仕上がりのイメージ(見栄えなど含め)を考慮し、

片身(1/2)を使う。

※参考までに、木の葉造りの基本的な切り方(等分に切る方法)

例として、細魚(サヨリ)を一尾使う場合、

皮目を上にして、上身と下身の左右を揃えて重ねる。

重ねて上に置いた身を少し手前にずらす。

半分に切る(上身と下身/計二枚→四枚)。

同様に、少し手前にずらすように重ねる。

半分に切る(四枚→八枚)。

同様に、少し手前にずらすように重ねる。

半分に切る(八枚→十六枚)。

手前にずらすように、重ねて切った切り身を倒す。

左右の身を合わせて、木の葉の形に整える。

木の葉の形に整えると【木の葉造り】

藤の花の形に整えると【藤造り】

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3 切り身を少し手前にずらすように重ね置く。

コツ!ポイント!

※切り身をどの順で、重ね置くかについてだが、

個人的には、仕上がりを考慮し、

尾側の身(奥/下)から頭側の身(手前/上)になるように重ね置く。

好みに合わせて、お試しください。

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4 手前にずらすように、重ねた切り身を縦半分に切る。

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5 半分に切った身を左右に倒す。

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6 左右に倒した身を合わせ、木の葉の形に整える。

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秋刀魚(サンマ)の刺身/盛り付け/食べ方

1 器に、各種切りつを見栄えよく盛り付ける。

コツ!ポイント!

※食べ方としては、生姜醤油をつける。

薬味に刻んだネギを使うなど、

好みに合わせて、お試しください。

※切りつけを変えることで、あしらい(掻敷/かいしき)を使わなくても、見栄えよく盛り付けることができる。

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どうでしょうか?

同じ魚の刺身でも、切り方(切りつ)一つで、

まるで別物!?

今回はこう切ったけど、

次はこんな切り方にしよう!

うーん。

せっかくなら、これとこれを組み合わせてみよう!

てな感じで、料理がさらに楽しくなること間違いなし!?

この機会に是非、お試しください。

様々な野菜や魚介、肉/各種ホルモンなどの下処理/下ごしらえ/レシピ/食べ方

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それでは皆様、お付き合いありがとうございました!

また、宜しくお願いいたしますぅ。

【板前レシピ】なめろうのレシピ/作り方

アジ、イワシ、サンマなど様々な魚で作れる!【なめろう】のレシピ/作り方、ネギや生姜を簡単にみじん切りにする方法など、まとめて徹底解説!

鯵、鰯、秋刀魚など、刺身や塩焼き以外で、

美味しい食べ方ないかなぁ。

なめろうってなに?

なめろうって美味しいのかなぁ。

どうやって作るんだろう?

なんて方が居るとか居ないとか。

ちょっと待った!

サンマ、アジ、イワシなど、

塩焼きや刺身も確かに旨い!

が、しかし。

鮮度がよく、刺身で食べることができる、

サンマ、アジ、イワシなどと、

ネギや生姜、味噌を合わせて作る。

【なめろう】が、これまた旨い!

そこで、今回!

鮮度がよく、刺身で食べることができるサンマ、アジ、イワシなど、様々な魚使って作ることができる!

なめろうのレシピ/作り方や、ネギ(長ネギ)や生姜を簡単にみじん切りにする方法(切り方)など、

まとめて解説していこうと思います。

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なめろうの作り方

1 鮮度がよく、刺身で食べることができる、サンマ、アジ、イワシなどの魚を三枚におろす(捌く)。

骨を取り除き、皮を引く。

※刺身で食べることができる状態にする

※解説では、鮮度がよく刺身で食べることができる、サンマを使用しています。サンマの捌き方/おろし方について詳しくは、

こちらをご覧ください。

秋刀魚(サンマ)のさばき方/おろし方

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長ネギ(ネギ)の切り方(みじん切り)

1 ネギを洗い、しっかりと水気を拭き取る。

ネギの根元を切り落とす。

ネギに数本切り目を入れる。

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※切り目を入れた様子。

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※向きを変え、切り目を入れる。

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※切り目を数本入れ終えた、ネギの様子。

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2 ネギに切り目を入れたら、そのままの向きで、

ネギを刻む。

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※数本切り目を入れて、ネギを刻むことで、

簡単にみじん切りにすることができる。

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生姜(しょうが)の剥き方/切り方(みじん切り)

1 生姜を洗い、水気をしっかりと拭き取る。

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2 生姜の皮を剥く。

コツ!ポイント!

※包丁で皮を剥いてもよいが、スプーンで皮を掻くよ剥き取ることで、無駄なく簡単に生姜の皮を剥くことができる。

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※皮を剥き終えた生姜の様子。

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3 生姜を薄く切る(スライス)。

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4 薄く切った生姜を重ね、刻んでいく。

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5 向きを横に変えて置く。

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6 横に向けて置いた生姜を刻む。

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※簡単に、生姜をみじん切りにすることができる。

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なめろうにするときの刺身(魚)の切り方(叩き方)

1 刺身(魚)を横に向けて重ね置く。

端からなるべく細く切る。

コツ!ポイント!

※この段階で必ずしも、細く切る必要はないが、

なるべく、細く切っておくとその後の効率がよい。

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2 切り終えたら、包丁で細かく叩く(刻む)。

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※刺身(魚)を細かく刻んでいる様子。

全体をまんべんなく刻む。

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※刺身(魚)をある程度細かく叩く(刻む)。

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3 ある程度、細かく叩いた(刻んだ)刺身(魚)に、みじん切りにした、ネギと生姜を乗せる。

コツ!ポイント!

※みじん切りにした、ネギや生姜をどれくらい使うかについてだが、どれくらいが正しいかは、好みにより人それぞれ異なる。

自分の好みに合わせた量を使う。

慣れてしまえば、感覚でまとめて入れてもよいが、

初めて作る場合など、一度にまとめて入れずに、

味を見ながら足していくように調整する。

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4 みじん切りにした、ネギと生姜を合わせるように、再度、全体をまんべんなく細かく刻む。

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5 バラけていた全体に、まとまりがつくくらいまで、刻んだら味噌を乗せる。

コツ!ポイント!

※味噌をどれくらい使うかについてだが、

どれくらい使うかは、ネギや生姜と同様に、人それぞれ異なる。

せっかく自分で作るのに、人の好みに合わせて作る必要はない。

足りない(味噌が薄い)ようなら、足せばよいが、

味が濃い(味噌が多い)と、感じる仕上がりになってしまっては、もともこもない。

一度にまとめて入れずに、初めて作る場合など、

味をみながら、調整するようにするとよい。

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6 味噌が全体に、まんべんなく合わさるよう、

途中、包丁で裏返すなどしながら、叩く(刻む)。

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※しっかりと味噌が全体に、まんべんなく合わせるように叩く。

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なめろう/盛り付け/食べ方

1 器に、あれば大葉を敷く。

その上に、なめろうを見栄えよく盛り付ける。

好みで、刻んだネギを天に乗せる。

コツ!ポイント!

※そのままでも、もちろん。

少し炙っても、また違った、

なめろうを味わうことができる。

好みに合わせて、お試しください。

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どうでしょうか?

サンマ、アジ、イワシなど、塩焼きや刺身も確かに旨い!

が、しかし。

サンマ、アジ、イワシなどを細かく叩いて(刻んで)、ネギや生姜と味噌を合わせて作る。

【なめろう】が、これまた旨い!

解説ではサンマを使った、

なめろうのレシピ/作り方でしたが、

アジやイワシなど、様々な魚を使って、

旨い!美味しい!【なめろう】を作れる!

この機会に是非、お試しください。

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【板前レシピ】魚の串の打ち方(片づま折り/両づま折り)

魚の串の打ち方(片褄折り/両褄折り)について、徹底解説!

魚の串の打ち方?

何か変わった打ち方とかあるの?

この間、焼き物頼んだら片側がくるんと、丸くなってたんだけど、あれは何だろう?

両側が丸まってるのもあったなぁ。

どうやって串を打てば、いいんだろう?

何て方が居るとか居ないとか。

まず、片褄折りや両褄折りについて説明すると、

片褄折り(かたづまおり)とは

捌き終えたカマスやサンマなどの、

身が細長い形をした魚に多く使われる、串の打ち方

身の片側を折り込むように、串を打つ。

両褄折り(りょうづまおり)とは

捌き終えたカマスやサンマなどの、

身が細長い形をした魚に多く使われる、串の打ち方

身の両側を折り込むように、串を打つ。

そこで、今回!

以前、解説した三枚おろしを済ませたカマスを使って、魚の串の打ち方【片褄折り】【両褄折り】について、解説していこうと思います。

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魚の串の打ち方(片褄折り/両褄折り)

1 魚をおろし、骨を抜く。

※魚の捌き方(三枚おろし/おろし方)や魚の骨(小骨)の抜き方について、詳しく解説している記事がありますので、そちらをご覧ください。

カマスの捌き方/おろし方

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骨(小骨)の抜き方

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魚の串の打ち方について

それらしい形に、適当に串を打てばよい訳ではない。

基本的な串の打ち方として、串はただ真っ直ぐ打つのではなく、串の打ち初め(焼くときに手前側になる方)は狭く、打ち終えた串の先(焼くときに奥側になる方)は広くなるように、串を打つ。

イメージとしては、持ち手側を上に向けて置き、

串を見たとき、漢字の八の字になるように、串を打つ。

串を打つ位置については、極端に皮側に串を打ってしまうと、焼いているときに皮が重みに耐えきれず、崩れてしまう。

また、極端に身の表面近くに串を打つと、焼いているときに重みに耐えきれず、崩れてしまう。

身の真ん中辺りに合わせて、しっかりと串を打つこと。

その他の注意点としては、人それぞれ考え方があり、否定する訳ではないが、特に気にもせずに、

皮に串を打つ方も居る。

個人的には、盛り付けたとき目につく部分には、

基本的に串を打たない。

理由としては、目につく部分(皮部分など)に串を打つことで、その部分に穴があいてしまう。

焼きあげて串を抜くと穴が目立ち、仕上がりの見栄えを損なう。

身の薄い魚など、身がほとんどなく、

串を打つ場所がない場合などを除き、

盛り付けたとき目につく部分には、極力、串を打ち穴をあけないようにする。

これらを防ぐ意味でも、しっかりと魚を捌く必要がある。

※身割れや身を崩さずに捌く/腹骨を切り外すとき腹骨に身をつけずに身をしっかりと残す/身を崩さず、身割れをさせずに綺麗に骨を抜くなど。

 

 

魚の串の打ち方/片褄折り(かたづまおり)

1 身の片側を折り返すように、くるんと丸め串を打つ。

コツ!ポイント!

※上記にもあるように、

極力、盛り付けたときに、目につく部分には串を打たない。

串は真っ直ぐではなく、串の先が広がるように打つ。

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※串を打ち終えた様子(片褄折り)

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魚の串の打ち方/両褄折り(りょうづまおり)

1 身の両側を折り返すように、くるんと丸め串を打つ。

コツ!ポイント!

※コツやポイントについては上記、片褄折りと同様。

ただし、両褄折りは両側を折り返すように、串を打つため、両側を折り返した状態で、串を打ちずらいようなら、片側ずつ串を打つなど、するとよい。

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※串を打ち終えた様子(両褄折り)

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どうでしょうか?

魚に串を打つ。ただそれらしく、

適当に串を打てばよい訳ではなく、

料理を綺麗に仕上げるには、しっかりとした串の打ち方があるのでございます。

簡単なようで、実はかなり奥深い。

魚の串の打ち方。

この機会に是非、お試しください。

カマスの刺身や炙り(あぶり)の作り方

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カマスの一夜干し(干物)/レシピ/作り方

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様々な野菜や魚介、肉/各種ホルモンなどの下処理/下ごしらえ/レシピ/食べ方

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それでは皆様、お付き合いありがとうございました!

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【板前レシピ】カマスの刺身や炙り(あぶり)/レシピ/作り方

カマスの刺身や炙り(あぶり)のレシピ/作り方、刺身や炙りの切り方(切りつけ方)など、まとめて徹底解説!

カマスって干物や塩焼きで食べるんじゃないの?

カマスの刺身って旨いの?

カマスの炙りって旨いの?

カマスの刺身ってどうやって切るんだろう?

カマスの炙りの作り方や切り方は、どうするんだろう?

なんて方が、居るとか居ないとか。

ちょっと待った!

いやいや。確かにカマスの干物や塩焼きは旨い。

が、しかし。

カマスの刺身や炙りが、これまた旨い!

そこで、今回!

カマスの刺身や炙り(あぶり)の作り方、

カマスの刺身や炙りの切り方(切りつけ方)、

盛り付け方や食べ方など、まとめて解説していこうと思います。

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カマスの刺身/作り方

1 カマスを捌き(おろし)、おろした身の骨を抜くなどの処理を済ませる。

※カマスの捌き方/おろし方や骨の抜き方について、画像つきで解説した記事がありますので、詳しくはそちらをご覧ください。

カマスの捌き方/おろし方

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骨(小骨)の抜き方

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カマスの捌き方の流れ

(1)ウロコを取る(落とす)。

(2)頭を落とし、腹を開いて内臓を取り除く。

(3)流水を当て、残った内臓や血合をしっかりと落とし、水気を拭き取る。

(4)水洗いを済ませたカマスを三枚におろす。

(5)おろし終えた身(上身/下身)の腹骨を切り外す。

(6)おろし終えた身(上身/下身)の骨を抜く。

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カマス/皮の引き方/取り方(1)

1 尾側を左に向けて置き、尾側の端付近の身に、

包丁で皮一枚残すように、切り目を入れる。

2 片方の手で、皮の端を押さえ(摘まみ)、

切り目から包丁を入れる。

包丁をピタリと皮に当て、皮に沿わせるように、頭側に向かって皮を引いていく。

コツ!ポイント!

※包丁の刃を外に向けて(自分から包丁を離すように)、皮を引く皮の取り方(引き方)を外引きという。

また、包丁の刃を内(自分側)に向けて、皮を引くやり方を内引きという。

※カマスのように、皮の薄い(皮が切れやすい)魚の皮を引く場合、外引きで皮を上手く引くには、

慣れが必要になる。

カマスの皮を引くとき、外引きでは上手く皮を引けない。

難しいと感じるのであれば、下記にある皮の引き方をお試しください。

※包丁は、皮にピタリとつけるようにすること。

皮から包丁を浮かせると、皮と一緒に身も引いてしまう。

また、包丁の刃を皮に向けてしまうと、皮を切ってしまう。

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※カマス/皮の引き方/取り方(1)

外引きで、皮を引き終えた様子。

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カマス/皮の引き方/取り方(2)

1 尾側を右に向けて置く。

コツ!ポイント!

※(2)の皮の引き方は、尾側の端の皮を押さえ(摘まみ)内側に向かって、皮を引く一般的な内引きとは、少し異なる内引きといえる。

カマスのように皮が薄く、皮が切れやすい魚の皮を引く場合、初めての方や魚の扱いに慣れていない方など、皮を押さえて(摘まむ)皮を引くと、

包丁で皮を切ってしまうだけでなく、

皮を押さえようと、強く皮を引っ張ってしまうなどが原因で、皮を切ってしまう。

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2 尾側の端付近の身に包丁で、皮一枚残すように切り目を入れる。

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3 皮一枚残すように入れた、切り目に包丁を入れ、皮にピタリと包丁をつける。

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4 皮を押さえず(片方の手で皮を摘まむなどせず)に、包丁をまな板(皮)から浮かせないよう注意して、上下(奥、手前)に動かしながら、頭側に向かって皮を引いていく。

コツ!ポイント!

※片方の手で、皮を押さえなくて大丈夫なの?

と、感じる方も居るかとは思うが、

カマスの皮を引くとき、皮を手で押さえなくても、

皮がピタリとまな板につくような状態になり、

皮がズレてしまうなどせずに、

皮を切らずに引くことができる。

皮を押さえたり、摘まんだりせずに皮を引くことで、皮が切れずらく、身に皮を残さず、皮を取り除くことができる。

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※皮を押さえずに、皮にピタリと包丁を当て、上下に動かしながら、頭側に向かって皮を引いている途中の様子。

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※下画像のように、まな板にピタリと皮がはりついたような状態になり、皮を手で押さえなくても、

皮がズレるなどせずに、皮を引くことができる。

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※皮を引き終えた様子。

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カマスの刺身/大きさを揃えやすくする方法/切り方(切りつけ方)

1 カマスの皮目(皮側)を上に向けて置き、そのまま真っ直ぐ好みの大きさに切る。

コツ!ポイント!

※慣れてしまえば、大きさを揃えて、端から切ることもできるが、

初めての方や、慣れていない方など、端から大きさを揃えて切ったつもりでも、

最後に残った切り身が、大きくなってしまったり、小さくなってしまったり、

切り身の大きさにズレやバラつき出てしまう。

例えば、四等分や六等分に、大きさを揃えて切る場合、

そのまま端から切っていくのではなく、

イメージとしては、

大きさを揃えて切る(対象となる)、

カマスを小さくしてから、等分に切ることで、

目測(目安)をつけやすくすることができる。

まず、カマスを半分(真ん中)に切る。

その後、半分に切ったカマスを二等分、

三等分に切ることで、大きさにズレが出にくく、

揃えて切ることができる。

好みに合わせてお試しください。

※下画像/半分に切っている様子。

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※半分に切った片側の身を半分に切っている様子。

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※半分に切った、もう片方の身も同様に切る。

このように、大きさを揃えて切る対象を

小さくすることで、目測(目安)をつけやすくすることができる。

しっかりと切り揃えることで、カマスの刺身を

見栄えよく仕上げることができる。

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カマスの刺身/盛り付け/食べ方

1 器に、大葉を敷き見栄えよく、カマスの刺身を盛り付ける。

好みでわさびを適量、手前に盛り付ける。

コツ!ポイント!

※解説では、メインとなるカマスの刺身をシンプルに盛り付けているが、季節に合わせたあしらい(掻敷/かいしき)、葉(仮に、口に入れてしまったとしても害のない葉)などを盛り付けてもよい。

ただし、メインとなるのはカマスの刺身。

メインが引き立つよう、バランスを考えて盛り付けること。

食べ方としては、好みで土佐醤油(刺身醤油)、醤油をつけて食べる。

※土佐醤油(刺身醤油)について、詳しくはこちらをご覧ください。

土佐醤油/刺身醤油の作り方

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カマスの炙り(あぶり)/作り方

1 バットなどに、カマスの皮を上に向けて並べ置く。

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2 皮全体に塩を軽く(薄く)均一に振りかける。

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3 バーナーで皮を炙る。

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4 全体に適度な焼き色(焼き目)つけるように、皮を焼きあげる。

コツ!ポイント!

※皮をバーナーで炙る。

または、皮に火を当て皮を焼くなどして、

カマスに限らず、皮の薄い魚など、

皮を香ばしく焼きあげ、炙り(あぶり)にすることで、刺身とはまた違った味わいを楽しむことができる。

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5 キンキンに冷やした冷水(氷水)に、皮を焼いたカマスを入れ、一気に冷ます。

コツ!ポイント!

※皮を焼いたカマスを冷まずに、そのまま食べても、

また違った、カマスの炙りを味わうことができる。

冷水を使い、しっかりと冷ます理由としては、

余熱が身に入らないようにするため。

好みに合わせて、お試しください。

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6 しっかりと冷ましたら、布巾やキッチンペーパーを使い、しっかりと水気を取り除く。

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※キッチンペーパーで、カマスの炙りを挟むように、

水気を取り除いている様子。

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カマスの炙り(あぶり)/切り方(切りつけ方)

※下画像/カマスの炙り(あぶり)皮側

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1 カマスの炙りの皮側を下に向け、斜めに角度をつけるように置く。

コツ!ポイント!

※横に向けて真っ直ぐに切っていく(削ぎ切りなど)ことが、

悪いという訳ではないが、

特に、カマスなどのような、細長い形をした魚を切

る場合、横に向けて置き、そのまま真っ直ぐに切っ

てしまうと、切り身が短くなり、一切れ一切れが、

小さな(細かな)切り身になってしまう。

斜めに角度をつけて置く。

斜めに角度をつけて切る。

などをすることで、切り身を大きく(長く)、

切ることができる。

好みに合わせてお試しください。

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2 端を少し切り落とし、形を整える。

このとき、そのまま削ぎ切りを済ませるのではなく、身を切り外す直前で、寝かせて(倒して)いた包丁を立てて切り外す。

※端の部分を少し切り落としている様子。

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※切り外す直前で、寝かせて(倒して)いた包丁を立てた様子。

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※端の部分を切り終えた様子。

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3 カマスに包丁(刃)を寝かせて(倒して)、当てる。

コツ!ポイント!

※身に厚みがある魚を切る場合、

真っ直ぐ切ったとしても、適度な大きさの切り身に、切ることができるが、

身の薄い魚を真っ直ぐに切ってしまうと、切り身一枚一枚が細かな(小さな)切り身になってしまう。

包丁を寝かせ(倒し)、削ぎ切りにすることで、切り身を大きく切ることができる。

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4 包丁(刃)全体を使い、スーっと流す流すように、削ぎ切りする。

切り外す直前で、包丁を立て身を切り外す。

コツ!ポイント!

※切り方のイメージとしては、包丁をスーっと流すように、刃元付近から切り初め(身に包丁を入れ)、包丁(刃)全体を使い、切り外す直前で、

包丁を立て、刃先で身を切り外すように切る。

※包丁を寝かせた(倒した)まま、身を切り外すと、

断面が平らな切り身になる。

切り外す直前に包丁を立てて、身を切り外すことで、切り身の断面に段差をつけることができる。

切り身に段差(コバ)をつけることで、角が立ち(角をはっきりと目立たせる/角を際立たせる)、そのまま削ぎ切りにした、平らな切り身と、仕上がりに違いをつけることができる。

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※包丁全体を使うように、スーっと流すように、

身を切り進めている様子。

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※身を切り外す直前に包丁を立て、刃先を使うように、身を切り外している様子。

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※身を切り外す直前に、包丁を立てコバ(切り身に段差をつける)をつけることで、

切り終わり部分の輪郭をはっきりと(際立たせる)、させることができる。

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カマスの炙り(あぶり)/盛り付け方

1(1)器に大葉などを敷き、一枚、一枚、見栄えよく盛り付ける。

※例/切る→盛る→切る→盛る。

1(2)切りながら盛り付けのイメージに合わせて、盛り付ける分の切り身を整えて重ね置く。

器に敷いた大葉の上に、見栄えよく盛り付ける。

※例/切る→切り身を整えて重ね置く→切る→切り身を整えて重ね置く→盛り付ける分の切り身を整えて重ね置く→そのままの状態で、まとめて盛り付ける。

コツ!ポイント!

※盛り付ける量(器の数/枚数)が多い場合や、

器を置く(並べる)スペースがない場合などは、

先に、盛り付けに使う分を切りつける。

上記(2)のやり方。

※盛り付ける量(器の数/枚数)が少ない場合や、

一皿ずつ仕上げる場合、器を置く(並べる)スペースがある場合などは、上記(1)のやり方。

にするなど、好みや状況に合わせてお試しください。

※上記(1)切りつけながら一枚、一枚、器に盛り付けている様子。

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※一枚、一枚、見栄えよく盛り付けた様子。

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※カマスの炙りを全て削ぎ切りにせずに、切り方(切りつけ)を変えると、盛り付けに変化をつけることができる。

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※皮側を上に、大きさを揃え、真っ直ぐに切りつけている様子。

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※カマスの炙りを盛り付け終えた様子。

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カマスの炙り(あぶり)/食べ方

※紅葉おろしやネギとポン酢。

ワサビと醤油や土佐醤油(刺身醤油)。

など、好みに合わせて、お試しください。

※ポン酢の作り方について、詳しくはこちらをご覧ください。

ポン酢の作り方

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どうでしょうか?

うーん。

カマスは干物や塩焼きなどの焼き物も旨い!

が、しかし!

刺身や炙りもこれまた旨い!

この機会に是非、お試しください。

カマスの一夜干し(干物)/レシピ/作り方

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様々な野菜や魚介、肉/各種ホルモンなどの下処理/下ごしらえ/レシピ/食べ方

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それでは皆様、お付き合いありがとうございました!

また、宜しくお願いいたしますぅ。

【板前レシピ】カマスのさばき方/おろし方/食べ方

カマスのさばき方【三枚おろし】おろし方について徹底解説!

どうやって、さばいたらいいんだろう?

カマスの捌き方/おろし方が分からない。

カマスを自分で捌いて、料理したいなぁ。

自分でカマスを三枚おろしにするのは、難しそうだしなぁ。

わざわざ、自分で捌くことないかぁ。

なんて方が、居るとか居ないとか。

ちょっと待った!

カマスを自分で捌く。

最高!

自分で1からカマスを捌いて料理する。

最高!

難しいか難しくないかは、実際やってみれば分かること。

カマスを1から捌いて、料理したら旨さ倍増!

間違いなし!?

そこで、今回!

カマスの捌き方、水洗いなどはもちろん!

カマスの【三枚おろし】おろし方について、解説していこうと思います。

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カマス/捌き方

1 カマスの表面についた、汚れなどを洗い落とし、

布巾などで、しっかりと水気を拭き取る。

カマスに包丁を立てる(垂直)ように当て、

尾側から頭側に向かって動かし、ウロコを取り除く。

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※尾の付け根付近から、しっかりとウロコを取り除いていく。

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※背ビレ付近など細かな部分は、包丁の刃先を使うとよい。

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※尻ビレ付近などの細かな部分も、しっかりとウロコを取り除く。

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※裏返し、同様にウロコを取り除いている様子。

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カマス/カマ上/カマ下とは

カマとは

胸ビレ付近(胸ヒレと頭の間付近)の部分

カマ上とは

頭と胴体の付け根付近から胸ビレの手前付近

カマ下とは

胸ヒレ付け根付近(胸ビレを立て胴体よりの付け根付近)

カマス/胴体からカマを外しておろす場合(カマ下)

1 腹ビレの下に内臓を傷つけないよう、浅く包丁で切り目を入れる。

※解説では先に腹ビレの付け根に切り目を入れているが、切り目を入れる順については、自分の捌きやすいと感じる流れに合わせればよい。

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※腹ビレ付け根付近に、浅く切り目を入れた様子。

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2 内臓を傷つけないよう包丁で浅く、

頭の付け根付近から、腹ビレの付け根付近に入れた切り目を線で繋ぐように、斜めに切り目を入れる。

コツ!ポイント!

※内臓のある部分は、なるべく内臓を傷つけないよう浅く切り目を入れるようにする。

頭の付け根付近は、中骨に包丁が当たるように、

しっかりと包丁を入れるようにする。

※カマス頭付け根付近の画像。

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※頭付け根付近と、腹ビレ付け根付近に入れた、

切り目を繋ぐように、切り目を入れている様子。

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※内臓を傷つけないよう浅く、斜めに切り目を入れた様子。

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※頭の付け根付近は、中骨までしっかりと包丁を入れるとよい。

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※カマスを裏返し、同様に切り目を入れる。

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※先に斜めに入れた、切り目の位置に合わせるように、切り目を入れる。

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3 切り目を入れたら、中骨を切り落とす。

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4 尻ビレ付近に小さな穴(肛門)がある。

肛門に包丁の刃先を入れ(逆さ包丁)、腹を切り開く。

コツ!ポイント!

※腹を開くとき逆さ包丁で、腹を開くのが難しい/やりずらいようであれば、頭側から腹を切り開いてもよい。

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※逆さ包丁で腹を切り開いている様子。

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※腹を切り終えた様子。

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5 中骨に包丁を当て、中骨についた血合を掻き取るように内臓を腹から取り出す。

コツ!ポイント!

※無理に血合と内臓を腹から取り出そうとすると、身を傷つけてしまう(身を崩してしまう)恐れがある。

初めての方など、魚の扱い方に慣れるまでは、

腹を軽くめくりながら、頭を尾側に引くように、

腹から内臓を取り出すとよい。

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※中骨に包丁を当て、血合を掻き取るように、腹から内臓を取り出している様子。

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※腹から内臓を取り出し終えた様子。

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6 腹から内臓などを取り出し終えたら、

流水に当てながら、残った血合や内臓などをしっかりと取り除く。

布巾などを使い、しっかりと水気を拭き取る。

※残った内臓や血合などの落とし方については、

下記にあるカマス/胴体にカマを残しておろす場合(カマ上)にて、画像つきで詳しく解説しています。

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カマス/胴体にカマを残しておろす場合(カマ上)

1 頭の下側にある、胴体と頭側を繋ぐ部分と、

下側のエラの付け根を一緒に切り外す。

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※頭側と胴体を繋ぐ部分(細い部分)と、下側のエラの付け根を一緒に切り外した様子。

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2 頭の付け根付近(上側)のエラの付け根を切り外す。

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※エラの付け根(上側/下側)を切り外し終えた様子。

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3 尻ビレ付近にある小さな穴(肛門)に、包丁を入れ(逆さ包丁)腹を切り開く。

※頭側から腹を切り開いてもよい。

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※腹を切り開いた様子。

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4 エラをつまみ、尾側に向かって引くように、

腹から内臓を取り出す。

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※エラと内臓を取り除いている様子。

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5 中骨に包丁を当て、中骨についた血合を掻き取るように取り除く。

コツ!ポイント!

※上記にあるように、この時点で無理に血合を取り除こうとすると、身を傷つけてしまう恐れがある。

初めての方など、魚の扱いに慣れるまでは、

中骨についた血合に、包丁で軽く切り目を入れておくとよい。

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※包丁で血合を取り除いている様子。

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※中骨についた血合を取り除き終えた様子。

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6 流水を当てながら、残った血合や内臓を取り除く。

コツ!ポイント!

※ササラなどを使わず、軽く爪を立てるようにして、残った血合などを取り除くこともできるが、

カマスや小さな魚など、歯ブラシを使うと手早く綺麗に、血合などを落とすことができる。

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※歯ブラシを使い、残った血合などを落としている様子。

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7 残った血合や内臓などを落とし終えたら、布巾などを使い、しっかりと水気を拭き取る。

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カマス/おろし方(三枚おろし)

1 水洗いを済ませたカマスを

頭側を右/腹を手前に向けて置く。

コツ!ポイント!

※魚をおろすとき、基本的に下身からおろす。

頭を左/腹を手前に向けて上側になる身が【上身】

頭を左/腹を手前に向けて下側になる身が【下身】

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2 尻ビレ付近から包丁を入れ、骨に沿わせるように、太く硬い骨(中骨)まで、しっかりと腹側の身を切り開く。

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※頭側から尾の付け根付近に向かって、腹側の身を切り進めている様子。

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※尾の付け根付近まで、切り進めた様子。

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※腹側の身を太く硬い骨(中骨)まで、しっかりと開いた様子。

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3 向きを変え背を手前に向けて置く。

尾の付け根付近から頭側に向かって、骨に沿わせて太く硬い骨(中骨)まで、背側の身をしっかりと切り開く。

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※尾の付け根付近から頭側に向かって、背側の身を切り開く。

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※背側の身を切り進めている様子。

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※背側の身を太く硬い骨(中骨)まで、しっかりと切り開いた様子。

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4 尾の付け根付近に包丁を入れる。

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5 片方の手で尾を押さえながら、包丁の下にある骨に沿わせて、下身と繋がった部分を切り外す。

コツ!ポイント!

※この時点で、下身と繋がっているのは、尾の付け根、太く硬いコブのような形をした骨(中骨)の頂上部分、腹骨。

骨に沿わせて、頭側に向かって包丁を進めることで、これらを切り外すことができる。

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※包丁を骨に沿わせて、頭側に向かってスーっと流すように切り進める。

そのまま腹骨も切り外すことができる。

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※尾の付け根付近以外の、下身と繋がっていた部分や腹骨を切り外した様子。

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※この時点で下身と繋がっているのは、尾の付け根付近。

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7 下身と繋がっている尾の付け根付近を切り外す。

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※下身をおろし終えた様子。

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8 カマスを裏返し、尾を左/背を手前に向けて置く。

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9 尾の付け根付近から包丁を入れ、骨に沿わせるように、太く硬い骨(中骨)までしっかりと、背側の身を切り開く。

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※背側の身を太く硬い骨(中骨)まで、切り開いた様子。

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10 向きを変え、頭側を左/腹を手前に向けて置く。

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11 尾の付け根付近から、骨に沿わせて、太く硬い骨(中骨)まで、しっかりと腹側の身を切り開く。

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※尾の付け根付近から、腹側の身を切り進めている様子。

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※腹側の身を太く硬い骨(中骨)まで、しっかりと切り開いた様子。

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12 尾の付け根付近に包丁を入れ、頭側に向かって、身と骨の繋がった部分を切り外す。

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※下画像辺りから頭側に向かって、腹骨がある。

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※包丁を骨に沿わせ頭側に向かって、そのまま腹骨を切り外す。

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※尾の付け根付近から包丁を入れ、身と骨の繋がっている部分を切り外し終えた様子。

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13 尾の付け根付近の、繋がった部分を切り外す。

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※下画像/三枚おろしを終えた様子。

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14 おろし終えた身についた、腹骨の先に合わせて包丁を入れる。

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15 骨に身をつけないよう、包丁を腹骨に沿わせて切り外す。

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※腹骨に包丁を沿わせて削ぐように、切り外すことで、腹側の身を無駄なくしっかりと残すことができる。

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※腹骨を切り外し終えた様子。

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※同様に腹骨を切り外す。

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※腹骨を切り外し終えた様子。

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16 身を上側に向けて置き、身の表面を指でなぞるように、骨がある部分を確認する。

骨抜きで骨をつまみ、頭側に向かって引くように、

骨を抜き取る。

※魚の骨(小骨)の抜き方について、画像つきで詳しく解説している記事がありますので、こちらをご覧ください。

魚の骨/抜き方

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どうでしょうか?

カマスを三枚におろす。

難しいか難しくないかは、人それぞれ感じ方が異なるので、何ともいえませんが、

コツやポイントが分かれば、

あれ?思っていたより簡単!?

と、感じること間違いなし!?

この機会に是非、お試しください。

カマスの刺身や炙り(あぶり)の作り方

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カマスの一夜干し(干物)/レシピ/作り方

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それでは皆様、お付き合いありがとうございました!

また、宜しくお願いいたしますぅ。